スキンケア後、5分で完成!
時短もうれしい落ちないメイクは、仕込みと選びでできているんです。
今回はプロ直伝の落ちないメイク方法と、「本当に落ちない!」とプロが絶賛するメイクアイテムをご紹介しています。
中山友恵さん(ヘア&メークアップアーティスト)
Three Peace所属。ファッションセンスをいかした、抜け感のあるメークが得意。
だから、あえて私は多機能は使わず、日焼け止めは日焼け止め機能のみの透明タイプをしっかり塗り、下地は肌補正機能を部分的に、ファンデーションはキメを整える疑似膜を、と各々の目的を叶えてくれる3品を薄く密着させながら、ミルフィーユ塗り。このほうがくずれない上に、今どきの抜け感がありながらも、美しい生肌が。
ポイントメークは、アイテム選びと油分の扱いが鍵。眉毛を描く前にパウダーで押さえる、アイライン後にパウダーで固定するなど、ひと手間でモチが変わりますよ
【1】落ちないメイク方法
【2】落ちないメイク名品
〈1〉パッティングして肌を冷やす
化粧水を含ませたコットンで、風を送るようにパッティング。毛穴も引き締まります。収斂化粧水を使うとなおよし!
〈2〉手でしっかり入れ込む
美容液や乳液、クリームなど、スキンケアを肌にのせた後、少し待ってから、吸いつく質感になるまで、手で入れ込んで。
〈1〉日焼け止めは薄くのばすのが肝!
日焼け止めは薄く、でもしっかり塗るためにも、手元でよくのばしてから。首も忘れず!
〈2〉オレンジ色の下地を部分的に
くすみが気になる目元、口元、小鼻に。下まぶたにのばした指で上まぶたにものせて。
〈3〉ファンデーションの量は少量で!
リキッドタイプなら小豆粒大で半顔が適量。今のファンデーションはのびるので少量でOK。
〈4〉厚めでもOKな、頬からのばす
頬からのせ、フェースラインに向かってのばす。手に残った分で半顔のばしきって。
〈5〉スポンジで肌に密着させる
反対側も同様に仕上げた後、スポンジで全体を押さえ、余分な油分を吸着させて。
〈6〉練りチークで血色感を仕込む
頬骨に沿って、指でトントンと楕円にのせる。練りのフレッシュ感で抜け感のある肌に。
〈7〉部分的にパウダーでサラサラに
くずれやすい眉目元・小鼻だけに粉をのせ、余分な油分を抑えます。
〈1〉クリームシャドーを指でのせて
粉落ちしない、ピタッとフィットするクリームタイプが夏はおすすめ。指でしっかりなじませて
〈2〉インサイドはあえて入れない!
インサイドラインが落ちやすいので、あえて入れず抜け感を。茶色ラインで際を埋めていって。
〈3〉アイラインをパウダーで固定
ラインを落ちにくくするために、同系色のパウダーアイシャドーをアイライン上のみに。
〈4〉まつげはしっかり上げるのが鍵!
落ちにくいマスカラを使い、まつげをしっかりビューラーで上げて、下まぶたとの接触を防ぐ。
〈5〉トップコートのひと手間を
眉を描いた後に、透明ジェルを地肌につけないよう、毛流れに沿って。モチがぐんとアップ!
〈6〉自分発色の血色リップを選んで
輪郭を明確に彩るリップは落ちると目立つので、唇になじむオイルリップ処方を選んで。
メークテクがわかったらお次はアイテム選び。各社がしのぎを削って開発してきた“落ちない”名品ってあるんです。
いつだって涼しげ顔美人な美容のプロに、愛し続けるこだわりの品を教えてもらいました!
“鏡をみたら、目の下がパンダ…”いい女感が崩れる、最大の危機的状況。
ウォータープルーフ、スマッジプルーフなど、の液の処方はもちろん、アイテム選びにもひと工夫を!
炎天下の選挙活動中の友人におすすめした1品!
「地方選に立候補したママ友から“街頭演説でも落ちないアイラインは? と聞かれ、こちらをプレゼント。彼女も“これはスゴイ!とハマり中」
あのメイベリンから30代の大人マスカラ誕生!
「ボリュームまつげづくりの代名詞マスカラボリュームエクスプレスから、大人の上品仕上がりの新作が!その繊細な仕上がりが今ドキ。しかも、うれしいお湯落ち」
インサイドでも描きやすく、落ちないロングセラー
「奥二重なので、存在感を出せるアイラインが好み。これはインサイドに太めに引いても大丈夫。インサイドに引くと落ちるのがほとんどですが、これだけは別格」
下まつげの落ちにくさって意外と重要です!
「下まつげにダマッとつけるとそれが時間とともにボロボロ落ちることが。クリニークは一本一本ダマにならないので、下まつげのボリュームを叶えつつ、落ちる心配ゼロ」
直毛の私のまつげでも、カールが1日キープする
「ブラシが細く、根元からしっかり塗れるので、カールがキープ。ブラシを左右に揺らしながら塗るとキレイな放射状に」
1日まつげが下がらないマスカラ下地をベースに
「まつげが上に上がっているだけで、やはりおちにくので、撮影のときにもこれを愛用。マスカラを塗ることを考えて、根元から毛先まで薄めにつけるのがポイント」
少なからず落ちてしまうものだからこそ、落ち方にこだわりたいのがポイントメイク。
アイシャドーもチークも密着度の高い練りタイプで仕込み、リップは血色感にとどめるのが勝因。
ピタッとサラサラ仕上がり肌への一体化が秀逸
「クリームって油分が多くて落ちやすいイメージもあるのですが、実は粉落ちせずに、肌にピタッとフィットして、ツヤ感も出せる。単色アイシャドーでさらっとした目元が流行っている今季、活躍しそう」
ポンポンづけでも長持ちするのがすごい!
