シワ感の強調を防ぎ、崩れにも強いベースメイクテクニック!
実は隠したいからと必要以上に重ねると逆効果。ちょっとしたコツで崩れにくく美しいベースが作れます。
1.プレマッサージ
2.化粧水、乳液
3.化粧下地
4.ファンデーション
5.コンシーラー
6.チーク
8.ハイライト
9.ハイライト
レイナさん(ヘア&メイクアップアーティスト)
実用的かつ手早くできるメイクに定評あり。メイクのプライベートレッスンや少人数制の講座も開催しています。
このひと手間で顔筋を柔らかく、結構と化粧のりを良く。
生え際から指の腹で、ジグザグに頭皮を動かすような感じで頭頂まで。そのまま後頭部、うなじまでマッサージ。
眉の上下を親指と人差し指で挟み、押し揉みながら眉頭から眉尻まで、最後に眉頭の下を親指でぐっと押す。
机に肘をつき、両手をグーにして第二関節を頬骨の下にあて、頭の重さで圧をかける。そのまま手を外側に移動させていく。
上を向き、両手でエラの下あたりから鎖骨に向かって流す。鎖骨のくぼみ、脇を左右交互に片方の手で揉みほぐす。
▼おすすめのアイテム
両手で一気に、肌の状態に応じた量を重ねる。
化粧水を両手のひらに適量取り、顔を洗う要領で頬を中心に一気に内から外、下から上の動きで伸ばす。少量ずつ重ねるのがポイント。乳液も同様です。
▼おすすめのスキンケア用品
左)ハリと弾力を与えるエマルションタイプ美容液。
■ムーンパール リカバリーエッセンス 30g 13,500円 / 共にミキモト コスメティックス
「さっぱり系」と「しっとり系」を部分ごとに使い分け。
まずしっとり系下地で、ツヤと明るさを足し、立体感を演出。写真の青い部分にのせ、全体にのばしていく。
▼使用した化粧品
脂っぽくなる眉上、毛穴が目立つ鼻全体と小鼻横、唇まわりにはテカリ防止のさっぱり系下地を薄く伸ばす。
▼使用した化粧品
②同様、頬を中心に両手で伸ばす。顔の中心を軸に、外にいくほど薄く、輪郭はほとんどつかないほどでよい。
両手で中心から放射線状に。細部は指の腹で。
しっとり系下地と同じ位置に置き、両手を肌に密着させて頬からスタート。逆三角形ゾーンを中心に外へ放射線状の動きで、外にいくほど薄くなるように。一気に仕上げると乾燥せず、均一に。
小鼻や目の両端など細かいところは、両中指に残ったファンデーションをすり合わせてから、指の腹でトントン押したす感じで。
▼使用した化粧品
明るすぎず肌なじみの良い色を、目の下に少し。
クマが目立つ人はオレンジ+ライトベージュ色、ない人はライトベージュ色を、“ゴルゴライン”に。指の腹でトントンと、優しくなじませる要領で。
指を立てずに指の腹で押さえ、体温で溶かしながら、目の下の三角ゾーンの範囲内で広げる。
▼使用した化粧品
▼おすすめの化粧品
頬の、若いときに高かった位置に置き、円周をぼかす意識で。
黒目の外側と小鼻の上から引いたラインが交差する点をセンターに、中指の腹で小さく丸くチークを置く。小鼻の下ライン上までは広げない。
両手の中指と薬指で、円周からぼかして、丸く二倍の大きさにし、最後は耳方向にぼかす。押しなじませるように動かし、引き伸ばさないのがポイント。
指に残ったものを、額、まぶた、あご先に置き、すっと伸ばす。最後にフェイスラインを撫でるように指を1周させる。ニュアンス程度でOK。
▼使用した化粧品
ルースタイプではなくプレストタイプをスポンジで。
プレストパウダーをスポンジで少量取る。通常の約70%の量で充分です。写真の青い部分(崩れやすいところ)を中心に、きゅっと押さえ込む感じで。
次にプレストパウダーをブラシで取り、輪郭をひと刷毛、額と頬にも軽くくしゅっと。
▼使用した化粧品
左)熟練の職人が手がけた熊野筆。柔らかく粉含みが良い。
