人気ブランドをはじめ、選び方・洗い方も紹介しています。
食卓の主役といえば食器。
今回は結婚祝いやプレゼントに選ばれる高級食器ブランドから、日常をちょっぴり贅沢にしてくれるオシャレでお手頃なブランドまで、「海外・日本の有名食器ブランド」を元にした人気ランキングと、食器の選び方や洗い方を紹介しています。
■1位:ロイヤルコペンハーゲン
■2位:ウェッジウッド
■3位:ノリタケ
■4位:マイセン
■5位:リチャード・ジノリ
■6位:ナルミ
■7位:ロイヤルクラウンダービー
■8位:レイノー
■9位:エルメス
■10位:ビレロイ&ボッホ
■11位:ティファニー
■12位:アフタヌーンティー
■13位:アラビア
■14位:ロイヤルウースター
■15位:大倉陶園
■16位:ヘレンド
■17位:ロイヤルアルバート
■18位:エインズレイ
■19位:アビランド
■20位:ミントン
■21位:ジアン
■22位:ロイヤルドルトン
■23位:ベルナルド
■24位:フッチェンロイター
■25位:フィリップデズリエ
■26位:スポード
■27位:ローストランド
■28位:ロイヤルデルフト
■29位:ローゼンタール
■30位: カールスパード
最初は、応用範囲の広いシンプルな器を必要なだけチョイスして、徐々に買い足していく方法がおすすめです。デザインを決めるときは、セッティングのときに位置皿として使うディナー皿を基準に選びます。メーカーによって25cm~27cmくらいまで幅があるので、テーブルの大きさやインテリアとのバランスを考えることを忘れずに。衝動買いは禁物です。
まず揃えたいのはディナー皿、パン皿、スープ皿、フルーツサラダを取り分ける皿とコーヒーカップ&ソーサ。これだけあれば、毎日の食事からディナー、ティータイムのおもてなしまで使えます。
もしも色や柄選びで迷ったら、どんな料理も引き立ててくれる白い器が便利。また、食器は見た目と料理を盛ったときでは印象が違ってくるものなので、最初は2人分から揃えて、徐々にお客さま用を買い足していくのも賢い方法です。
出典:http://marumitsu.jp/
おもてなしのスタイルが決まってきたら、必要な器を買い足していきましょう。コースディナーでもてなしたいなら、まず同じデザインのデザート皿を。次に、テーブルのアクセントになる盛り皿のオーバルプラターやサラダボウル、変形皿を加えていくと重宝です。
盛り皿は、テーブルのスペースに合わせて大きさと形を選ぶのがポイント。クレセント形、シェル形、リーフ形などがある変形皿は、オードブルやデザートにも使えるので、他の器との相性を考えながら選ぶといいでしょう。
こうした器は、違うデザインを組み合わせても楽しいもの。ただし、そのときは地肌の白を揃えるのを忘れずに。同じ磁器でも、ポーセリンとボーンチャイナでは地肌の色が違うので注意が必要です。また、食後のコーヒーや紅茶にまったく違うデザインのカップを使うこともルール違反ではありません。
コーヒー&ティーセットは最初から趣味性の高いものをそろえ、使い勝手がいいようなら、ディナーセットも同じデザインで揃えていく。そんな方法も、失敗をしない食器の揃え方のひとつです。
ランキング(アンケート投票数順)
画像出典:公式サイト
価格帯:2,500円~380,000円
創業国:デンマーク
デンマークが誇る芸術品であり、「世界一豪華なディナーセット」ともいわれた『フローラ』。そして『ブルーフルーテッド』に代表される水彩画のような青い絵付の数々。
ロイヤルコペンハーゲンには、手描きへのこだわりが生んだ、息の長い名作が揃っています。
400票(10%)
画像出典:公式サイト
価格帯:4,000円~25,000円
創業国:イギリス
ファインボーンチャイナの代名詞ともいえるウェッジウッド。艶やかで透けるような白は、多種多様な絵柄のすべてを美しく際立たせます。
イギリス陶磁器の歴史を中心的に担ってきたブランドだけあって、その幅広いコレクションには、常に目の離せない魅力があります。
389票(10%)
画像出典:公式サイト
価格帯:600円~40,000円
創業国:日本
手が届く安いシリーズ~エレガントな高級シリーズまで種類も豊富な『ノリタケ』。
ノリタケ・チャイナで世界中で長く親しまれている名ブランドで、絵柄デザインだけでなく、素材的にもかなりの種類を製作しており、ボーンチャイナやポーセリンのほか独自で開発した磁器も高く評価されています。
