確かなブランドの名品ダッフル〈13選〉

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コートブランド

学生っぽくならない、上質素材を使った名品ダッフルがここに…

今回は、前回のダッフルコートの人気ブランドでは紹介しきれなかった、「ダッフルコートがブランドの代名詞」とまでいかないものの、名品ダッフルがそろう確かなブランドのダッフルを、簡潔にご紹介しています。

教えてくれたのは

スタイリスト・村田愛美さん

2009年に独立し、現在はカジュアル誌からナチュラル服まで幅広いジャンルの女性誌を中心に活動。今回のダッフルコートにご協力いただきました。

1890年代に英国の水兵が初めて着用したことで知られダッフルコート。なんだか学生のイメージが強いって人も多いはず。

ですが、カシミアや上質なウールを使用しているダッフルはやはり見た目から品があり、大人っぽいムードが漂います。ゆったり着られるビッグサイズのものを選べば、週末コーデにすんなりと馴染むはず。

目次（もくじ）

■１．サイベーシックス

■２．ミズイロインド

■３．ポロラルフローレン

■４．ハビー

■５．ノンブルアンペール

■６．FDLT

■７．EDWIN

■８．ブルックスブラザーズ

■９．J.プレスオリジナルス

■10．L.L.Bean

■11．アーバンリサーチ

■12．フィデリティ

■13．アナトミカ

「１」サイベーシックス（SCYE BASICS）

微調整を重ねて辿り着いた完成形と言うべき１着

極細繊維のSUPER140′Sウールを使用したウールメルトン生地はひと目で美しく、上品さが際立ちます。
アイデンティティともいえるジップエンドのスナッブボタンをはじめ「サイベーシックス」らしい細部へのこだわりが光るアイテム。
■ウールメルトンダッフルコート：107,800円

左：クロージャーは高品質のリアルホーンとレザーを使用。内側は防寒も考えられたジップ仕様になっています。

右：サイベーシックスのアイコン的デザインでもあるフードとフロントに施されたスナップボタンは、隙間風を防ぐ機能的役割も。

「２」ミズイロインド（mizuiro ind）

毎シーズン人気の高い１着は女性らしいシルエットが特徴

「ミズイロインド」のアウターの中でも特に愛され続けているダッフルコートは、すっきりとしたAラインのシルエットが大好評。
トラディショナルなアイテムを、他にはない魅力的なデザインに仕上げています。新鮮なベージュカラーは今シーズンの新色なので要チェック。
■Aラインダッフルコート：41,800円

左：肉厚感のある生地は、軽やかで暖かく、柔らかいのが特徴です。

右：ベースカラーとトグル＆ループの色を合わせることで、カジュアル感を控えめに大人っぽい。さらに、トグルは上の２ヶ所だけにすることで、すっきりとした印象に。

「３」ポロラルフローレン

歴史ある英国ブランドが生んだ最高品質の憧れダッフルコート

英国の名高いミル（織元）から調達した高品質のダブルフェイスのウールとトグル留めを使用し、ダッフルコートのルーツをしっかり継承した一品。その肌触りはなめらかで、ほどよい重厚感を感じられる着心地です。
■ダッフルコート（メンズ）218,900円

左：裏地はブランドを象徴するタータンチェック柄。ネイビーを基調としているので悪目立ちすることなく、ラルフローレンの名品に浸ることができます。

右：胸元にはコンパクトな内ポケットが。立体的で使いやすく、利便性に富んだディテールとなっています。

「４」ハビー（Habie）

新進気鋭のブランドの新作はカッティングなど細部に注目

ベーシックなコートと思いきや、オーバーサイズのゆったりとしたストレートシルエットに立体的なフード、後ろ身頃の大きなポケットなど細部のパターンやカッティングにこだわりが詰まっています。
袖を通すと、よりその魅力を感じることができるのでお試しあれ。
■ダッフルコート：68,200円

