Tシャツスタイルを、ヘアで華やかに格上げ!
カジュアルなTシャツコーデを手抜きに感じさせないためには、ヘアスタイルが重要です。まとめ髪で華やかさと、きとんと手をかけた印象を演出しましょう。
大人の洒落見えが叶う「キャンディヘア」が今どき
ひとつ結びをベースに、毛束の途中をゴムで結び、キャンディの包み紙のようなふくらみを作るアレンジ。ほどよくカジュアルで、Tシャツとも相性抜群。
〈1〉髪全体をふんわりとまとめ、襟足の位置でひとつに結ぶ。サイドの髪は耳半分にかぶるようにする。
〈2〉結び目の先をゴムで結び、毛束を左右にキュッと引っ張って丸いふくらみを作る。さらにゴムとゴムの間の毛束を引き出してほぐす。
〈3〉2と同様に、毛先まで数回ゴムで結んでいく。ロングヘアで3~4回結ぶとバランスよく仕上がる。
カジュアルさが加速する
髪をロープのようにねじり合わせながら結んでいけば、動きのあるアクティブなキャンディヘアが完成。高めの位置に作ることで、大人の可愛らしさも演出できます。
ベタつかない使用感で、高いホールド力を叶えるハードワックス。
■ダンスデザインチューナー ロッキンムーブ 80g \1980
〈1〉髪全体に硬めのワックスをもみ込み、耳の高さでひとつ結びにする。毛束を2つに分け、それぞれ毛先に向かって左向きにねじる。
〈2〉右の束が下にくるようにクロスし、2つの毛束をねじり合わせていく。1のねじりと逆の方向にねじり合わせることで、崩れにくくなる。
〈3〉2回ほどねじり合わせたところで、ゴムで結び合わせる。ゴムとゴムの間のねじりから毛束を引き出してほぐし、ふくらみを作る。
〈4〉1~3と同様に、毛先までねじり合わせ、数回ゴムで結んでいく。ロングヘアで3~4回結ぶのが目安。毛先は折り返してゴムで結ぶ。
スタイリッシュな雰囲気
可愛らしい印象の強いキャンディヘアですが、毛束を折り曲げてお団子状にすることで、ほんのりモードな雰囲気にシフトします。
〈1〉前髪は6:4で分けておく。耳から後頭部に向かっての髪を分け取り、耳の下の位置で結んで、ハーフアップにする。
〈2〉1の毛束と残りの毛束を合わせて、襟足でひとつに結ぶ。毛束を左右に引っ張って、ゴムとゴムの間の髪をふくらませる。
〈3〉ロングヘアの場合で5~6カ所程度、毛束をゴムで結んでいく。結ぶたびに毛束を引き締め、毛束を引き出して丸みを作る
〈4〉毛束を半分に折り曲げ、毛先を襟足の次の結び目に挟み込む。縦ではなく横向きに折り曲げるのがキレイに仕上げるコツ
無造作感を仕込むのがカギ
Tシャツと相性抜群のお団子ヘア。無造作に仕上げるコツは、ベースと仕上げにストレートアイロンで髪にウェーブを仕込むこと。カールアイロンよりもゆるやかな、ニュアンスカールを作ることができます。
アレンジ前に髪全体にのばし、塗れたような質感や束感を演出。
■ポリッシュオイル(サロン専売品)150mL \3740
〈1〉髪全体をトップの位置にざっくり集め、輪っか状のお団子になるように、1回ゴムをかけてひねる。毛先は抜き切らずに残しておく。
〈2〉ゴムを反対側に渡してお団子にかぶせ、再度ゴムをひねる。これを繰り返し、お団子を固定する。
〈3〉お団子の向きが縦になるように回転させる。横向きのままだと、お団子が下がりやすく、老けた印象になってしまうので気をつけること。
〈4〉お団子から髪を少しずつ引き出し、ボリュームを出す。結び目を押さえながら髪を引き出せば、お団子が崩れすぎない。
アイロンプレートの幅に合わせて毛束を取り、根本から1/3くらいの部分を、外側にウェーブを描くようすべらせる。
2/3の位置までは内側にウェーブを描くようにスライド。これを毛先まで繰り返し、髪全体にウェーブをつけていく。
前髪を一束取り、根本から半分まで、外側にウェーブを描くようにすべらせる。根元をしっかり立ち上げるのがコツ。
半分から毛先までは内側にウェーブを描くようにアイロンをすべらせる。残りの前髪にも同様にウェーブをつけていく。
フェミニンなムードを薫らせる
トレンドのカチューシャは、品よく今っぽさを取り入れられるヘアアクセサリー。まとめ髪との組み合わせなら、ガーリーになりすぎません。
べっこう柄が大人。
■カチューシャ \12,100(アレクサンドル ドゥ パリ)
〈1〉耳後ろから襟足にかけてたっぶり後れ毛を残し、襟足の位置に髪全体を集める。この時、髪はざっくりまとめること。
〈2〉集めた髪を、輪っか状のお団子になるように結ぶ。毛先は抜き切らず残し、ゴムから外れた毛はそのままにしてOK。
〈3〉カチューシャを生え際ギリギリにつける。頭頂部につけると古くさくなるので注意。前髪をセンターから数束引き出す。
ほんのり辛口に仕上がる
リボンほど可愛すぎず、大人にちょうどいい革ひもひとつ結びのようなシンプルなアレンジに足すだけで、辛口な華やかさが叶います。
髪に動きとツヤを与える。
■オリエンステラ ナチュラルスタイリング グループレミア 30g \2420
針金入りで使いやすい。
■エコレザーリボン \1650(マ・シェール・コゼット?)
