シャツはアイロン掛けが必須。オンオフ関係なく着用頻度も高いので、とにもかくにも、その手順は覚えておきたいですね。
用意するものはスチームアイロン、アイロン台と超シンプル。ポリウレタン素材を使用した生地など熱に弱いものには、コットン素材のあて布があると便利。
まずはカラー(襟)から
アイロンの温度は厚手のコットン生地の場合、基本高温でOK。襟は裏側から当て、空いた手で襟先をしっかり引っ張る。芯があるため少し強めにかけます
アイロン台に前身頃をセット
右利きの場合、右身頃からかけていくのがベター。角が90度に近いアイロン台の太い方を、シャツの肩に合わせると収まりがよく、シワも入りにくいです
右前身頃
ますは脇下部分を気にせず前身頃だけ。襟から裾にシワを外に向けて伸ばしていくイメージで動かします。アイロンの自重だけでほとんど力は入れなくていいでし
ボタンの間
身頃と一緒にボタンの間にもアイロンをあてていきます。生地が二枚重ねになっているので、少しだけ力を加えてプレスするようにすると綺麗な前立てになります
右脇下
次は右の脇下(脇腹)。袖付けの部分は3枚の生地が接合しているので、とてもつくりが複雑。しっかりと左手で生地を押さえながらアイロンを細かく動かします
ヨーク
背中の上部にあるヨークは肩周りの力が加わりやすい部分のため生地が二重になっています。丸みがあるのでアイロン台の角を上手く使いながらあてていきます
背中
ヨークの下部分はシャツの中でいちばん面積が大きい。アイロン台に肩をしっか固定させて、襟側から裾の方向へシワを逃がしていくイメージで滑らせます
左脇下
左の脇下も右の工程と同じように行います。身頃と背をつなぐ縫い目はシワになりやすいため、上から当てず避けるように前と後ろを2回に分けてかけます
左前身頃&前立て
身頃部分は逆側と同じ要領だが、左の前立て部分はボタンホールが並んでいないので比較的かけやすい。前立てにシワがないと印象もだいぶ変わるのでしっかり
アイロン台に袖をセット
身頃部分を一周したら次は袖へ。基本的に湾曲しているので、アイロンを手にする前に一度両手で袖がなるべくまっすぐになりますようにしっかり押さえましょう
袖(内側)
袖にセンタークリースが入るのはあまり格好いいものではないです。織り目がつかないようにエッジのギリギリまでアイロンをかけるイメージで慎重にあてていきます
肩側は慎重に
肩と肘はシャツの中でいちばん動きが多く、そのため複雑に型がつくられているものが多いです。肩先の袖付けの部分を引っ張りながらアイロンの先で細かくあてまる
袖(外側)
注意すべき剣ボロの部分は生地が重なっているため、そのままかけるとシワになりやすいです。そのため分けるのがベター。剣ボロの先までで一旦止めておこう
剣ボロ
ボタンもあり複雑なつくりの剣ボロは裏側がシワになりやすいので慎重に。袖のプリーツを潰さないように左手で引っ張りながらアイロンの先を上手く使いましょう
袖のタック
大抵のシャツには袖幅に余裕をもたせるため2、3本プリーツが入ります。この部分もアイロンの先を上手く使いながら丁寧にかけることで袖先に立体感が生まれます
カフス
最後の工程は袖のカフス。こちらも芯が入っていたり、生地が二重になっているので少し力を加えながらアイロンをあてることで綺麗な1枚に仕上げられます
レディースMe 編集部
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