「5歳若返る!」メイク方法を紹介。

年齢を重ねるにつれて肌の悩みは増えていくものの、若いころと同じメイクをしているという人いませんか?

 

そのギャップが老け見えの原因になっている場合も…。 60代には60代に似合う上品ナチュラルメイクがあるので、年齢に応じたテクニックを覚えて今よりもっとキレイに。

 

教えてくれたのは……

 

シニア世代専門のプロフェッショナルたち。
系列の「えがお写真館(シニア・シルバー世代のフォトスタジオ)」では、シニア女性を驚くほど美しく撮ってくれると話題を呼び、全国から予約が多数。

 

 

出口理恵さん
(ヘア&メイクアップアーティスト)

女優のヘア&メイクや広告など幅広く活躍。トレンドを取り入れながら世代に合った等身大のメイクを提案する。
メイクに悩む女性に寄り添った丁寧なアプローチが好評。

目次(もくじ)

ベースメイク

メイク方法(60代前半)

メイク方法(60代後半)

〈お悩み別〉メイクで解消!

くすみ・目の下のくま

たるみ

ぼんやりライン

ツヤのなさ

 

【特集】今どき若返りメイク〈3選〉

明るさと影を強調してメリハリ

目元にポイントを置いてイキイキ!

ちょい太眉でキリッと感を

 

①ベースメイク〈5ステップで簡単!〉

 

顔そのものの印象を大きく左右する「肌」。若々しく見せるには「健康感」が大切です。
ごく自然なツヤと血色のよさをメイクで作るには? そのコツをプロが指南します!

〈1〉まずは日焼け止めをしっかりつける

「日焼け止めは夏になってから」では遅すぎます! 紫外線量は、もう4月から真夏と同レベル、と心して。紫外線を防ぐことは、肌老化を先延ばしにすること。
この先も若々しさを守るために、日焼け止めは必ずつけましょう。

 

肌になめらかにのびて、みずみずしい使い心地。SPF50+・PA++++。ウォーター フィール UVジェルa 2800円 / アユーラ

 

 

(左)夏の水分不足を補い、ハリ感まで与える。SPF50・PA++++。B.A プロテクター1万1000円 / ポーラ
(右)肌のくすみをカバーするピンクベージュ色。SPF50・PA++++。エルシア プラチナム テカリ防止下地 UV500 1700円 / コーセー

 

〈2〉下地は「オレンジ系」を選ぶ

肌色補正効果のある下地の中でも、60代におすすめなのが「オレンジ」。ベージュにほんのり赤みが入った色なので、血色のよい健康的な肌に見せてくれます。どんな肌の色にも合う色です。

 

 

↑暗く見えがちな場所に点置きに。指の腹を使って、顔の外側に向かってのばし顔全体になじませる。

 

 

密着してヨレにくい。SPF20・PA++。ソフィーナ プリマヴィスタ ディア 明るさアップ化粧下地(つややかタイプ)2800円 / 花王

 

 

(上)時間が経っても毛穴に落ちにくい。SPF25・PA++。リファイニングプライマー 6000円 / SUQQU
(下)毛穴を埋める&光でぼかして毛穴をカバー。SPF20・PA+。コフレドール カラースキンプライマー UV04 2800円 / カネボウ化粧品

 

〈3〉ファンデーションはパーツによって塗り方に強弱を

「カバーしたい」と思うあまり、ファンデーションを輪郭まで塗ると顔が大きく厚塗りに見えて、見た目年齢アップ。シミや毛穴など気になることがあるのは顔の中心部で、輪郭近くはきれいではありませんか?

 

中心部にだけファンデーションを塗り、その外側にはのばすだけで十分。この塗り方なら、自然な濃淡ができて立体感も生まれます。

 

60代ベースメイク

 

↑ファンデーションは、頬骨の高いところからあごへのラインまで(斜線部分)。それより外側(矢印部分)は指やスポンジに残った分をのばして。

 

 

ツヤとハリのある肌に見せる。SPF23・PA++。全4色。リサージ ボーテカラー メインテナイザー艶 1万2000円 / カネボウ化粧品

 

▼「色選び」も再チェックを!

