洗濯王子ことクリーニングのプロ、中村祐一さん。
1984年生まれ。長野市伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。著書に『洗濯王子に教わる』、『幸せを呼ぶスマート洗濯』など多数。
とにきはブーツを履いて歩き回ることもあるソックスは、どうしても頑固な汚れが付着してしまう。もちろん汗ジミなどは悪臭の原因となることも。
そこで普通に洗濯するだけでは落とし難い足裏部分の汚れをしっかりと除去する方法を紹介。使うのは洗濯用のり。これ洗濯前に水で薄めて、汚れ部分に塗り込む。そして乾燥させてから洗うだけで、しつこい黒ずみなども取り除くことができる。
足裏の汚れは時間が経つほど、シミとなって残ってしまうので、なるべく定期的にこの洗い方を実践してクリーンに保ちたい。
2.霧吹きスプレー。100円ショップ購入可能
3.100円ショップなどでも手に入る一般的な洗濯のりの原液。(本来は洗濯後にシャツの襟などに付けるためのもの)
【1】洗濯のりを作る
まずは洗濯のりの原液を水で6倍くらいに薄める。しっかりと混ぜて霧吹きに入れる。一足分ではあまり使わないので、どうせなら数足分のソックスをまとめて洗濯するのもあり
【2】足の裏部分にスプレーする
薄めた洗濯のりができたら、ソックスに手を入れて足裏部分を広げる。そして霧吹きで洗濯のりを吹き付けていく。もちろん汚れている部分を重点的に。裏地までしっかりと染み込ませる
【3】乾燥させる
洗濯のりを吹き付け終えたら、一旦干して乾燥させる。なるべく風通しが良い場所で乾かそう。こうすることで洗濯のりが頑固な汚れを包み込んでくれるため、普通に洗うよりも汚れが取れやすくなる
【4】乾いたら洗濯する
ソックスが完全に乾いたら、あとは普通に洗濯機に入れて洗うだけ。おしゃれ着用洗剤ではなく、普通の液体洗剤で問題なし。もちろん柔軟剤を入れてもいいし、他の洗濯物と一緒に洗ってもOK
【5】再び干す
洗い終えたら再び干す。洗濯のりはデンプンで作られているため、残留せず汚れと一緒にきれいに落ちているので安心。干すときはツマ先側を上にしたほうが、ゴムの伸びを防ぐことができる長期保管の畳み方。
【6】保管方法のコツ
保管時は両足分をまとめるために、ゴム部分をクルっと丸めて繋げる人も多いはず。しかしこの方法はゴムが伸びてしまう。それよりもカカトを軸にして両端を折り曲げて1/3の大きさにするほうが、コンパクトになるしゴムの負担も軽減
【知っ得!】アイロンで殺菌もできる!
洗濯した後も、どうしても臭いが気になってしまうという人は、乾燥後にしっかりとアイロンをかけよう。アイロンは見た目をきれいにするだけでなく、熱による殺菌効果も期待できるのだ
レディースMe 編集部
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