メイク全般の土台となるベースメイクは、肌の質感によって顔全体の印象を決める重要なポイント。厚塗り感は絶対NG、でもただのすっぴんでもない、素肌をよそおうベースづくりをマスターしましょう。
ヘアメーク・AYAさん(ラ・ドンナ所属)
薄づきな美肌に見せるには、きちんと重ねるコト!
すっぴん風ベースメイクのやり方
①下地
保湿や色補正、毛穴を埋めるなどさまざまな働きのある下地のなか、肌色がついたファンデ風下地なら、ある程度カバーできておすすめ。
b.サラッとしたパウダリーな仕上がり。
プロテクティブ ビューティバーム 01 SPF50+・PA++++ 26g 2,800円(アナスイ コスメティックス)
c.スキンケア後のツヤ肌を再現。
ミネラル UV グロウベース SPF37・PA+++ 30g 4,300円(エトヴォス)
下地は適量より気持ち少なめにしておく
いったん出すと、全部使いきろうとしてしまいがち。適量より若干少なめを手の甲にとる。
【1】下地を顔の上に細かく点置き
下地を指にとり、おでこやほお、鼻の上、あご、と高い部分を中心に細かく少量ずつつける。
【2】周辺へ薄くのばして均一に塗る
指の腹を使い、顔の外側へ向かってなじませる。目のまわりや口元は余った分をのばす。
仕上がりよし、持ちよしの高機能なファンデは毎シーズンどんどん進化。その効果をきちんと発揮させるためにも、細かくなじませる作業が大事!
e.みずみずしいジェルでうる肌に。
エクラタン ジェル ファンデーション N 全5色 SPF25・PA++ 5,800円[セット価格](ポール&ジョーボーテ)
f.つけていないかのような薄膜ベール。
ケイト シークレットスキンメイカーゼロ(リキッド)全6色 SPF18・PA++ 30ml 1,600円(カネボウ化粧品)
スポンジにとって細かく点置き
三角スポンジなど(なければ付属のものでもOK)にファンデを適量より少なめに出し、手の甲でスポンジにならし、調整してから顔全体に細かく置いていく。
【1】ほおの中心から外側へ引き上げるように
ほおからこめかみに向かって横へスライドしていく。最後はフェイスラインに沿って耳へ。
【2】眉間からおでこへ放射状にのばす
眉間、おでこの中央、はえぎわへと外側に向かってすべらせる。はえぎわは空の面でなじませる。
【3】口のまわりは上から下への導線で
鼻の下から口をよけるようにあごへと、下へ向かいのばす。唇との境目はスポンジの角でなじませる。
【4】細かい部分はスポンジの角を使って
目元や小鼻周辺など入り組んだ部分は、スポンジの角または折りたたんで小さくしてから軽くたたき込む。
基本的にリキッドと同じ
顔の内側から外側というのは、下地やリキッドファンデのようにパウダリーも理論は一緒。広い部分からつけることでヨレも防止。
スポンジ半分の量を半顔にのばす
スポンジの半分の面積にパウダーをとり、それでほおから顔半分の全体にのばす。もう半顔も同じように。
ニキビの赤みやそばかす、目のクマの色ムラなど影になって見えるところは、カバー力のあるコンシーラーを投入。特に肌トラブルのない人は、省いてもOK。
つけた部分の周辺だけをなじませる
カバーしたい部分にコンシーラーをのせたら、やさしくトントンとたたき込む。広範囲にのばさずに境目のみぼかして
色ムラやアラ以外の部分にも
目の下や小鼻、口角など、パーツの周辺が暗いと、いっきに老け顔に。コンシーラーにはこのような影を消す働きも。
適度なツヤ感は生かしたいから、全面でなく、テカリが気になる部分のみでOK。ヴェールをかけるイメージで、すべらせるようにつけて。
粉がついたパフをよくもみ込む
容器を逆さまにして粉をパフにとったら、両手で折りたたむようにこすり合わせて粉をパフ全体によく含ませる。
【1】ほおは軽くおさえるようにつける
手のひらでそっとおさえてなじませるイメージで、ほおのテカりやすい部分中心にオン。
【2】パフの端をつまんでおでこをくるくる
力が入らないようにパフの端を持って、円を描くようにすべらせて、ふんわりと仕上げる。
【3】パフを折りたたんで小鼻を軽くおさえる
粉っぽく見えないように鼻全体にはつけずに、皮脂でヨしやすい小鼻のみにつける。
レディースMe 編集部
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