 

60代ファンデーション

 

ファンデーションは、広げれば広げるほど白く見えます。そこで思ったよりも1トーン暗い色を選ぶのが若見えのコツ。自分の肌の色よりも白すぎると、老けて見えたり厚化粧に見えたりして損!

 

〈4〉コンシーラーで口角の下がりを補正

口角が下がっていると、不機嫌な表情に見えてしまいます。口角がキュッと上がった「にこやか顔」に変えるには、口角の下を明るい色でカバーするのが効果的。顔全体がリフトアップして見える嬉しいおまけも!

 

60basemake09

 

↑左右の口角の下にコンシーラーをつけ、指先で軽く叩いて色がわからなくなるまでなじませる。ぼやけてきた唇の輪郭を補正する効果も。

 

 

よく動くところに塗ってもヨレにくい高い密着性。SPF33・PA+++。ブライトアップファンデーションY-1 3500円 / カバーマーク

 

〈5〉ほうれい線はフェイスパウダーでぼかす

ほうれい線のすぐ上側、頬がふっくらしているところに明るいフェイスパウダーを。頬にハリが出て見え、その効果でほうれい線の影が目立たなくなります。ラメの入っていないものを選びましょう。

 

 

↑明るい色のフェイスパウダーかハイライトカラーをアイシャドウブラシなどの小さめのブラシに取り、ほうれい線の上側にひとはけ。

 

 

光を散乱させて肌を明るく見せるパウダー。くすみをカバーするオレンジ系。リタッチ プレスト パウダー02 6500円 / SUQQU

 

&

②メイク方法(60代前半)

 

■Before

眉毛が上手に描けないのと、まぶたのたるみ&口角が下がってきたのが悩みのタネです。

アイブロー

ブラウンとグレーの2色使いで自然に

眉のアーチが強めの場合、眉頭を少し高めにつくると◎。ブラウンとグレーの2色使いで、色ムラを補正。どんな髪色にも合うのでオススメ。

 

60代アイブロー

 

〈1〉 左右交互に少しずつ、眉頭をブラウンのペンシルで描き、左右の眉頭の高さを揃える。

 

60代アイブロー2

 

〈2〉 同様に眉尻まで左右対象に描く。眉尻までしっかり描くことで輪郭がほっそり見える。

 

60代アイブロー3

 

〈3〉 毛があるところとないところの色の差をなくすため、さらにグレーのペンシルで重ね塗り。

 

アイメイク

アイテープ使いで二重幅を調整して

もともと二重の人でもまぶたのたるみによって目元が重くなってくるので、アイテープで二重幅を調整して。瞳が輝き、目尻が引き上がって見える。

 

60代アイメイク

 

アイテープをもとの二重の線をまたぐようにつけて、二重幅を1~2mm大きくしてみて。

 

 

チーク

オレンジ系チークで自然に血色をアップ

日焼け肌にもなじみのいいオレンジ系のクリームチークをチョイス。耳前に余白があると輪郭が広がって見えるので、耳前まで入れて引き締める。

 

60代チーク

 

クリームチークを頬骨の高いところにつけ、そこを起点に外側に向かってつけ、指で優しくぼかす。

 

リップ

口角が上がるようにラインをきちんと描いて

唇の輪郭がぼやけてくるので、リップライナーで少し口角を上げるように輪郭を整えるのが大切。大人の落ち着きを感じさせるローズブラウンに。

 

60代リップメイク

 

リップライナーで輪郭を整えて、唇外側のくすみをカバー。その後リップカラーをブラシでのせる。

 

完成!

 

■After

〈ヘアスタイルのポイント〉
左右からドライして根元を起こし、サイドパートでトップに高さを、サイドを耳にかけ、もみあげだけ前に残して。

 

③メイク方法(60代後半)

 

■Before

眉と眉が離れてきたのと、まぶたがたるんで目が小さくなってきたのが気になります。

アイブロー

眉骨の正しい位置に眉を描くのがコツ

眉頭は目頭よりインサイドに入れること。さらに表情のクセなどによって眉の高さが変わってしまった人は、眉の高い部分をコンシーラーで消して。

 

60代アイメイク

 

〈1〉 眉頭はペンシルで描いたあと、ブラシでぼかしながら左右の眉頭を接近させるようにする。

 

