
「スタイリングの基本~ロング&ミディアムのヘアアレンジ術」まで写真付きで解説♪
誰でもおしゃれなOLさんになれる♪ カンタンで好感な「お仕事ヘアアレンジ」を、SNSで話題の美容室「ALBUM」さんに教えてもらいました。
〈特別編〉ヘアアレンジのあれこれ

これをおさえればアレンジが格段におしゃれに!
ヘアアレンジをする前に覚えておきたいのが、髪の巻き方や後れ毛の出し方などの、スタイリングの基本。今回は人気スタイリストのNOBUさんが、わかりやすく解説してくれました。

教えてくれたのは
スタイリスト「NOBU」さん
▼使用アイテム

濡れたようなツヤ感をプラス。
ニゼル ドレシアコレクション ジェリーM 90g \1800 / ミルボン(美容室限定品)

1.ワックスを出す
髪をまとめやすくするために、アレンジ前にワックスを塗布。トレンドのツヤ感をプラスできるワックスを手にワンプッシュ。

2.手によくのばす
手ぐしを通しながらワックスを馴染ませていくため、手のひらにのばすのはもちろん、指の間までよく馴染ませるのがコツ。

3.内側から塗布
髪をふんわりさせるため、ワックスは表面からではなく内側から手ぐしで馴染ませて。このひと手間でアレンジしやすい髪に。

クシャッとならずに後頭部~トップをふんわりさせるには、5mmくらいを目安に毛束を引き出し、1→5の順で放射状につまんで。そのあとバランスを見ながら6→9の順で間の毛束をつまむ。少量ずつ引き出すのがポイント。

1.結び目の上を割る
くるりんぱにする部分をゴムで結んだら、結び目の上を割る。斜めに割ると、くるりんぱで毛束を通したあとの穴が目立たない。

2.くるりんぱ!
斜めに割ってできた結び目の上のすき間に、毛束を上からくるりと通す。すると、毛束がねじれて立体的な模様が出現。

3.引き締める
毛束を左右に引っ張りねじれた部分を引き締める。ゴムを頭皮に当てるように行うと、結び目が内に入りゴムが目立ちにくい。

4.ねじれをほぐす
ねじれた部分をほぐしてこなれ感をアップ。ゴムに近い部分から引き出していき、1cm間隔でバランスよくほぐせばOK。


1.顔まわりに後れ毛を
もみあげの毛束は出さずに、こめかみ部分の毛束を出すのがおしゃれ。前髪が長い人は写真のように前髪の端にも後れ毛を。

2.襟足をこする
襟足はいきなり毛束を引き出さずに、まずは襟足部分を軽くこする。こすって自然に浮いてきた毛だけをつまんで後れ毛に。

3.自然な後れ毛に
指で毛束を引き出して後れ毛を作るのではなく、こすって落ちる毛束を後れ毛にすると、写真のような自然な仕上がりに。

4.顔まわりを巻く
アイロンを斜めにして根元を内巻きで挟み、半回転巻いたあと、そのすぐ下から外巻き→内巻きの順で毛先まで巻く。

5.襟足を巻く
襟足の後れ毛は毛先だけを軽く巻いて。アイロンを斜めにして外巻きで毛先を挟み、クルリと1回転巻けば出来上がり。


1.ジグザグに分ける
ハチ部分→後頭部に向かって、毛束を分け取る。指でジグザグに分け取ると、髪がぱっくりと割れず、地肌が目立ちにくい。

2.トップをふんわり
分け取った毛束を後ろで握ってキープしたまま、トップに手ぐしを入れて毛束を手前に引き出し、ふんわり感をプラス。

3.シングルピンを
結ぶとつぶれがちなトップのボリュームはシングルピンでキープ。手ぐしの跡にあわせて、2カ所ほどピンで留めればOK。

4.ゴムで結ぶ
後頭部の膨らみの部分で髪をまとめ、ゴムで根元を結んでシングルピンを外せば、こなれ感たっぷりのハーフアップが完成!
▼完成♪

▼使用アイテム

a.静電気や紫外線から髪を守り滑らかな状態に。レーベルエムリーブインコンディショナー300mL \2,800
b.ヘアケア効果とホールド力を両立。レーベルエムヘアスプレー300mL \2,200/ともにカミル
▼手順