364票(9%)
画像出典:公式サイト
価格帯:4,800円~270,000円
創業国:ドイツ
手書きの高級磁器の代名詞といえばマイセン。ヨーロッパ初の磁器を生み出したブランドであり、いま最も誇り高き職人であるマイスターたちによって、芸術の域に達する傑作が製作されています。
古典的作品のほか、モダンな感覚の現代マイセンも高い評価を得ています。
351票(9%)
画像出典:公式サイト
価格帯:2,700円~38,000円
創業国:イタリア
イタリア・フィレンツェ生まれの伝統窯、リチャード・ジリは、今や日本で知らない人はいないほどの人気ブランド。
豊富な絵柄のバリエーションはイタリアらしい高い美意識が息づき、それでいてどのシリーズも、気取らないテーブルセッティングを叶えてくれます。
170票(4%)
画像出典:公式サイト
価格帯:1,700円~58,000円
創業国:日本
王冠のシンボルマークで知られるナルミは、日本を代表するボーンチャイナの老舗です。
普段使いに向くシリーズのほか、「クロン・ド・ミューズ」という、贅を極めた限定生産の一連もあり、幅広いバリエーションを誇る人気ブランド。結婚祝いや引き出物など、さまざまなシーンで選ばれています。
166票(4%)
画像出典:公式サイト
価格帯:13,000円~145,000円
創業国:イギリス
日本の古伊万里の様式を取り入れた、壮麗なデザインで有名なロイヤルクラウンダービーは、ファインボーンチャイナの至宝ともいえるブランドです。
ブランド名が示すとおりイギリス王室からの評価もたかく、豪華な名作をいくつも生んでいます。
163票(4%)
画像出典:公式サイト
価格帯:8,000円~48,000円
創業国:フランス
輝くばかりの白い地肌に描く繊細な小花柄や、あでやかな色彩模様。豊富な絵柄バリエーションを誇るレノイーは、1849年の誕生以来、陶磁器の古都リモージュで伝統を守り続ける名窯です。
有名なロングセラーも数多く、各国の一流レストランなどで愛用されています。
157票(4%)
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価格帯:4,000円~29,000円
創業国:フランス
「食卓の歓び(Plasir de la ta-ble)」をテーマに、テーブルウェアでも質の高い美の世界を表現しているエルメス。
スカーフの柄やアクセサリーのモチーフなど、独特の遊び心が見え隠れする、食器のラインナップは特に女性に人気です。
152票(4%)
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価格帯:2,500円~15,000円
創業国:ドイツ
「日常の暮らしを楽しむこと」をテーマに、18世紀の昔から実用性の高い陶磁器を作り続けているビレロイ&ボッホ。
身近な題材を使った絵柄、温かみを感じる質感、そして現在は電子レンジに対応する耐久性を備え、幅広い層に支持されています。
149票(4%)
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創業国:アメリカ
価格帯:4,000円~8,000円
女性なら誰もが憧れる高級ジュエリーブランドであり、マグカップやお皿などのテーブルウェアにも定評のあるティファニー。
高そうなイメージとは裏腹に意外とテーブルウェアは1万円以下とリーズナブル。洗練されたデザインも相まってギフトなどにもよく選ばれています。
144票(4%)
画像出典:公式サイト
価格:300円~6,000円
創業国:日本
ちょっとしたプレゼントにも◎な、安くておしゃれ可愛いマグカップやプレートがたくさん揃っている『アフタヌーンティー』は、1981年創業時より、“お茶とともに過ごす豊かな時間”の提案をしてきたライフスタイルブランド。
ちょっと良い物を…そんな時に最適なブランドです。
130票(3%)
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価格帯:3,500円~18,000円
創業国:フィンランド
「おしゃれなマグカップ」も大人気のアラビアは、雄大な自然を大胆にデフォルメした絵柄で知られる、フィンランドに創設された北欧最大のブランド。