60代アイメイク

 

〈2〉 眉の高い部分を剃ってしまうとすっぴんの時に恥ずかしいので、コンシーラーで消して。

 

アイメイク

まつ毛を持ち上げてぱっちり目を取り戻す

まぶたの重みでまつ毛が下がってきてしまうので、ビューラーとマスカラでしっかりカールアップ。アイシャドウを鼻筋の脇にものばして鼻筋を通して。

 

60代アイメイク

 

〈1〉 黒のアイラインを入れたら、ベージュのアイシャドウを二重幅に。そのまま鼻筋にもオン。

 

60代前半アイメイク

 

〈2〉 透明のマスカラ下、地を根元から均一にまつげにつける。薄くなってきたまつげにコシが出る。

 

60代前半アイメイク

 

〈3〉 カールアップタイプの黒マスカラをブラシをスライドさせながら根元から毛先までつける。

 

リップ

鮮やかなレッド系のふっくら唇で華やかに

少し鮮やかなリップカラーが似合うのはグレイへアならでは。柔らかさのあるレッド系リップをオーバー気味につけて、薄くなってきた唇をふっくらと。

60代リップメイク

 

輪郭をしっかり取るために、リップライナーで、オーバ一気味に描いてからリップカラーを。

チーク

耳前までのばして頬骨を目立たせない

こめかみと頬骨の下がくぼんできて頬骨が出ているように見えてしまっているので、肌なじみのいい色のクリームチークを耳前まで入れること。

 

60代前半アイメイク3

 

オレンジベージュのチークを耳前までのせると、頬骨の出っ張り感が目立ちにくい。

まぶたのたるみに「つけまつげ」を使う手も!

自まつげのように自然に仕上がる、目の中央が濃いナチュラルなタイプの「つけまつげ」をセレクトして。

 

 

まぶたがたるむと目が小さくなり、ぼんやりした印象に。「つけまつげ」をつけることで、まぶたを押し上げてくれるので、シニア世代にオススメのアイテムです。

 

完成!

 

■After

〈へスタイルのポイント〉フロント~トップに高さを出すため、サイドをタイトにコーミング。フロントもコームで立ち上げつつ流すと素敵。

 

④〈お悩み別〉メイクで解消!

60代になると色濃く表れる肌の色ムラやゆるみなどは、老け顔をもたらす元凶です。

そこで、厚塗り感ゼロ!のシンプルなメイクテクニックで、老けサインを払拭する方法を紹介します。

 

 

 

1.くすみ・目の下のくま

肌の透明感や血色のなさ、目元の影や色素沈着による目の下のくまなど、肌の色ムラが疲れた印象を与えることに。

 

2.たるみ

まぶたのたるみや、フェイスラインのもたつきが目立つ状態。顔がどんよりとして見るだけでなく、大きくも見えやすい。

 

3.ぼんやりライン

唇の山、口角など、唇の輪郭にメリハリがないと口元がだらしなく見えてお疲れ顔の原因に。血色やツヤのなさも元気なく見える。

 

4.ツヤのなさ

肌以上に、老けアピール度大なのが髪のツヤのなさ。パサつきや広がり、白髪があちこちに見えていると、老け顔へまっしぐら!

 

 

元気と若々しさは表裏一体です。

イキイキと元気に思える人は若々しく映りますし、逆もまたしかりです。若々しさをもたらす要素には、ツヤ、ハリ、透明感があります。この3点をメイクで押さえておけば、お疲れサインは払拭でき、元気な表情をつくれます。特に、ツヤに勝るものなし、なので化粧品を選ぶ際はどんなアイテムもツヤタイプにしてみましょう。

 

メリハリのなさもお疲れ感を増してしまうので、引き締めたり、輪郭をしっかりとったりして、整えることも忘れずに。目元、口元、顔の輪郭は、ぼんやりよりもキュッと締まっているほうが若々しく見えます。とはいえ、いかにも描きました感は古くさく、老けて見えるので、そこには今どきのメイクテクニックを取り入れます。

 

