お気に入りのキャップを洗濯してもレザーや金具など異なる素材が使われているだけで自分で洗うのを諦めてしまいがち。

でも実はタオルや新聞紙といった身近なモノを使えば洗えることができます。

教えてくれたのは

 

ファミリークリーニング・神林修二さん

高級ブランドから大島紬まで幅広い経験を持つ。白い色をより白く蘇らせる技を持つ通称「ホワイトキング」。

目次(もくじ)

日頃の手入れ

洗濯方法

保管方法

①日頃の手入れ

 

日頃のメンテは単純明快。粘着ローラーでボディの埃を取るだけ。意識しているのは、それ以上に後述にも紹介している保管方法。常に湿気がなく風通しがよい場所に保管しておくことで、カビや虫から保護している。そのため17年経っても綺麗な見た目をキープしている。

 

 

②洗濯方法

洗濯したのはこちら

 

キャップ全体の汚れが目立つ。洗いたいけど型くずれが心配だし、異なる素材を使っている場合、小ワザが必要です。

 

〈1〉レザーや金具にはタオルを巻く

 

色移りがしそうなレザーのベルトや、キズをつける恐れがある金具はタオルを巻けば洗うことができます。

 

〈2〉洗濯でズレないように巻く

 

ベルトの長さに合わせて畳んだタオルは洗っている中で緩まないように。ゴムや紐を使ってもOK。

 

〈3〉さらに洗濯ネットに入れる

 

ネットに入れればタオルが外れたり金具が露出することがなく安心。

 

〈4〉新聞紙で型くずれ防止

 

干すときの形崩れを防ぐには新聞紙を丸めて入れる。こんな簡単な方法ならすぐに試してみたい。

 

〈5〉干すときはツバを下にする

 

洗濯バサミで後部をつまんで干すと、余計な形くずれせずにキレイに仕上がる。

 

〈6〉完成

 

丸洗いするとツバも内側の変色していた汗や油性の汚れも落ちた。レザーの色移りもなし。

 

 

③保管方法

〈1〉紙を詰めてフックから吊るして保管

 

しばらく彼らないときは、型崩れ防止のために内部に新聞紙などを丸めて入れておく。これは湿気を防ぐ効果もあるためカビ防止にもなる。とくにこのキャップは汗止めがレザーなのでカビには気を遣いたいところ。

〈2〉ツバ部分のシルエットを崩さないように注意

 

内部に紙を詰めたら、次はツバ部分のフォロー。ほどよくカーブしたシルエットをキープするために望月さんがやっている方法は、ツバ部分にゴムを通すこと。輪ゴムではちょっとタイトなのでヘアゴムくらいが丁度いい。

〈3〉定期的にホコリを取り除いておく

 

紙を入れてヘアゴムをセットしたキャップがこちら。そのまま保管できるが、なるべくクローゼットにしまわないのが理想。こんな感じでS字フックを使って壁にひっかけて保管しておくと風通しもよく、型崩れしにくい。

 

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レディースMe 編集部

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