1.髪をアイロンの熱から守り、巻きやすくするために、500円玉大の洗い流さないトリートメントを塗布。
2.指の間までのばしたあと、根元から手ぐしを入れて毛先まで馴染ませる。
3.顔まわりのうぶ毛をまとめやすくするために、スタイリングスプレーを薄くシュッ。
4.手ぐしで根元を起こしながら温風を当て、スタイリング剤の水分を飛ばして、根元をふんわりと。

1.斜めに引いて内巻きに
前髪を残して耳より前の髪を斜め前に引き、髪に対してアイロンを45度の角度にして内巻きで挟み、毛先を1回転巻く。

2.バックは半回転巻く
耳後ろも巻いたら、バックを4つに分け、髪を手前に引き出してからアイロンを45度の角度で入れ、毛先を内巻きで半回転。

3.トップを巻いてふんわり
トップは根元からふんわりさせるため、毛束を真上に引き上げてから毛先を1回転。トップのすぐ前の毛束も、同様に巻いて。

4.前髪を巻いて完成
前髪が短い場合は毛束を少し引き上げて毛先を内巻きに。写真のように長い場合は上に引き上げ、【3】と同じ方向に1回転。


1.毛先を外ハネに巻く
今回は、内巻き&外巻きカールの重なり合いでゆるウェーブをメイク。前髪を残しサイドの髪をまとめて毛先を外巻きに1回転。

2.1の上の髪を巻き足す
【1】で巻いた髪の表面を、すくうようにして半量を分け取り、さらに巻き足す。毛先を外巻きで挟み、くるりと1回転巻けばOK。

3.巻いた上を内巻きに
【2】で外巻きにした毛先のすぐ上をアイロンで内巻きに挟み、1回転巻いて。すると内巻き・外ハネのSウェーブができる。

4.表面を内巻きで挟む
【2】、【3】で巻いた毛束の表面を薄く分け取って巻き足す。外ハネになっている毛先の上を内巻きで挟む。【1】~【4】の手順で後ろも巻く。

5.表面に動きをプラス
表面の毛束を細く分け取り、根元からアイロンに巻きつけていき、指で持っていた毛先も忘れずに巻き、冷める前にほぐす。

6.前髪をリバースに
【5】の手順で表面を6カ所巻いたら、前髪の根元を、顔とは逆方向のリバースで巻き、丸囲み内の矢印のようにアイロンを抜く。

7.毛先を巻き足す
バランスを見ながら、巻きがのびている部分や巻き足りない部分を巻く。仕上げに熱を入れることによってツヤ感もアップ。

8.巻きをほぐす
1円玉大のトリートメントクリームを手に出して馴染ませ、巻きをほぐしつつパサつきをケア。根元からかき上げるように塗布。

9.ひし形に整える
ドライヤーの弱風を当て、ひし形シルエットを意識しながら、ネックラインのくびれ、サイドのボリューム、毛先のハネを調整。



ロングヘアは長さがある分、アレンジのバラエティがとても豊富。毎日違ったアレンジを楽しんで♪


バックと片側を合わせて結ぶ
後れ毛を残し、バックと右サイドの髪をまとめて、後ろのサイド寄りで縦にひとねじりし、耳後ろの位置でゴムで結ぶ。

サイドを後ろに引いてねじる