〈1〉くすみ・目の下のくま

解消すべきは、肌のツヤと透明感。そこで行うのが肌色のトーンアップと、色ムラのカムフラージュ。
適材適所なアイテム使いでナチュラルでもしっかりカバーが叶います。

全体的なくすみ

明るさアップの薄ピンクの下地を

薄いピンク色の下地は、肌にふんわり明るい血色感をもたらし、くすみを払い透明感を与えてくれる、60代の万能カラー。顔の中心から外に向かって全体にのばします。

 

 

(右)モデリング カラー アップベースUV PK110 SPF40・PA+++30g 4500円 / エレガンス コスメティックス

(左)コフレドール カラースキンプライマーUV 05 SPF15・PA+25g 2800円 / カネボウ化粧品

 

乾燥くすみ

スティックファンデーションに挑戦

スティック状のファンデーションは、クリームのような塗り心地。のびのよさがあり、密着感&保湿効果もあるので、実は大人の肌にとって使い勝手のいいアイテム。顔にスティックを直塗りして、スポンジで塗りのばせば手が汚れず、メイク時間の短縮にも。

 

 

(右)自然なツヤとカバー力を両立。CR ハイドレイティング ファンデーションスティック 全8色 各4200円 / ベアミネラル
(左)みずみずしい仕上がり。クレ・ド・ポーボーテ タンスティックエクラ 全4色 各8000円 / クレ・ド・ポーボーテ

 

60代ファンデーション

 

↑ツヤと透明感の復活のためパウダーを重ねて。Tゾーンと、目の下から頬にかけてサッとツヤ系パウダーを。

 

 

エクシア AL イリュージョン ヴェール 01 6000円 / アルビオン

 

 

60代ファンデーション2

 

↑額、鼻筋、頬、口元、あご先にスティックファンデーションをのせて、スポンジで内→外へぼかす。

 

 

 

目の下のくま

補整コンシーラーをプラス

60代のくまには、色素沈着による“茶ぐま”と主にたるみの影でできる”黒ぐま”の2種類があります。肌になじみやすく、動く目元でもヨレにくい筆ペン型コンシーラーで色ムラカバーを。

 

■色素沈着(茶)ぐまには

 

黄みのあるコンシーラーが日本人の肌色にマッチ。茶色がかった肌のにごりを取り除き、目元を明るくする。

 

 

茶ぐまや小鼻や頬の赤みのカバーに。THREE アドバンスド スムージングコンシーラー YE 3500円 / THREE

 

60代コンシーラー

 

↑下まぶたの目頭側、黒目下、目尻に縦3本分コンシーラーをのせ、たたき込む。

 

 

■たるみ(黒)ぐまには

 

 

肌の色よりワントーン明るいベージュ系のコンシーラーを使って。目元の影をパッと払って、均一な肌色に整える。

 

微細なパール配合で色補正をしながら目元を明るく。ダブル ウェア グロウ BBハイライター 10 4200円 / エスティローダー

 

60代コンシーラー

 

下まぶた目頭側から放射状に2本分コンシーラーをのせ、目の下にぼかす。

 

〈2〉たるみ(まぶた引き上げと輪郭引き締め)

若々しさのエッセンスともなるハリを復活させるためには、下がったまぶたの引き上げとゆるんだ輪郭の引き締めが効果的!
二重テープ使いや丸めチークといった今どきの手法で若々しく。

 

まぶたすっきり
(二重テープでまぶたにハリを)

 

上は物理的に引き上げ、下は内側からふっくら!

50代を過ぎた頃から着々と、上まぶたは下がり、下まぶたはくぽんでしまいやすいのが大人の目元。加齢に伴って起こる目まわりの筋力の衰えが大きな要因です。上まぶたと下まぶた、それぞれにアプローチして、イキイキとした目元に!