■アルティザン&アーティスト フェイスパウダーブラシ 13,000円
光に視線を集中させ、細かい難点をカバーする。
少しだけパール感のあるハイライトを、鼻の一番低いところ、下まつ毛の際、上唇の中心のカーブ、あご先に。光に目が行き、シワが目立たない効果が。
パール感のないツヤを足すハイライトを、目尻のシワを避け、目の下の端に。潤った印象になります。
▼使用した化粧品
■バーバリー フレッシュグロウ ハイライティングルミナスペン 4,200円 / バーバリー
左)自然なツヤを与える「肌グロス」。下地にも使える。
■プレイリスト スキンテクスチャーヴェール モイスチャライジングT 18g 3,500円 / 資生堂
中心に明るい光を集めたベース作りで、細かいシワは目立たず、いきいきとした表情に。あとは気分に合ったリップやアイカラーを。
メイク直しも手早く、軽く、力を入れずにそっとが基本。
脂分だからと取りすぎない。
ティッシュを小さく畳み、小鼻の溝を軽くそっと押さえる。取りすぎると逆に脂が出ることもあるので注意。
自分の脂をなじませ乾燥防止。
小鼻を指の腹でグリグリし、パウダーファンデかプレストパウダーを、スポンジで軽く押さえる。
ひどい乾燥にはオイルを数滴。
目の際など乾燥や崩れがひどい場所は、ベタつかない軽いオイル1、2滴を指の腹でトントンと押しなじませる。
▼おすすめの化粧品
岡野瑞恵さん
ヘアメイクアップアーティスト
大人はきちんと手をかけて清潔感と品のある美肌に
「ある程度年齢を重ねたら、すっぴんのままでも美肌、というのはなかなか難しいもの。大人は複数のアイテムを取り入れ、きちんと手をかけて、清潔感のある肌印象を作ることが大事です。まず力を入れてほしいのが、メイク前のスキンケア。乾燥ししぼて萎んだ肌では、下地やファンデの美しい質感も映えません。しっかり保湿するのはもちろん、美顔器を使ってクレンジングやマッサージを施しておけば、肌表面がなめらかになってくすみも晴れ、結果、メイクも薄づきですむことになります」
実際にメイクするときに大事なのは、メリハリをつけること。
「顔全体に同じ調子で塗りたくる」というのが老け肌のもと。きちんとした肌作り、というのは決して、全顔に均一に塗ることではありません。全体的には薄づきでありながら、要所要所がきちんとカバーされている。それを実現するには、アイテムを上手に使い分け、塗り方に強弱をつけることが必須になります。さらに、肌の状態は日によって変わるものだから、それに合わせて使うものや塗り方を調整する知恵も必要。欲をいえば、ファンデもカバー力や質感が異なるものを何種類か用意し、その日の肌の具合や服装、出かける場所に合わせてカスタマイズしたいところ。賢く計算し、洗練美肌を目指しましょう」
下地とファンデーションを同じテンションで薄く塗っただけの状態。シミ、クマ、くすみなどの影が目について顔全体が暗く感じられ、少し不健康な印象も与えます。
ファンデの塗り方に強弱をつけ、目につく影はコンシーラーでカバー。清潔感、きちんと感が高まり肌色も明るく見え、透明感の高い美肌印象に格上げ!
大人のベースメイクはスキンケアから始まっている
余分な角質や汚れを取り除いてツルンとなめらかにし、潤いを補給して萎んだ肌にハリを取り戻す。そんな念入りなスキンケアが、ベースメイクの完成度を高めます。美顔器などを使い、テクニック不足を補うのも効果的!
下地を使うのはマスト! 2種類使えばより完成度が高まる
肌をケアしながら守り、補正し、化粧持ちもよくする下地は美しいベース作りに欠かせないアイテム。顔全体にはトーンアップ下地、さらに部分的にツヤ下地を重ね、立体感と透明感を高めるのが岡野流です。
ファンデの塗り方にメリハリをつけて厚塗り印象を回避!