残しておいた左サイドを、矢印の向きで毛先までねじる。後ろに引きながらねじると、浮きやすい根元がピタッとタイトに。

結び目に巻きつけてゴムで結ぶ
2でねじった毛束を指でつまんでほぐしたら、1の結び目に巻きつけてゴムで結ぶ。仕上げにトップをふんわりさせて完成。


くるりんぱを2段作る
後れ毛を残し、耳上の髪を後ろでまとめて結び、くるりんぱ。耳下の髪も後ろでまとめてくるりんぱにすると、この状態に。

ねじれた部分をほぐす
トップをふんわりさせつつ、くるりんぱでねじれた毛束を引き出して、こなれ感をアップ。先ほどの『基本テク』を参考にして。

毛先をねじっておだんごに
毛束を半分に分けて毛先までねじり合わせたあと、内側にクルクルっと丸めておだんごにして、ピンで留めればできあがり。


前髪を深めから分けとる
つむじ付近から前に向かってコームでとかし、長さのあるトップの髪を、前髪にかぶせるようにして前に持ってくる。

前髪をねじり軽くつまむ
1で前に持ってきたトップの髪と前髪をあわせたら、矢印の向きでふたねじりし、根元付近を指でつまんで軽くたるませる。

髪をかぶせてピンを隠す
ねじった毛束をこめかみ部分でピンで留めたあと、コームを使って表面の髪をサッととかし、ピンを隠してフィニッシュ。


両サイドを後ろで結ぶ
顔まわりに後れ毛を残し、両サイドの髪をバックでまとめてゴムで結んだら、トップの毛束を引き出してふんわり感をアップ。

3回連続でくるりんぱ!
ゴムを少しだけ下にずらしたあと、結び目の上のすき間に毛先を通してくるりんぱ。3回連続でくるりんぱをすればOK。

ねじれた部分を引き締める
毛先を左右に引っ張るとねじれた部分が引き締まり、立体感のある模様が出現。仕上げにバランスよくねじりをほぐして。


ハチ上の髪をねじり編みに
ハチ上の髪を指でジグザグに分け取ったあと、バックのサイドに寄せて結び、結んだ毛束を半分に分けてねじり合わせる。

おだんごを作って結ぶ
毛先までねじり合わせたら、半分に折って根元を結びおだんご状に。このおだんごが土台になるのでしっかりと結んで。

ねじり合わせてピンで留める
下りている髪を縦半分に分け、左側をさらに半分に分けてねじり合わせ、2の結び目に巻きつけて留める。右の髪も同様に。


耳上の髪をねじって留める
顔まわりに後れ毛を残し、耳上の髪をまとめてバックのサイド寄りに集め、縦にひとねじりしてクリップで根元を挟む。

耳後ろの髪でくるりんぱ
両側の耳後ろの毛束を少量分け取り、1でねじった毛束の上でまとめて結び、結び目の上のすき間に毛先を通してくるりんぱ。

すべて結んでくるりんぱ
すべての髪をまとめて中間を結び、結び目の上に毛先を通してくるりんぱ。毛束をほぐして、毛先を通した穴を隠せば完成。

ミディアムは髪がまとめにくく、アレンジがマンネリ化しがち。なのでプロの技を駆使してマンネリヘアから脱却!