 

下がった上まぶたは二重テープで物理的にもち上げるのが簡単で、速効性のある方法。最近の二重テープは肌色になじんで、どこに貼ったのかわからないほど。何度か練習すれば自分のまぶたに最適な位置が見つかるようになるので、使わない手はありません。下まぶたのくぼみは肌の内側からハリ感を与えるような美容液でお手入れするのがいいですね。

 

下まぶたの影が消えて明るくなるとふっくらして見えるという効果もあるので、くま対策のできる美容液もおすすめ。目元の皮膚は薄いので、美容液を塗る際は肌をこすらず、やさしくのせてください。

 

医療用の粘着剤を使用した二重形成テープ。
ディーアップ ワンダーアイリッドテープ 片面タイプ 144枚入り 1,000円 / ディーアップ

 

60代 二重テープ

 

〈1〉 アイシャドウを塗る前に、二重を作りたい場所に二重テープを貼るだけ。

 

60代 二重テープ2

 

〈2〉 付属のスティックでまぶたを押して、二重テープを貼る位置を確認する。

 

▼下がりまぶたさん

 

 

向かって左側のまぶたが下がってぼんやり見える、左右差のある目元。

 

 

下がっているまぶたに二重テープを貼って、まぶたの幅を左右均等に!

 

 

▼ひだまぶたさん

 

 

まぶたのひだが折り重なってシワっぼく見える、ひだまぶたタイプ。

 

 

両方のまぶたに二重テープを貼れば、折り重なったまぶたがすっきり。

 

アイトリートメントでハリ感アップ

目元は皮膚が薄く、加齢による肌の弾力低下が目立ちやすい部分。そのため影も出やすくなります。うるおいを与えたり、目元のハリ感を高めたりするトリートメントを日々のケアにプラスして。ふっくらとしたまぶたが、清潔感とフレッシュな印象をもたらします!

 

 

(右)シワ改善&美白。SHISEIDO バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト4 [医薬部外品] 15g1万2000円 / SHISEIDO
(左)くまも目立ちにくく。イーブンベターアイ 9g 5000円 / クリニーク

 

1回メイクをオフしてヨレを解消

 

目元のメイクがヨレたら、キレイなスポンジに小豆粒大の乳液をなじませてヨレた部分をふき取る。朝、ファンデーションを塗る際に使ったスポンジで上から押さえて修正を。

 

 

輪郭引き締め〈チークは頬骨に丸く〉

 

シェーディングとチークでリフトアップ

チークやシェーディングで、ぼんやりとした輪郭を整え、キュッと引き締まったハリ感のある肌に。そのためには色選びや入れ方が重要。

 

フェイスラインをキュッと引き上げて見せるリフトアップチークといえば、顔の側面寄りへ斜めに入れるというのが、60代代が若い頃にやっていた方法かと思います。しかし今どきのリフトアップチークは、頬骨に沿って、顔の正面から入れるのが定石です。オレンジ混じりのカラーでヘルシーかつ引き締まった印象を与えましょう。今どきの入れ方に変えても、使う色が青みピンクだとくすんでしまい、老け見えするので要注意です。

 

もたつきがちなフェイスラインは肌色よりもワントーン暗い色を選ぶ。下ぶくれさんは、フェイスラインを囲むように影色を入れ、耳をすっきり出すのが正解。小顔効果も狙うなら、顔まわりをぐるりと囲むように影色を入れるとキュッと引き締まって見えます。

60代チーク

 

↑顔の側面へ斜めに入れるチークは昔の手法で、貧相で古くさく見えがち。

 

60代チーク2

 

↑ニコッと笑って膨らむ頬の部分を覆うように丸く入れるチークが健康的。

 

 

加齢とともに肌に黄ぐすみが生じやすくなるので、チークはオレンジ混じりの色を選ぶと肌になじみやすい。いちばんのおすすめはオレンジの入ったコーラルピンク。血色アップと肌なじみを両立できる。

 

下ぶくれ対策は、シェーディング&耳出し

60代シェーディング

 

↑大きめブラシでふんわり入れる

 

 

白浮きを抑える。
NARS ソフトベルベット プレストパウダー 1458 5000円 / NARS JAPAN

毛量がたっぷりあり、パウダーを均一にのせやすい。
THREE フェイス ブラシL 7000円 / THREE

 

60代シェーディング2

 

↑顔がのっぺりとして、肌が白浮きし下ぶくれのような印象になりがち。

 

60代シェーディング3

 

↑フェイスラインがキュッと引き締まり、ゆるみが解消。小顔効果も!

