「目尻はどこまで描けばいい?」「太さはどのくらい?」etc…実は「わからない!」ことだらけのアイライン、徹底解説します!
目の上の細い線ながらも、目をくっきりと見せ、顔立ちまで美しく際立たせてくれるアイライン。「なんとなく」引いているのでは効果半減。印象を上げたい大人こそ「正しいアイライン」を極めて、美人度アップを狙って。目のタイプ別に長さ、太さ、シャドーとのバランスをレッスン!
小田切ヒロさん・ヘア&メイクアップアーティスト
②奥二重
③キレ長目
“目は口ほどに物をいう”パーツ。意思の疎通をスムーズにしてコミュニケーション力を上げたい大人世代にとって、アイラインは欠かせない存在です。ただし、長さや太さがちょっと違うだけで、”感じがいい、印象にも、逆にキツく近寄りがたい、雰囲気にも見えてしまうことが…。だからこそ、好感度アップに効く「正しいアイライン」をマスターして!
アイラインがくっきり浮いて見えないよう、アイシャドーでサンドイッチするのがポイント♪
コーセー ヴィセ リシェ ジェミィ リッチアイズ BR-4 \1,200
上:シャネル スティロ ユー ウォータープルーフ 914 \3,000
中:ランコム コール イプノ ウォータープルーフ 02 \2,700
下:THREE シャドウ ライニング パフォーマンスアイライナー 02 \2,800
上:メイベリン ハイパーシャープライナー R BK-1 \1,200
中:フローフシ モテライナー リキッド Bk \1,500
下:花王ソフィーナ オーブクチュール デザイニングリキッドアイライナー BK711 \3,000
1.アイラインをより自然に見せるための下地づくりから
アイライン単体で考えず、アイシャドーとのバランスを考えてアイメークすることが「正しいアイライン」の基本。まずはアイホールにライトブラウンのシャドーをオン。
2.目の際に濃いシャドーで自然な深みを出す
上まぶたの際に、ダークブラウンのシャドーを細いチップでのせ、深みを出して。目尻から目頭に向かってぼかし、目頭にいくにつれて薄くぼけて自然なニュアンスに。
3.目のキワキワに、まつげを揺らすようにラインを
より自然に目ぢからを上げたいので、まつげの上側ではな<“生え際〟を埋める気持ちでラインを。まぶたを軽く持ち上げながら目頭から目尻へ、左右に小刻みにペンシルの芯先を動かし描いていって。
4.目尻は5mm外側に流して“目幅”を出す
まつげ際を埋めた後に、目尻のみには“まつげの上側にラインをプラス。黒目の外側から目尻に向かって、目尻は5mmほど外側に流すように引いで“目幅〟を出し、自然な目ぢからアップを狙って。
5.目尻ラインを綿棒でスッと美しく整えて
ペンシルだとどうしても目尻のラインが細くキレイに描きにくいので、先をつぶした綿棒で軽くなぞって整えて。描いたラインの下側をなぞるとシュッとキレイな“ハネ”に。
6.目尻にシャドーを重ねてサンドイッチに!
4でラインを引いた目尻1/3目尻の外側5mmにダークブラウンのシャドーを細チップでオンラインの上にシャドーを重ねることで、ラインを自然に目元になじませながら、にじみにくくする効果も。
7.リキッドアイライナーで最終調整を
目を開いたときに、まつげの内側(インサイド)がイマイチ締まっていない(肌色が目立つ)場合は、リキッドアイライナーで点を描くように埋めて。気にならない場合はこのひと手間は省いてOK。
8.下まぶたにもシャドーをのせて
バランスをとる下まぶた際にも目尻から目頭に向かって、ライトブラウンのシャドーをぼかして。シャドー&ラインで引き締めた上まぶたとのバランスをとって、より目元を印象的に!
