さりげなく脚の形をカバーしつつ、美脚になれる大人デニムを紹介!
頼れるのが“美シルエット”の「デニム」。体によくなじんだデニムははき心地がストレスフリーでありながら、形にこだわって選べばすらりと美脚に見せられます。
とりわけ大人は、体形の変化も気になってくる年代。さりげなく脚の形をカバーしつつ、美脚になれる「スリムストレート」「ゆるテーパード」「腰高ワイド」「やんわりフレア」を取り入れれば、理想的な下半身が手に入ります。
中西理恵さん(リーバイス PR・デニムのことならお任せ!)
カジュアルで楽なだけではない、すらりと美しいデニムスタイルを叶えてこそ大人のお洒落というもの。今こそ体に寄り添う美脚デニムを見つけましょう。
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運命の一本に出合うには試着は不可欠。実際にはいた時に見るべき項目を確認して、効率よく自分に合うデニムを探しましょう。
デニムのサイズ表記「インチ」は、メーカーはもちろん男女や海外規格でも違うことがあります。まずは展開サイズを見て、普段着ているボトムのサイズから相対的に判断して試着サイズを決めましょう。
美脚重視でシルエットを選ぶならお尻、太ももの前にウエストが合うことが第一条件。ぴったりとした腰位置に固定するだけで、そのデニム本来のシルエットを楽しめ、ヒップアップも叶います。
美脚に見せるためには、腰からお尻にかけてのラインが重要。横から見た時に、きれいな丸いラインを描けるのが理想です。たるんでいたり、シワがよっていないかも確認します。
緩めのウエストでは美脚にならないとはいえ、苦しいのはNG。デニムははいているうちに伸びるので、多きつめのウエストでも問題ありませんが、迷った時はしゃがんでみて苦しくないものを選びましょう。
美脚ラインを生み出す「スリムストレート」
スキニーほど脚の形があらわになることはなく、すっきりと細身にはけるスリムストレートなら、無理なく美脚シルエットが手に入る。オンオフを問わずきれいめにはけるのも便利。
高い位置から描くストレートラインがすらりとした美脚を作り出す。
■\13,200(リーバイス)
クラシックな形を軸にしつつ、伸縮性のある滑らかな生地で多様な体形にフィット。センタープレス風のライン入り。
■\41,800
〈2〉リーバイス ビンテージ クロージング / 1950モデル 701 リジッド
ハイウエストフィットに、ヒップから太ももにかけって真っ直ぐな線を描くストレートレッグが特徴の701。
■\20,900
〈3〉モナーム スリムストレート
ぴったりとした腰周り、ピンと上がったヒップライン、スタイリッシュなシルエットを作るフレンチデニム。
■\16,500
〈4〉エージー / ETTA
ストレッチ性に優れた生地が脚に密着し、スレンダーな佇まいを叶える一本。ミニマルな腰周りはトップスの裾を入れてもきれい。
■\37,400
「ハイウエストとまっすぐ落ちるラインで美脚に見せられます」
デニム \15,400(アーバンリサーチロッソ)
「ワンウォッシュのように硬そうですが、ストレッチが利いて脚に心地よくなじみます」
デニム \8,800(エドウィン×ナノ・ユニバース)
さりげなく太ももをカバー
気になる太ももは隠しつつ、ふくらはぎはキュッと引き締めるテーパードシルエットは、大人の体形カバーに有効。ルーズになりすぎない“程よいゆるさ”が肝。
しっかりとした地厚なデニム地が太ももを立体的に包み込み美しくキープ。膝から裾に向かってうっすらと入ったラインも美脚を後押し。
■デニム \28,600(エー・ゴールド・イー)
腰周りから太ももへ、緩やかなシルエットにLAらしいリラックスムードが漂う。裾はやや細くシェイプされ、女性らしく華奢なスタイルを作る。
■\29,150
〈2〉トゥエモントレゾア / ザ ローズクォーツ ジーン
やや細めのすっきりとしたテーパードで太ももをさりげなくフォロー。柔らかな生地がはくほどに体になじみ、長くその形を保ってくれる。
■\37,400
〈3〉ギャップ / ハイライズ バレルジーンズ
腰から太ももにかけてゆったりフィットする丸みのあるテーパード。広く入ったブリーチが陰影になり、足周りを細くすっきり見せてくれる。
■\5,990
〈4〉ヤヌーク / ハイウエストルース
細身のレッグラインに対し、お尻周りはややゆとりがあり、はきやすさと美脚を両立。縦に伸びるストレッチで体形補整効果もあり。
■\28,600
〈5〉エージー / CASEY
洗いをかけたようなくったりと柔らかな生地で、脚入れしまた瞬間から体にしっくりとなじむリラックスデニム。褪せたようなブラックも優しげな印象。
■\31,900
「太もも周りにゆとりがあり、はき心地抜群。短め丈でミニーさんでもはきやすい」
■デニム \12,100(ファイヤーサービス)
「ハリのある素材と端正なテーパードが大人っぽい」
■デニム \25,300(アッパーハイツ)
全体をすっきりカバー
脚全体を完全に覆ってくれるワイドシルエットは、大人が安心してはける一本。股上深めのハイウエストでしっかりと腰位置がホールドされるので、バランスよく様になる。
ヴィンテージデニムをイメージした一本。ヒップから腰周りは女性らしい丸みのあるカーブ、わたりから裾までは太めのストレート。
■\23,100(RHC / ロンハーマン)