 

 

自分の肌色よりもワントーン暗い、黄みのある色を選べば間違いなし。イメージは日焼けしたときの肌の色。

 

〈3〉ぼんやりライン(眉・目・唇をくっきり)

 

パーツの輪郭はとってもライン感は出さないこと

眉尻、目尻、口角といったパーツの端々がすっきりしていると清潔感が生まれ、元気な印象を与えます。

 

今どきのメイクは肌なじみのいいナチュラルメイク。眉、目、唇の輪郭をしっかりさせつつナチュラルに仕上げるには、眉なら描いたラインをぼかしたり、目元ならライナーではなくシャドウを使ったり、唇ならリップライナーと口紅の役を1本で果たすアイテムにしたりするのがおすすめです。

 

 

端正な顔立ちに見せるには、眉、目、唇の輪郭をしっかりさせること。
とはいえ、単純にラインを縁取ればいいというわけではありません。ナチュラルかくっきり、が今どきのメイクです。

眉(眉山をまっすぐ太めに描く)

 

 

コフレドール グラン ソフトペンシルアイブロウ GY-01 2100円 / カネボウ化粧品

 

 

眉頭から眉尻までの太さが均一でなだらかなラインの眉が若々しさのサイン。

 

 

〈1〉 細芯のアイブロウペンシルで眉山から眉尻を描いて。一本一本眉毛を描き足しながら輪郭を整える。

 

 

〈2〉 眉山から眉尻のアウトラインをスクリューブラシで軽くとかし、描いたラインをぼかすと肌になじむ。

 

目(ロングマスカラと太いアイラインを)

太いアイライン
なじみやすいアイシャドウで

 

 

アイラインカラー入りが◎。
(右)カネボウ セレクションカラーズアイシャドウ 02 5500円 / カネボウ インターナショナルDiv.
(左)イプノ パレット09 6800円 / ランコム

 

 

アイシャドウパレットの濃色(下の★部分)でアイラインを。パウダーの柔らかな質感で穏やかに目元を引き締める。

 

 

マスカラ
ロングタイプをセレクト

 

 

にじみにくい。ラッシュパワーマスカラロングウェアリングフォーミュラ013500円 / クリニーク

 

 

まつ毛の根元からとかすようにマスカラを塗って。まつ毛に長さを出しカールをつけることで、目元がはっきり際立つ。

 

唇(クレヨンタイプで上唇を厚めに)

 

輪郭形成と色づきを叶えるリップクレヨンを活用。加齢で上唇は薄くなるので、輪郭をやや厚めにとるのがコツ。

 

 

(上)ツヤマットなピンクベージュ。NARS ベルベット マットリップ ペンシル 2486N 3300円 / NARS JAPAN
(下)コーラルピンク。バーム ステイン 095 1200円 / レブロン

 

〈4〉ツヤのなさ(顔・髪・首をしっかり保湿)

 

肌と髪にツヤさえあれば元気に見えます!

昔から健康な状態の人を見ると「肌ツヤがいい」と言いますが、ツヤは元気のバロメーターです。ツヤのある髪もまた栄養状態のよさを映し出します。乾燥でツヤが不足しやすい人は、後のせで演出するのが賢い方法。

 

肌は上品な輝きをまとえるパール入りのフェイスパウダーで仕上げましょう。夕方のくすみも払えます。ミストやオイルなどのケアアイテムは、保湿もできて一石二鳥です。

 

 

内側からあふれ出すようなツヤが生命力の証しです。
オイルのツヤ、パールのツヤ、みずみずしいツヤを肌と髪に与えて健康的な美しさをアピールしましょう!

ミストで「つや玉」プラス

水系成分とオイル系成分を含んだ保湿ミストを日中の乾燥対策やメイク直し時に使えばハリを感じさせる「つや玉」が頬の高い部分に出現。リフレッシュしたいときにも便利。

 

 

メイクの上からうるおして。
エリクシール シュペリエル つや玉ミスト 80mL 1800円 / エリクシール

 

髪と首を万能オイルで保湿

100%植物由来のオイルが全身の保湿に活躍。体や髪に水けがあるときにオイルをつけると浸透がよく、少量でもよくのびてしっとり、ベタつきのない仕上がりに。

■髪の毛量が多い、クセ毛の人は重めのオイル
■毛量が少ない、直毛の人は軽めのオイルがおすすめ。首にものばしましょう。

 