顔全体に同じテンション・厚みでファンデを塗ると、厚塗りでのっぺりした印象に見えてしまいます。美肌印象を決める頬はしっかりめに、よく動く目まわりなどは薄く塗ることで、メリハリが高まり、崩れも防げます。
目につくシミやクマはコンシーラーで個別に隠す
薄塗りしたファンデでは隠れなかった肌ノイズは、コンシーラーでカバーします。デリケートな目まわりはなめらかな質感のもの、シミは硬めのものでしっかりと。肌悩み別に対応することで、より自然な仕上がりに。
チークはベースメイクの一部。お粉の前に血色を仕込む
チークを入れて血色を高め、明るくフレッシュな顔色をリカバリーするところまでがベースメイクです。お粉はポイントメイクまで施し、肌の状態を確認してから薄くのせるのが自然な仕上がりのコツ。
美顔器を導入して効果的にスキンケア
手技より効果が高い美顔器でメイク前のケアを。クレンジング、マッサージなど必要に応じて取り入れ、肌をクリーンで巡りのいい状態に。
クレンジングや表情筋トレーニング、美容液導入など4種類のトリートメントを手軽に行え、自宅でエステ級効果を実感できる美顔器。
セルキュア 4TPlus \120,000 / ベレガ
乾燥やシワが現れやすい目元のケアはマスト
通常のスキンケアに加え、年齢が出やすい目元のケアをマストに。専用のアイクリームにギアなども使ってくすみを払い、ハリを甦らせる。
目元にハリとツヤを届けるクリームと、マッサージャーがセットに。
プロディジー CEL グロウアイ&マッサージャー 15.3g \23,000(限定発売) / ヘレナ ルビンスタイン
顔全体に薄くのばしてくすみや色ムラを払う
日焼け止めとトーンアップ効果のある下地を塗る。パール粒大を手の甲に出し、指に取って薄くのばす、を繰り返しながら顔全体に広げる。
肌に溶け込むテクスチャーと色みで明るさや透明感を自然に引き出し、潤いの効果で内側から輝くような肌に整える。
ヴォワール トランスパラン SPF24・PA++ \6,000 / クレ・ド・ポーボーテ
肌にすんなりなじむピーチピンク色で、くすみを払ってトーンアップ。軽やかにのび、ファンデの仕上がりを美しく高める。
綾花 ブライト アップ ベース ミルク SPF28・PA+++ \1,500 / 光未来
ツヤ下地を仕込んで透明感と立体感を高める
ツヤ感の高い下地を重ね、メリハリと透明感を仕込む。頬の高い部分にスッとひと筋、斜め上がりにのせ、指で軽く叩いてなじませる。
微細なパールがふんだんに含まれ、柔らかなツヤを与えて肌に透明感と明るさをもたらす下地。スキンケア効果も高い。
イルミネイティング プライマー \8,100 / トムフォード ビューティ
潤いたっぷりで、美容液のようにまろやかな感触。スーッと溶け込み、乾燥が気になる肌にみずみずしい輝きをプラス。
AQ エッセンスグロウプライマー SPF25・PA++ \7,000 / コスメデコルテ
\ アラが目立つ人はトーンアップ下地のかわりにCCを使用。肌の色調にあわせて選びましょう /
高いプロテクション効果、エイジングケア効果があり、肌のノイズを光でカモフラージュしツヤやかに整える。
リプラスティ CC+ SPF50・PA++++ \12,000 / ヘレナ ルビンスタイン
潤わせて与えるスキンケア効果、カバーし輝かせるメイク効果、悪影響から守る保護効果を備える。
アトモスフィア CC クリーム SPF50・PA++++ \8,500 / SK-II
ファンデーションは塗り方に強弱をつける
ファンデを指の腹に取り、美肌のアピールポイントである頬からカバー。高い部分にポンポンと置いてから均一にのばし、外へぼかしていく。
ファンデを塗った部分と素肌の境目がパキッと分かれないようにぼかす。特に、フェイスラインは首までかかるように、丁寧にぼかす。
目や鼻、口のまわりなどの細部や動きやすい部分は、少量残っているファンデを使い、指でトントンと軽く叩きながら極薄でカバーする。
スキンケア成分を贅沢に配合。コクのあるクリームがとろけるようになじみ、さり気なくアラ隠して輝く美肌に。
ル・フォンドゥタン SPF20・PA++ 全7色 各\30,000 / クレ・ド・ポーボーテ
薄づきナチュラルで素肌っぽい仕上がり
フレッシュでみずみずしく、肌の透明感を損なわない。
アクアティックグロー クッションコンパクト SPF23・PA++ 全6色 各\6,300(セット価格) / NARS JAPAN
アラをしっかりカバーしハリのある仕上がり
日本産美容エキス12種などを配合。時間がたつごとにツヤが美しく移り変わる。