バックでひとつに結ぶ
後れ毛だけ残し、サイドが耳にかかるようにして、すべての髪を後ろで結ぶ。後頭部の出っ張りの下で結ぶとバランスよし。

トップをふんわりと
最初の『基本テク』のバランスでトップの毛束を指でつまみ、ふんわり感をプラス。くしゃっとならないように少しずつ引き出して。

結び目を毛束で隠す
結んだ髪から少量の毛束を分け取ったら、1で結んだゴムを引っ張り、毛束を結び目に巻きつけたあとゴムの中に入れ込む。


サイドの髪を後ろで結ぶ
『基本テクのゆる巻き』の要領で髪を巻いたら、両サイドの髪を分け取り、後ろのサイド寄りにまとめて結び、後頭部をふんわりと。

結んだ髪を半分に分ける
1で結んだ毛束を半分に分けたら、その左側の毛束と下りている毛束をあわせて持ち、写真のような状態でキープして。

毛束をねじりピンで留める
2であわせて持った毛束を矢印の向きでねじったあと、1の結び目にクルクルッと巻きつけて、耳後ろでピンで留めれば完成。


バックを三つ編みに
『基本テク』の手順でワックスをつけて髪をまとめやすくしたら、サイドを残し、バックだけを毛先まで三つ編みにして結ぶ。

三つ編みを丸めて留める
毛先まで三つ編みにしたらゴムで結び、写真のように内側にクルクルッと丸めておだんごにし、ピンを差し込んで固定。

サイドをねじりピンで留める
残しておいたサイドの毛束を矢印の向きでねじり、2のおだんごにかぶせるようにして反対側で留める。逆も同様に。


ハチ上の髪をゴムで結ぶ
ハチ上~後頭部の髪をジグザグに分け取り、後ろで結ぶ。ゆるめに結んでから写真のように引き締めると、根元が浮かない。

サイドをねじり編みに
後れ毛を残してサイドを半分に分けて、ねじり合わせたら毛束をつまみ、ねじりをほぐして毛先をダッカールなどで仮留め。

ねじり編みをあわせて結ぶ
逆サイドも同様にねじり編みにして毛束をほぐしたら、ダッカールを外して2本のねじり編みを後ろであわせて結ぶ。


ハチ上の髪をバックで結ぶ
ハチ~後頭部の髪を分け取りバックで結ぶ。分けとるときに指でジグザクにすると、ぱっくり分かれずに地肌が目立たない!

結んだ髪をくるりんぱ!
結び目の上を斜めに割ったら、そのすき間に毛先を上から通してくるりんぱ。ねじれた毛束は『基本テク』の手順でほぐして。

下の髪もくるりんぱ!
1で結んだ髪の下部分の毛束を分け取り、バックであわせて結んだら、くるりんぱ。ねじれた部分をバランスよくほぐして。


ループ状にゴムで結ぶ
サイドの毛束を残し、バックの髪を耳後ろに集めてゴムで数回結んだら、最後のひと結びは毛先を抜かずにループ状に。

サイドをねじり編みに
残しておいたサイドの毛束を半分に分け、後ろに引きながら毛先までねじり合わせたあと、毛束をつまんでねじりをほぐす。

ねじった毛束を巻きつける
ねじり合わせた毛束を1の結び目に巻きつけてピンで留める。反対側も同様にアレンジし、結び目に巻きつけて留めれば完成。
ちょっとしたヘアケアテクなど、気になる情報をまとめて紹介!
根元に逆毛を立てておくと、それが土台となって髪がふんわり! 長持ちさせるためにスプレーを忘れずに

1.コームを使ってトップに逆毛をプラス
ペタンコになりがちなトップを上に引き上げ、根元付近にコームを入れて矢印の向きに動かし逆毛を立てる。

2.逆毛を立てた部分にムスプレーをシュッ!
ふんわり感の土台となる逆毛を立てたら、崩れないように根元にスプレーを吹きかけて、しっかりキープ。

3.コームで整えれば出来上がり!
ふんわり感をキープしながら整えるにはコームが便利。逆毛を立てていない毛束との境目をぼかして。
ウェットな質感に仕上がるスタイリング剤もありますが、よりお手軽にウェット感を出すなら、ベビーオイルがおすすめです!
▼使用するもの

サラッとしたミネラルオイルを使用。ジョンソン ベビーオイル(無香料)125mL オープン価格 / ジョンソン・エンド・ジョンソン
▼手順

1.ベビーオイルを手にワンプッシュ
ワンプッシュ分のベビーオイルを手のひらに出して全体によくのばす。指の間まで忘れずに馴染ませて。

2.手ぐしで全体に馴染ませればOK
根元付近~毛先まで、手ぐしを通して馴染ませる。ウェット感が足りない部分には少量をつけ足して。
出先でサッと直したいときは、アメピンを活用! 崩れた部分をピタッと留めるのではなく、こなれ感をキープできる留め方を覚えましょう

NGのようにピンを真横に挿すと目立ってしまいおしゃれさは皆無。こぼれた毛束をピンですくうように留めて、ピン先は髪の内側に差し込むのがコツ。こぼれた毛はまとめて留めず、ひと束ひと束ずつ留めると自然な仕上がりに。

レディースMe 編集部
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ランキングは、当サイト内で実施したアンケートを集計し再掲載したものです。
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