「この春誕生したクルーズラインのルージュは、とっても質感上手。軽く指でポンポンとのせても、鮮やかな赤色と透明感のあるツヤ感が、意外にも、長持ちするんです」
しっとりピタッと保護膜が美唇を守り抜く
「リップは基本落ちるもの。なので、色素を定着させながらの重ね塗りが効果的だと思っています。血色感と潤い力UPのこの下地を塗ると、色だけでなく、ぷっくり感まで、ちゃんと持続してくれます」
日差しの強い時期でも安心して使える!オーガニックチーク
「ビタミンフルーツやマンゴー種子バターとアルガンオイルが紫外線から保護してくれる上に、しっかり保湿。美容液を塗っているように、肌自体もイキイキと」
ベースでの血色感の仕込みが夜までくすみ知らずの秘訣
「ベースの段階で練りチークで血色感を出すと、フワッとツヤッと発色して夜までくすまない。化粧直しでパウダーをのせても、血色感はそのまま持続。07と14なども意外となじむので重宝」
アイシャドーベースを仕込むひと手間を!
「くずれやすい夏でも、お気に入りのパウダーアイシャドーを使いたい場合には、ベースを仕込むと密着感、発色もアップ。ピーチベージュの新色が加わり、色気のあある目元にひと役」
ふんわり太眉が全盛期の今、消えてしまった眉毛の“やってしまった感”は半端ない!
育毛する意識も大切ですが、自眉の状態に合わせ今ドキ眉づくりも叶えてくれる賢い名品を使い分けて。
眉がある人は、夏ならこれだけで仕上げても!
「ブラシの形が特殊で、液がたまったりしないので、そのまま眉毛にササッと塗れて、均一に。地肌についても、簡単にぼかせるので、眉毛がある人はこれだけで仕上げても」
パウダーとペンシルが1本に。やわらかな感じが1日キープ
「チップタイプの微粒子粉と揮発性シリコンのジェルペンシルで、しっかり密着するのに、ふんわり仕上がり。色もナチュラルで旬の眉が完成」
パウダーいらずで旬の太眉が自然に仕上がります!
「平たい芯だから自在に描ける。平面で太く描いてぼかし、眉尻は先端部分で一本一本描くと、自然な仕上がり」
眉の下地的役割を果たすWエンドのスティックタイプ
「こすると落ちるのですが、うっすら茶色い影が残るので、眉の骨格は残してくれます。たとえ眉尻は落ちても骨格感は残ったほうがいいと思うので、下地に」
これさえあれば、徹夜明けでも麻呂、眉になりません!
「汗、皮脂、こすれに強いので、消えやすい眉尻のための必須アイテム。かなり薄づきの筆ペンタイプなので、一本一本ナチュラルに描けてぼかしいらず。1本あると本当に便利でもう手放せません!」
最新アプリケーターで太眉を守り抜く!
「マスカラタイプのアイブロウジェルは意外と地肌にタッとつきがち。この特殊なアプリケーターで塗るとべたつくことなく眉をキープしてくれる。太眉時代の今、注目」
肌さえ整っていれば、実は8割方涼しげな顔は保てるもの。処方が変わらないロングセラーの信頼の逸品と、今季らしい“生肌感”を演出できる新作と、シーンによって上手に使い分けて。
28年目突入。変わらない処方で、本当にくずれない名品中の名品
「くずれないし、仕上がりの美しさはやっぱり一級品。2016年度用に設計されたカシミヤタッチパフにも注目」
OLに支持され続けるのがわかる、納得の1品
「きちんとした肌を夜までキープしてくれるので、食事の予定がある日など気合いを入れてコレを使います!」
マットな上品クール肌が長持ちします!
「正統派なマット肌をつくってくれるのに、軽やかなつけ心地で、スーッと肌になじみつつ、毛穴やくすみを瞬時にカバーしてくれる!高温多湿な日本の夏に頼もしい」
無色透明なヴェールをかけるミネラル100%の超微粒子パウダー
「肌にピタッとフィットして、サラサラ仕上がりで化粧もちを格段にアップ!毛穴もしっかり隠してくれるのに、軽いので重ねづけしても肌が重くなりません。大き目のブラシでふわっとのせて」
夏場のピークはこれ! 頼りっぱなし、3年目突入
「花王の皮脂対策技術はやっぱりスゴイ!厚ぼったくなく、ツヤのある薄膜肌に仕上げるのも優秀」さらに伊熊さんも絶賛の1本。花王ソフィーナプリマヴィスタくずれにくい化粧のり実感
涼感を出したいならブルー下地がおすすめ!
「ブルー系のカラーは色ムラをカバーして透明感を引き出してくれるので、涼し顔をキープ。手のひらにのばしてから顔全体に。ハンドプレスして密着させて」
レディースMe 編集部
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