 

(右)軽めのオイル。N.ポリッシュオイル[美容室専売品] 150mL 3400円 / ナプラ
(左)やや重めのオイル。ARオイル N 59mL 4900円 / ジョンマスターオーガニック

 

 

タオルドライした髪に手ぐしでとかすようにオイルを適量なじませて乾かす。乾いた髪には毛先中心につける。

 

仕上げは多色フェイスパウダーで輝きを

パール入りフェイスパウダーを眉下、頬骨沿い、鼻筋にブラシでサッとのせると、その部分に光が集まり、高さとツヤを演出できます。
メイクの仕上げにはもちろん、お直し時に使うと夕方でもフレッシュな肌に。ピンクやブルー入りのパウダーがくすみ払いに◎。

 

 

(上)透明感のある肌に。ラ プードル オートニュアンス I 1万円 / エレガンス コスメティックス
(下)肌色を選ばず、赤みの気になる肌にも◎。メテオリットビーユ2 7700円 / ゲラン

 

⑤【特集】今どき若返りメイク〈3選〉

メイクやヘアは、ついマンネリ化しがち、そこで「年を重ねて冒険しなくなった」と口を揃える3人の方に、今どき感のある若返りメイクを施しました!

「明るさ」と「影」を強調してメリハリを

60代 メイク

 

森田さんのようにハッキリとした顔立ちは、あれこれ色を使うより、明るさや陰影を強調してメリハリをつけるほうが、個性を生かせます。
明るい髪色に合わせ、眉は眉マスカラで明るく。チークとシェーディングカラーで立体感を強調し、目元はツヤを足す程度におさえます。

眉は

 

眉マスカラは、まず毛の流れに逆らって(眉尻から眉頭へ)つけ、次に毛の流れに沿って(眉頭から眉尻へ)つけると、毛の表裏にきちんとつく。

 

 

明るすぎないブラウン。つけやすい小さめブラシ。
■ケイト 3Dアイブロウカラー BR-1 850円 / カネボウ化粧品

チークは

 

ニコッとして高くなるところにチークブラシを最初に置き、大きくクルンと回しながら耳の方向へ。頬からふわっと浮き出たような発色に。

 

 

カジュアルな印象のテラコッタオレンジ。しっとりした質感で粉っぽくならない。
■THREE チーキーシークブラッシュ 13 3000円 / THREE

シェーディングは

 

フェイスブラシでAを取り、フェイスラインに沿ってのせる。立体感による小顔効果だけでなく、フェイスラインがすっきりして見える効果も。

 

 

こめかみから髪の生えぎわにものせて顔に立体感をプラス。改めて粉を取るのではなく、①でブラシに残った粉をのせるだけでOK。

 

 

ツヤと影がしっとり肌になじむハイライトとシェーディング。
■クチュールコントゥーリング 2 7000円 / イヴ・サンローラン・ボーテ

ベースメイクは

 

まるで着圧ストッキングのように、肌を引き締めキープするファンデーション。
■SPF32・PA+++。タイトフィルム ファンデーション PRO 6000円 / アルビオン

アイメイクは

 

(上)カネボウ モノアイシャドウ 03 3200円 / カネボウインターナショナルDiv.
(右下)モテライナーリキッド ブラック 1500円 / フローフシ
(左下)インテグレート グレイシィ マスカラ 950円 / 資生堂

 

 

目元にポイントを置いてイキイキと!

 

肌の美しさが目を引く加藤さん。その魅力を生かしたいので、自然なツヤ感・ハリ感を与えるファンデーションで肌を若々しく見せ、「薄くて、どうしたらいいかわからない」(加藤さん)とお悩みの眉を修正し、つけまつ毛をプラス。すると、グッと華やかな目元に!