左：フード部分の元がボディと同色のボアになっていて、ボタンを留めるとさらに暖かく、肌触りも抜群です。

右：クラシカルなディテールとして、内側にレッグストラップがデザインされています。ボタンの留める位置を変えて長さを調整することが可能。

「５」ノンブルアンペール（NOMBRE IMPAIR）

上質なメルトン素材が上品さと高級感を演出

柔らかく表情のあるメルトン生地で仕上げたダッフルコート。トグルボタンやタブなどベーシックなデザインのまま、小柄な方でもすっきり見える膝丈に。
ロングスカートなどボリュームのあるボトムでも大人っぽい印象に。カジュアルなデザインだからこそこだわりたい生地やディテールにポイントを置いた、飽きずに使えるコートです。
■ダッフルコート：45,000円

「６」FDLT（エフディーエルティー）

ロング丈とルーズシルエットで今っぽくモディファイした一着

どんなコーディネートの上からも着こなせるロング丈とルーズシルエットが特長です。柔らかな肌触りの保温性のあるメルトンウール素材を使用して、上品な印象はそのままに軽量化を実現。
■メルトンダッフルルーズコート：41,800円

「７」EDWIN（エドウィン）

技術的に希少性の高い本パイルの生地を、国内における毛織物の名産地・尾州にて生産。非常に手間のかかる工程を経て仕上げられたヘリンボーン柄の生地は別格です。パイピング部分には、シャンブレー素材を、腰裏のテーブにヘリンボーン柄のテーブを採用するなど、ジーンズが主力のブランドらしい編集がなされているのが特徴。
■79,200円

「８」ブルックスブラザーズ

メンズの定番人気のダッフルのシルエットを、そのままレディース仕様に落とし込んだコート。ダブルフェイスウール素材を使った、あたたかく軽やかな着心地がなによりも贅沢。3パネルで作られた立体感のあるフード、リアルホーンのトグルとレザーループなど、細部にもクラシックで高級なムードが漂います。
■105,600円

「９」J.プレスオリジナルス

ブランド定番のダッフルコートは、長めの丈に、少しゆとりがある身幅で、どんなコーディネートの上からでも羽織やすく、長く愛用できるアイテム。今シーズンの新色はグリーンとオレンジ。特にグリーンは、深く落ち着いた色味で、ベーシックカラー感覚で合わせられるのに新鮮な印象を叶えてくれます。
■108,900円

「10」L.L.Bean（エル・エル・ビーン）

ソフトな触り心地となめらかな表面感が際立つイタリア製ラムウール素材は、永年使用しても美しさが持続する高い品質を誇ります。ウエストがやや絞られ、すっきり見えますが、着心地はゆったりめのフィット感という絶妙なシルエットを実現。フロントはトグルボタンだけでなく、ジッバーもついているので防風効果は抜群。
■35,200円

「11」アーバンリサーチ

両面パイル仕上げで、ふっくらとした厚みとやわらかな肌触りのある生地を採用。この上質な素材感に加え、ウッドトグルやコードのカラーを明るめにし、フェミニンな印象に仕上げられています。身頃の裏をスレキ生地にし、前開きすそにタブをつけるなど、クラシックなディテールにもこだわりあり。
■44,000円

「12」フィデリティ

ダッフルならではのオーセンティックな雰囲気はそのままに、ロング丈で肩が落ち、身幅もゆったりしたルーズシルエットへと、サイジングを今っぽくモディファイ。肉厚でやわらなかメルトン素材は、昨年のものより軽量化され、ストレスのない重さを実現しています。立体感のあるフードによって、後ろ姿もおしゃれ。
■41,800円

「13」アナトミカ

イギリス海軍で使われていたダッフルコートをベースにしたモデルのDOVERは、アナトミカの定番。裏地なしの1枚仕立てや、フードやすそ周りのディテールなど当時のデザインを忠実に再現されています。ひざまである長めの丈に対してトグルボタンが3つだけというバランス感もユニークで、さらにヴィンテージの雰囲気を醸すデザイン。
■132,000円

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