1年の大半を雪で閉ざされる北欧では、昔から室内で生活を楽しむことが重視されてきました。ユニークで心温まる食器はそんな背景から生まれています。
125票(3%)
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価格帯:3,000円~25,000円
創業国:イギリス
今も続くイギリスの陶磁器メーカーの中で最も古いのがロイヤルウースターです。
創業当初から今日まで、すべてのイギリス王室のテーブルを飾ってきたブランドで、ゆったりとしたシェイプや自然を題材にした柄など、この国の伝統を感じさせるデザインが豊富です。
120票(3%)
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価格帯:5,000円~150,000円
創業国:日本
陶磁器のコレクターの間で名高い大倉陶園。良質の素材と卓越した技術から生まれる作品は、豊かな独創性が魅力です。
ギフト向けに用途に合わせてアイテムが構成されたセット商品も多く、お祝いごとに重宝されているブランドです。
114票(3%)
画像出典:公式サイト
価格帯:5,000円~100,000円
創業国:ハンガリー
明るい色彩の花柄や果物柄、複雑な細密画、そしてユニークなシノワズリなど、多彩な美の表現が魅力のヘレンド。
そのパターンはすべて手描きで製作されています。今もマスターペインターと呼ばれる職人の資格制度を有し、精緻な技術を守り続けれるブランドです。
111票(3%)
画像出典:公式サイト
価格帯:1,500円~10,000円
創業国:イギリス
優雅なシェイプ、古典的なフローラル・パターン、豪華な金彩などを特徴とし、「最も英国的なテーブルウェア」として名高いロイヤルアルバート。
他の伝統窯と同じく王室との関わりも深く、誕生以来数々の栄誉を与えられてきた老舗ブランドです。
100票(3%)
画像出典:公式サイト
価格帯:4,000円~54,000円
創業国:イギリス
イギリス、スタンフォードシャーの地に生まれたエインズレイは、やはり200年以上の歴史をもつファインボーンチャイナの雄です。
白い地肌と鮮やかなコントラストを生む色使いが特徴的で、最も多くの皇族や貴族から愛され続けています。
92票(2%)
画像出典:公式サイト
価格帯:6,800円~26,000円
創業国:フランス
フランス・リモージュの陶磁器に心を奪われた、貿易商によって創設されたというアビランドも、フランスを代表するブランドのひとつです。他の名窯と同様、手技を駆使した繊細な絵柄は、19世紀の創業時から、審美眼の高い世界中の人々に愛され続けています。
90票(2%)
画像出典:公式サイト
価格帯:2,500円~15,000円
創業地:イギリス
「テーブルの貴婦人」の名を誇るミントン。豊富な花柄のバリエーションは特に有名で、日本でも多くの人気パターンを有しています。
また一方では純金を駆使したさまざまな装飾技法の秀逸さでもよく知られており、世界の王侯貴族たちを魅了してきた歴史をもちます。
78票(2%)
画像出典:公式サイト
価格帯:3,800円~25,000円
創業国:フランス
四季折々の自然の恵みを豊かな色彩で表現するジアンは、1821年に生まれた老舗食器ブランド。
カジュアルな食卓に向く、温かみのある陶器が多く、特に「ジアン・ブルー」と呼ばれる鮮やかな藍色が有名です。日本で人気の絵柄も多い、親しみやすいブランドです。
71票(2%)
画像出典:公式サイト
価格帯:4,000円~25,000円
創業地:イギリス
格式高いデザインで知られるロイヤルドルトンも、イギリス陶磁器の本流を行くブランドです。
ファインボーンチャイナならではの白地を生かしたシンプルなパターンが多く、歴代の王室のほか世界中で高い支持を得ています。
71票(2%)
画像出典:公式サイト
価格帯:5,000円~15,000円
創業国:フランス
可憐な花々を数多く持つベルナルドは、フランスのリモージュで最大の規模を誇るブランドです。フランス流のエレガンスを感じさせる気品あるパターンが多く、その技術の高さはナポレオン3世の王室御用達に始まり、華麗な歴史に裏付けられています。
54票(1%)
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価格帯:4,000円~15,000円