1.濃シャドーは目尻側のみに
奥二重目をパッチリ見せようと、目の際にガッツリ濃いシャドーを入れたり、ラインを太く描くのは不自然。濃いシャドーは目頭~中間にはせず、黒目の外側~目尻の1cm外側までにオン。
2.ペンシルで“目尻三角埋め”
目を開くと見えないうえ、にじみがちな目頭~中間にはラインを引かないぶん、目尻のラインはしっかりと。1のシャドーを目安に黒目の外側~目尻1cm外側までラインを、目尻ギリギリから目尻1cm外側の終点をつないだ“三角地帯もしっかりと埋めて。
3.シャドーでサンドイッチ
2でラインを引いた部分にダークブラウンシャドー(左側)を細チップで重ねて。三角に埋めた部分にもしっかり重ね、ラインを自然になじませつつ、にじまないようにフィックスして。
4.インサイドを引き締めて
まつげの内側のうっすら肌色が残っている部分を、リキッドアイライナーで埋めて。基本の二重目の入れ方と異なり、まつげの隙間をペンシルで埋めていないので、このひと手間が奥二重の自然な目ぢからアップにマスト!
5.下まぶたにシャドーを
目尻にラインシャドーでしっかりと深みを出したので、下まぶたには軽やかなベージュシャドー(右側)をのせてバランスをとって。目頭1/4にはシャドーはのせず、抜け感をキープ。
イキイキとアクティブで大人な目ぢから!
目を開いたときに隠れてしまう目頭~中間はあえて抜いて、目尻中心にライン&引き締めシャドーを。全体にラインを引くとすぐににじんでしまう奥二重目にありがちな悩みも解消され、目元がクリアな印象に。目を伏せたとき、閉じたとき、どんなときでも美しく。
1.ガイドラインをシャドーで
アイホール全体にブラウンベージュ(左上)をのばした後、ダークブラウン(右下)を細チップで、目の際の目尻1 / 3にライン状にオン。目尻は目なりにやや下げぎみに8mm外側までのせて。
2.下の目尻にも締め色を
キツく見えがちなキレ長目の場合は、下まぶたにもダークブラウンのシャドー(右下)を。下まぶた際の中央から目尻に向かって、目尻は1で入れたシャドーと重なるくらいまでぼかしてカゲをつくることで、優しげなタレ目風に。
3.ラインも下げ気味に
目の“補整効果”をしっかり出したいキレ長目は、ブラウンではなく黒のアイラインペンシルを使用。1で入れたシャドーをガイドにして、目なりにやや下げ気味に、目尻は8mm長く引いて。
4.シャドーでサンドイッチに
3で引いたラインの上に、細チップの先でダークブラウンシャドー(右下)を重ねて。太さは出さず、ラインの上にかぶせる気持ちで深みを出すとともに、ラインのもちもアップ。
5.下の目頭には明るさを
下まぶたの目頭1 / 5にはライトカラーのシャドー(右上)をのせて明るい印象中間~目尻にかけてはカゲをつくったので、そのコントラストでメリハリが程よく出てより目元が印象的に。
目の重心を下げ、優しげな印象に
キュッとハネ上げた自分アイラインと比較すると、その差は歴然! 下げめライン&タレ目風シャドーの相乗効果で、好感度が高く、女っぽさも漂うまなざしに!
1.シャドー&ラインで調整
右目のほうが目の横幅が狭く、二重幅も広めなのでより丸い印象。アイホール全体にモーヴブラウン(左下)をぼか|した後、右目を左目の形に近づけるた右目の際の目尻にブラウンシャドー(右下)&ペンシルでラインを
2.長め目尻で横幅を出す
目の丸みを抑え、より横幅を出してアーモンドEyeに近づけたい右目の目尻はやや長めにラインを。アイラインペンシルで目尻は1cmほど外側までスーッと自然に流すように描いて。
3.左目は基本の引き方で
左目は基本の引き方と同様に。アイホールにモーヴブラウンシャドー(左下)をぼかしたら、目尻1/3にブラウンシャドー(右下)、さらにラインも目尻1/3&5mmほど外側まで引いて。
4.シャドーで左右対称に
1~3で引いたラインの上にブラウンシャドー(右下)を重ねつつ、適度にぼかしてカゲをつくりながら、左右非対称を補整。何度か目を閉じたり開いたりして、左右の目の大きさ&幅が同じように見えるように調整を。丸みを抑え、ややキレ長めに見せたい右目は、目尻に広め&濃いめにぼかして。
目幅&奥行きが出て美人度2割増し!
ちょっぴりさみしげで幼い印象だった丸目も横幅が出て深みが増すと、働くシーンにぴったりの大人な印象に。ナチュラルに目ぢからアップをかなえる決め手は、ライン×シャドーの絶妙なコンビネーションがあってこそ!
レディースMe 編集部
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