エクストラ リッチグロウ クリームファンデーション 全7色 各\10,000 / SUQQU
カバーカがあるのにナチュラルで肌に優しい
天然由来成分を97%配合。肌の呼吸を妨げない軽やかなつけ心地で、透明感のあるカバー力が持続する。
レソンシエル SPF20・PA+++ 全10色 各\7,000 / ゲラン
潤いと光の効果で立体感のあるツヤ肌に
深い潤いと光の効果で立体感もUP。パールプレシャスオーラ プレミアム クリーム ファンデーション SPF20・PA++ 全6色 各\7,000 / ミキモト コスメティックス
光感があってなめらかなコンシーラーで薄カバー
なめらかで保湿効果があり、光の効果で薄くカバーできる筆ペンコンシーラーを使用。まず、目周りの影が気になる部分に筋状にのせる。
指で周囲になじませる。力を入れてすべらせると取れてしまうので、軽く、細かく叩きながらずらしていき、薄く自然にフィットさせる。
光の魔法で不要な影を消し去る筆ペンコンシーラーのハイカバータイプ。アラを隠しつつ、透明感はキープ。
ラディアント タッチ ハイカバー 全3色 各\5,000 / イヴ・サンローラン・ボーテ
柔らかな赤・黄の光の効果で目まわりに足りない色と光を補い、クマ、くすみなどの色ムラを瞬時に消して明るくする。
コレクチュールエクラプールレジュー 全4色 各\6,000 / クレ・ド・ポーボーテ
硬め&色が合うものでピンポイントでカバー
質感は硬めで、肌色にピッタリ合うコンシーラーか、多色入りを混ぜて色が合うように調整して使用。目立つシミにピンポイントでのせ、周囲をブラシでぼかす。
計算された3色で、自分の肌悩みにピッタリ合う色が作れる。肌にのせるとピタッと密着してサラサラに変化。
キャンメイク カラーミキシングコンシーラー 全4色 各\750 / 井田ラボラトリーズ
日焼けによるシミ、そばかすを隠して防ぎながら、メラニンの生成を抑える美白効果も発揮。
フェアルーセント 薬用ホワイトスティック [医薬部外品] SPF50+・PA+++ 全3色 各\5,000 / メナード
透明感のある練りチークで自然に血色を与える
練りチークを指に取り、黒目の下・小鼻の上くらいの高さにポンポンと置き、軽く叩きながら丸くぼかしてさり気なく血色を仕込む。
クリームのようにスルスルのびて、パウダーのようにサラリとフィット。大人の肌にも自然になじみ、失敗しにくいベージュピンク。
カムフィー スティックブラッシュ 05 \3,500 / セルヴォーク
肌にのせると一瞬でパウダーに変化し、ふわりと広がっていくクリームチーク。黄み肌になじんで明るくするコーラルピンク。
コンスピキュアス クリームチークス 02 \4,000 / アンプリチュード
パウダーチークを重ねてなじませつつ立体感UP
ベージュ系チークをブラシに取り、手の甲で色を調整。練りチークの外側にかぶせるように、外へブラシを走らせながら重ねのせる。
肌に溶け込むようにフィットし、自然に染めるように血色をプラス。黄みのあるベージュとやさしげなピンクの2色で、顔立ちに奥行きを添える。
カムフィー ブラッシュ 05 \3,500 / セルヴォーク
ナチュラルな立体感と滲むような血色、ツヤ、透明感を叶えるチーク。引き締め感も出せるキャラメルブラウンとハニーピンクのグラデーション。
ピュアカラー ブラッシュ II \5,500 / SUQQU
肌の状態を確認して顔の中心部に薄くオン
ポイントメイクが終了した時点で肌のテカリ、しっとり感などを確認。崩れそうな小鼻やTゾーンなどに薄く、押さえるようにのせる。
ミネラルパウダーが光をとらえ、白浮きせずに肌悩みを目立たなくして、透明感のある仕上がりに。化粧持ちもUP。
ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N \5,000 / NARS JAPAN
ソフトフォーカス効果で肌をなめらかに見せ、内側しっとり、表面サラサラにキープ。つけたまま寝てもOK。
キャンメイク シークレットビューティーパウダー 02 \850 / 井田ラボラトリーズ
厚づきにならないようブラシで薄くのせる。
毛足の長いパフだと厚づきになりやすいので、ブラシを使用。ブラシにパウダーを取り、余分な粉を叩いて落としてから、同様に中央に薄くのせる。
超微細なパウダーは極上のシルクのようになめらかで、しっとり肌に溶け込む。毛穴などの凹凸を自然にカバーし、すべすべのクリアな美肌に。
フェイスパウダー 00 \5,000 / コスメデコルテ
明るくフレッシュな肌で、表情までイキイキ輝く!