ややハリのある硬質な生地がお尻周りをしっかりと引き上げ、女性らしくすっきりとしたシルエットを作ってくれる。
■\14,080
〈2〉ミラオーウェン / ストレートワイドデニムパンツ
裾に向かって切り替えが入ったパターンワークで脚全体をすっきりとした印象へと導くワイドシルエット。前後にセンタープレス入り。
■\9,460
〈3〉RHヴィンテージ / ワイドデニム
ベルト幅を太めの5cmにし、ウエストポイントを上に上げることでレッグラインの長さを強調。太ももから裾まで美しいラインではき心地も抜群。
■\29,700
「フロントのタックが内向きの仕様なので、腰周りが外に広がらず、細くすっきり見せることができます。さらに裾の加工やこなれたウォッシで、面積の大きいワイドを単調に見せません」
■\24,200(フレームワーク)
脚を立体的に見せる
裾の広がりを抑えたセミフレアデニムなら大人も着やすい。フレアシルエットの中に膝下やふくらはぎを隠しながら、つま先を覗かせることですらりスレンダーな脚へと導ける。
微ストレッチで太ももに優しくフィットしながら、高めの位置から緩やかに広がり、自然と脚を長く見せる。
■\31,900(シチズンズ・オブ・ヒューマニティ)
細身の太もも周りとブリーチ加工によるシェーディングでスレンダーな下半身をメイク。
■\14,080
〈2〉シチズンズ・オブ・ヒューマニティ / デミー
十分に伸びるストレッチ素材でストレスフリーなはき心地を叶えるクロップドフレア。
■\39,600
〈3〉ファイブ&ハーフ / BEAUTY-LINE スリットデニム
膝上まではゆとりを保ちながら、膝の高い位置からほんのり広がるラインが脚を細く長く見せる。
■\15,400
〈4〉マザー / インサイダークロップステップフレイ
フレアの裾を前後で長さを違えたカットオフ仕様で抜け感のあるデザイン。薄く滑らかな生地が脚にすっとなじむ。
■\34,100
〈5〉スターウエスト / STA-FLR
抑え気味のフレアとセンタープレスが女性らしいシルエット。ヒゲやブリーチなど細部までヴィンテージの風合いを再現。
■\27,500
「膝高めの位置からのセミフレアや裾のスリットなど、こだわりが詰まった美脚のためのデニムです」
■\15,400(ファイブ&ハーフ)
「ハイウエストと膝下からの切り替えで、スタイルアップ効果を発揮します。太すぎず細すぎない絶妙なシルエットが上品な印象です」
■ \9,460(ミラオーウェン)
膨張色の白は“太見え”にならない長さやデザイン選びが肝心。ヘルシーに足首が覗く丈やきれいめのディテールで、すっきりとクリーンに白を攻略。
「ぼんやり見えてしまう白デニムは、ハイライズにすることで脚長効果を発揮し、太見えしません。お腹周りもすっきり見せられます」
CAWデニム \16,500(すべてブラック バイ マウジー)
裾へと細くなるシャープなライン、くっきり浮かぶセンターブレスならまっすぐな脚を連想させられる。きれいめな装いにも合う一本。
■\20,350
〈左〉コーエン / USAコットン タックテーパード バルーン デニムパンツ
股上のゆったりとしたバルーンパンツの立体フォルムが、気になる腰周りをすっきりとカバー。テーパードシルエットで全身すらり。
■\4,950
脚の悩みは十人十色。太さや形などに悩みがあり、デニムに苦手意識を持つ編集部員が、多くのデニムを試着し行きついた究極の一本を披露。
肌に密着するストレッチ素材で女性らしいシルエットを浮かび上がらせる。膝下からはややフレアに広がり、脚長効果も抜群。
■シガレットスキニー \8,470(ミラオーウェン)
女性らしいラインを描くセミワイドデニムがさりげなく腰張りをカバー。メンズライクな見た目ながら、ライトオンスではき心地は軽い。
■PUNA デニム \17,600(ブラック バイ マウジー)
足首がちら見えするセンタースリットが全身に抜け感を生み出し、すっきりとスタイルよく見せられる一本。バックウエストにゴムを施し、しゃがんでも楽ちん。
■裾スリットデニムパンツ \2,280(ハニーズ)
知っているようでイマイチ自信がない、デニムの洗濯や保管方法。美シルエットを保つための“基本のき”について、リーバイスPR・中西さんに伺いました。
「洗うたびに多少の質感や色の変化は起こるので、はくたびに洗う必要はありませんが、数回に1回は洗った方が、緩んだシルエットが締まるのでラインを美しく保つことができます」
「デニムは頑丈な作りが多いので、洗濯機で洗っても問題はないです。色移りを防ぐため、他の洗い物や白ノンウォッシュデニムは分けましょう。洗うと硬めの風合いになるので、柔らかくフィットさせたいなら柔軟剤を入れてもいいです」
「基本的にネットに入れる必要はありません。ダメージなどの加工が入っている場合は、そのままだと絡まったり、ほつれたりする可能性があるので、ネットに入れて洗いましょう」
「デニムはカビが発生しやすいのが弱点。衣装ケースで保管しても問題はありませんが、その際は小分けになっている除湿剤などを一緒に入れておくと、安心してしまっておけます」
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レディースMe 編集部
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