ベースメイクは

 

ファンデーションを全体につけた後、Tゾーンと目の周りにコンシーラーを。ファンデーションよりも1段階明るい色で、立体感を出して。

 

 

(左)高保湿の美容液ファンデーションで極上のツヤ肌へ。SPF25・PA++。ザ スキンケア ファンデーション 006 4500円 / アディクションビューティ
(右)やわらかでなじみやすい、液体タイプのコンシーラー。THREE アドバンスド スムージング コンシーラー 01 3500円 / THREE

眉は

 

眉山から眉尻まで眉パウダーで描く。眉山がどこかわからない薄眉さんは、びっくり目のように眉を上げて、くぼむところが眉山なので、それを目安に描いて。

 

 

次に眉山から眉頭まで眉パウダーで描く。眉パウダーは1でブラシに取った分の残りで眉頭まで描いて。眉山が最も濃く、眉頭が最も薄いグラデーションになる。

 

 

眉全体と眉尻用の2種のブラシつきアイブロウ。
■キッカ エンスローリング アイブロウケーキ 04 6000円 / カネボウ化粧品

つけまつ毛は

 

60代はナチュラルに仕上げたいので、短い目頭側のみを使う。フルサイズのつけまつ毛をハサミで半分に切る。

 

 

切ったつけまつ毛の根元にノリをつけ、目尻にのせる。鏡を下に持って伏し目にすると、まつ毛の生えぎわがよく見えてつけやすい。

 

 

適度なボリューム感で、品よく目力アップ。
■ディーアップ アイラッシ ラッシュボーテ 07 1200円 / ディー・アップ

アイメイクは

 

アイホールにA、その下半分の範囲にB、目のきわにCを。目元に自然な陰影をつけるブラウン系。
■ソフィーナ オーブ クチュール ブライトアップ アイズ 533 3800円 / 花王

 

 

長く繊細なまつ毛に見せる。お湯で落とせるタイプ。
■ディーアップ パーフェクト エクステンション マスカラ 1500円 / ディーアップ

 

 

(上)こすれに強く、にじみにくい。ディーアップ シルキー リキッドアイライナー BK 1300円 / ディーアップ
(下)インテグレート グレイシィ アイライナーペンシル 662 400円 / 資生堂

リップは

 

ゴールドの輝きを放つ華やかなピンク。
■コフレドール ピュアリーステイルージュ EX-05 2500円 / カネボウ化粧品(限定発売)

ヘアは

前髪を上げて、全体はふんわりと丸みが出るよう内巻きにブローしておく。額を出すことで肌のきれいさがきわ立ち、明るく健康的に。

 

 

今どきの「ちょい太眉」で優しい顔立ちにキリッと感を

シニア メイク

 

酒井さんが気になるのは「左右の眉の高さが違うこと」。低いほうの眉は上側に、高いほうの眉は下側に少し描き足してそろえます。この「ちょい太眉」とアイラインの相乗効果で、柔和な顔立ちにメリハリがプラスされて華やいだ印象に。

眉は

 

高い右眉に合わせて、左眉の眉頭から眉山まで、実際の眉の少し上にパウダーで描き足していく。

 

 

右眉は眉山下や薄い部分をペンシルで描き足す。左右の高さがそろい、太さも出て、若々しい雰囲気に。

 

 

(上)ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-4 1100円 / カネボウ化粧品
(下)ケイト アイブロウペンシルA BR-2 550円 / カネボウ化粧品

アイラインは

 

ペンシルを左右に小刻みに動かし、まつ毛の生えぎわを埋める。まず目尻側1/3から目尻まで(①)、次に目頭から描いてつなげる(②)。

 

 

顔は正面のまま、鏡をあごの下に。まつ毛の生えぎわが見やすくなる。

■コフレドール フレーミングペンシル アイライナー BR-37 2500円 / カネボウ化粧品

ベースメイクは

 

(左)ラディアント タッチ オールインワン グロウ ファンデーション 6300円 / イヴ・サンローラン・ボーテ
(右)シアー アイゾーン コレクター102 3600円 / 資生堂インターナショナル

アイシャドウは

 

Aをアイホールに、Bを二重の幅に、Cを目のきわにのせる。
■コフレドール ヌーディインプレッションアイズ 04 2800円 / カネボウ化粧品

マスカラは

 

(左)shiro がごめ昆布マスカラ 8A01 4200円 / ローレル
(右)shiro がごめ昆布マスカラベース 4000円 / ローレル

リップは

 

コーラルピンク。
■エスプリーク リッチクリーミー ルージュ PK871 2300円 / コーセー

 


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