〈アイメイク〉
さり気なく陰影をつけ上品に目力を高める
3の「A」をアイホール、「B」を二重幅、「C」を黒目の上に丸くのせ、ラインは4で目尻だけ太く描く。眉は髪色に合わせ、眉尻を少し長めに。
1.眉を自然に描いたり、ニュアンスを変えたりできる4色と、眉の毛流れ、立体感を操る“立体ファイバー”をセット。
アイブロー スタイリング 3D 60 \1,800、アイカラー&アイブロー用ケース \700 / マキアージュ
2.絶妙な硬さの楕円形芯で描きやすく、凛々しい眉に仕上がるスモーキーなブラウン。
ブローパーフェクター 1134 \2,900 / NARS JAPAN
3.クリスタルのように透き通る色と光を重ねて、奥行きのある目元を演出。ナチュラルで洒落たアンバー系のカラー。
ディメンショナルビジョンアイパレット 03 \6,500 / THREE
4.目元をほど良く引き締め、華やかさも出るメタリックブラウン。
ハイピグメント ロングウェアアイライナー 8195 \3,000 / NARS JAPAN
5.まつ毛1本1本を品良く強調し、印象的なまなざしを生むブラック。
エクストラボリュームマスカラ 01 \4,400 / アンプリチュード
〈リップ〉
品格ベージュピンクで肌の美しさを引き立てる
品が良く、肌をキレイに見せてくれる、ツヤのあるベージュピンクを使用。ササッと直塗りしてから、ブラシでキレイに輪郭を整える。
しっとりツヤめき、品のいい彩りでどんなメイクにもマッチするベージュピンク。
ルージュ アンリミテッド BG 922 \3,300 / シュウウエムラ
唇のくすみや乾燥をケアすれば、縦ジワがあっても老けてみえない。
年齢とともにくすみや縦ジワなどのトラブルが目立つ口元。肌同様にきちんとケアをしてリップメイクを変えれば、確実に若返ります。
長綱志津子さん
女優やタレントからの信頼が厚く、広告撮影や女性誌などで活躍。化粧品関連のアドバイザーやメイクアップ指導も務める。
左)シワを隠そうとグロスを厚く塗るのは、逆効果になる可能性が。右)また、全体を縁取ったリップラインは下がった口角を強調してしまいます。
1.リップマッサージでくすみを解消。
リップトリートメントを唇全体に塗り、指の腹で上唇を5往復。下唇も同様に。
2.げんこつマッサージで筋肉をほぐす。
げんこつを作って小指側を鼻の両脇に置き、頬のたるみを引き上げるようにぐるぐる10回。
3.ツヤ下地で自然な光沢のある唇に。
くすみが出やすい口元に透明感のある下地で反射板を仕込み、若々しい口元に。
4.唇のトーンを均一に整える。
スポンジに残ったファンデを唇にポンポンと軽くたたくようにしてなじませる。
5.リップラインのぼんやり感を補正。
口角に近い部分は避け、ライナーで唇の輪郭を縁取る。下唇は船底形になるように描く。
6.ピンク系の口紅を全体に直塗りする。
口紅でリップラインの内側を直に塗る。最後に1度、上下の唇を軽く合わせてなじませる。
7.中央に色を重ねて立体感をプラス。
6よりも明るめでツヤ感のある口紅を唇の中央にだけポンポンとのせるように塗る。
Before
乾燥して縦ジワが目立ち、輪郭のぼやけた唇と口周りのごわつきが、年齢をさらしてしまう…。口元がくすんでいると顔全体も疲れた印象に。
After
輪郭は全体を縁取らず、口紅の2色使いでメリハリ感を演出すれば、口角の下がり具合が目立たず、自然なツヤとハリ感で若々しい口元に。
レディースMe 編集部
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ランキングは、当サイト内で実施したアンケートを集計し再掲載したものです。
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