〈1〉後頭部を中心に、髪全体にオイルワックスをもみ込む。ふんわり感をつぶさないように髪全体を襟足に集め、ひとつに結ぶ。
〈2〉結び目に革ひもの真ん中を重ね、毛先に向かって巻き付ける。毛束の半分ほどに巻いたら、毛束の後ろで片結びして固定。
顔まわりが一気に華やぐ
スカーフをターバンのように巻けば、華やかさが劇的にアップ。スカーフの端を髪と一緒に三つ編みにすることで、さらに手の込んだ印象に仕上がります。
顔まわりが明るくなる鮮やかなイエロー。
■\13,200(マニプリ)
〈1〉髪全体を襟足でひとつに結ぶ。スカーフは対角の角から中心へと折りたたんで、8cmほどの太さにし、前髪の生え際あたりに巻く。
〈2〉スカーフの端を襟足へ持っていき、結び目の下でクロスさせてから、さらに結び目の上でクロス。ゆるまないよう、両端を引っ張る。
〈3〉毛束を3つに分け、左右の毛束にスカーフを合わせて持ち、三つ編みする。毛先はゴムで結び、その上からスカーフを片結びする。
エアリーなひとつ結びで軽やかな雰囲気を作る
髪を高い位置ですっきりとまとめ、さらに毛束をふんわり仕上げることで解決。重い印象になりがちな黒Tのコーディネイトを爽やかに見せてくれます。
髪にうるおいを与えつつ、自然なツヤと重過ぎないウェット感を出す。
■オサジ モイストスムーザー Kokyu 100g \2750
〈1〉髪全体をセンターで分けて、ひとつに集める。サイドはタイトになるよう、コームで軽くなでつけるようにする。
〈2〉タイトな状態を保ったまま、耳より高い位置でひとつ結びにする。あごと耳を結んだ延長線上が、ベストな位置。
〈3〉ヘアミルクを手のひらによくのばし、毛束にもみ込む。空気を含ませるようにし、エアリーな髪の動きと束感を作る。
ハーフアップお団子でフェミニンさを添える
ハーフアップにしてからお団子を作れば、髪に動きが出て、華やかさがアップ。カジュアル度の高いグレーTの着こなしに、女性らしさが加わります。
〈1〉耳上から後頭部中心にかけての髪を分け取って結び、ハーフアップにする。毛束を左右に引っ張り、結び目を引き締める。
〈2〉1の毛束と残りの毛束を合わせて、襟足で輪っか状のお団子になるよう、ゴムで数回結ぶ。毛先はゴムに絡ませる。
〈3〉ハーフアップの結び目とお団子の間の髪をつまんで引き出す。お団子からも髪を少しずつ引き出し、ラフに崩す。
ほどよく背中を見せるには毛束を残した低めのお団子
せっかくだから背中を隠したくないけれど、露出しすぎは品がない。そんな時は、毛束を残した低めのお団子で、肌見え具合をコントロールしましよう。
〈1〉顔まわりの後れ毛を残して、襟足の下の低めの位置で、髪全体をふんわりと優しくまとめる。後れ毛があることで、ニュアンスが出る。
〈2〉毛先を半分に折りたたんで、ゴムでひとつに結ぶ。この時、すべての髪をまとめ切らないように、ゴムから自然に外れる毛はそのままにしておく。
〈3〉一番上にかかっているゴムを少しずらして結び目から離す。ずらしたゴムの下の髪をキュッと引き出し、小さなお団子のようなふくらみを作る。
低めのひとつ結びなら大人っぽくまとめられる
落ち着いた雰囲気にシフトするには、髪を低めの位置でアレンジすること。前髪を後ろへ流すことで、スタイリッシュなムードも醸し出せます。
天然由来成分100%。髪の柔らかさをキープしながら、流れのある毛束が作れる。
■ヘアワックス 30g \2420(ヴェレダ・ジャパン)
〈1〉髪全体を、オールバックになるようにトップから集める。サイドの髪は耳にかけてすっきりさせ、襟足でひとつに結ぶ。
〈2〉毛束から一束髪を取り、結び目をかくすように、幅広めに巻き付ける。毛先は結び目の根元にピンで固定する。
〈3〉センター部分から前髪を薄く数本取る。オイルワックスをつけて、束感とツヤを出すとこなれた印象に仕上がる。
レディースMe 編集部
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