創業国:ドイツ
ライオンのトレードマークで有名なフッチェンロイターは、19世紀から続くバイエルンの老舗です。
重厚な伝統とハイクオリティ、そしてデザインの革新性を重んじるドイツらしいブランドで、ロングセラーのほか、時代性を感じさせるモダンな柄にも定評があります。
52票(1%)
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価格帯:5,000円~18,000円
創業国:フランス
フランス・リモージュの伝統技術と現代感覚を融和させた、独創的な表現に定評のあるフィリップ デズリエ。
ファッション、インテリアなど他分野のデザイナーとの提携による作品は、食器の世界に新しい流れを作り出しています。
46票(1%)
画像出典:公式サイト
価格帯:2,500円~18,000円
創業地:イギリス
スポード社はやはりイギリスらしい正統派の老舗ブランドです。18世紀の創業以来、改良を重ねてきた美しいボーンチャイナ、そして野の花など素朴な絵柄。名工たちの生み出す独自の伝統スタイルは時代を超えて支持されています。
35票(1%)
画像出典:公式サイト
価格帯:3,000円~8,000円
創業国:スウェーデン
価格が手ごろで誰からも愛されるデザインで人気を博す「ロールストランド」は、18世紀から続くスウェーデンの伝統的なブランド。
北欧らしい、素朴で生活感の漂う食器が多く、中でも花柄などの可愛いパターンは、近年日本でも注目されています。
34票(1%)
画像出典:公式サイト
価格帯:20,000円~80,000円
創業国:オランダ
ロイヤルデルフトは、17世紀にオランダで生まれた「デルフト焼」という陶器を、いまも伝統的に製作し続けている名窯です。「デルフト・ブルー」と呼ばれる青の色合いが特徴で、オランダを代表する工芸品としても有名です。
20票(1%)
画像出典:公式サイト
価格帯:4,500円~20,000円
創業国:ドイツ
バイエルンの名窯ローゼンタール。古きヨーロッパの伝統が薫る「ローゼンタール・クラシック」と、現代の著名デザイナーによる斬新な「スタジオライン」とで構成されるコレクションは、常に新鮮な注目を集めています。
18票(0%)
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価格帯:5,000円~15,000円
創業国:チェコ
チェコ共和国、カルロヴィ・ヴァリ地域に位置する陶磁器ブランド。美しいコバルトブルーで描かれる「ブルー・オニオン(青いタマネギ)」のパターンを伝統的に製作しており、多くの愛陶家たちに親しまれています。
10票(0%)
陶磁器を使ったら、油汚れなどをペーパータオルで拭き取り、ぬるま湯で流しておきます。その後、食器用の洗剤を溶かしたぬるま湯につけ、割れやすいものから順にスポンジで洗います。
細かいレリーフなどの汚れや渋茶は、無理にこすらずに酸素系の漂白剤につけて落とします。ただし、金彩や銀彩を施したものは変色することもあるので、購入時に洗い方の確認をしておくとよいでしょう。食器洗い機を使うときも同様です。
収納するときはやわらかい布や紙ナプキンを間に敷き、同じサイズの皿を重ねます。ティーカップなどは、スペースがあれば重ねず、1客ずつ並べるほうが安心です。
気に入った食器は、大切に長く使っていきたいもの。購入するときは、長期間作られている商品か、買い足したときに単品でも購入できるのか、金彩が剥げたときや銀器の修理などのアフターケアがあるなどのを、必ずチェックしましょう。
大切なのは、信頼できるメーカーや購入店を選ぶこと。その点。洋食器の一流ブランドと呼ばれるメーカーなら何十年も作り続けられている定番商品が多くありますし、カップ&ソーサー1客単位から買えるオープンストック方式をとっているケースがほとんどなので、商品を安心して買い足していくことができます。
レディースMe 編集部
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ランキングは、当サイト内で実施したアンケートを集計し再掲載したものです。
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