ピレネックスのダウンウェアは、来年も再来年もずっと着られる「シンプルな極上品」…。その抜群の暖かさと飽きのこないデザインに今、ファッションのプロや街のおしゃれさんから熱い視線が注がれています。
今回はそんなピレネックスの人気モデル・ダウンとデザインの特徴などなど、魅力を徹底解説しています!
【1】ピレネックスの魅力をおさらい!
【3】ピレネックスの豆知識
なんでピレネックスが今熱いの? その魅力について迫ります!
150年続くフレンチダウンの老舗
1859年の創業から、ずっとダウンを作り続けているフランスのダウン専業ブランド。ダウンの名産地フランス・ピレネー山脈で、原毛の仕入れからダウンの加工、そしてウェアの仕立てまで、すべて自社一貫生産しています。
そんなピレネックスが生産するダウンは、世界最高ランクのSクラス。ふわふわの軽量ながら、保温性が抜群で、登山家やアウトドアフリークも愛用しているほど。2016年に待望の日本本格上陸を果たしました!
Sクラスの極上ダウン
中身は生後15週間前後の成熟した水鳥の羽毛を使用。一般的によくある5週間前後の未熟な水鳥の羽毛とは違い、かさ高があり非常に保温性に優れています。
また、“鮮度が命”と言われているダウンを、採取から24時間以内に加工。この新鮮さに加え、150年にわたって磨き上げてきた門外不出の加工技術や厳格な品質管理により、保温性&復元力満点のフワッフワのSクラスダウンが生まれるんです。
ヘビロテできるシンプル系
充填するダウンそのもので勝負しているため、ピレネックスは昔からベーシックなデザインのモデルが主流です。それがファッションとして脚光を浴びるようになったのは、創業5代目のエドワード・クラボス氏が2005年に社長に就任して以降。
彼は世界最高峰のダウン品質に見合うよう、デザインやディティールを大幅に刷新したのです。それでもあからさまにゴージャスなものはフランス人の感性にそぐわないからと、あくまでもベーシック路線を崩さなかったのは慧眼。さりげなく差がつくフレンチダウンはこうして生まれたのです。
セレクトショップが狙い目です
シップス、アダムエロペ、フリークスストア、ユナイテッドアロースなど、人気セレクトショップを中心に展開しています。
セレクトショップなので、購入する際にコーディネートがイメージしやすいのも魅力。ちなみにサイズ展開は34、36、38です。
山のタグこそ、フランスのピレネー山脈で150年以上ダウンを手がける老舗の証。
前述のとおり中身に使っているのは、雪深いピレネー山脈でたくましく育った寒さに強いダックダウン。しかも原毛の仕入れから、ダウンに加工するところまで一貫して行うから、暖かいのはもちろん、肩の凝らない軽さや復元力も格別。
すべてが、長く着回すことができる“本物”のダウンジャケットです。
ピレネックスで1番好き・おすすめのモデルは何ですか?
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身幅が細く、丈は長め。厚手のニットを着込んでも着やせする「グルノーブル」は一番人気。今年は素材をアップデートし、ファーも取り外しができるのでお手入れしやすいのも優秀!
生地も撥水性のあるポリエステル100%のツイル素材へと進化し、雨や雪でも使いやすい一枚に。
※ ↓ コーデ例 (タップで拡大&スワイプできます)
ダウンらしからぬ「ステッチのない」すっきりとしたデザインに加え、ヒップがギリギリ隠れるくらいの絶妙な丈で、どんなボトムスにも似合うのが人気の理由。ファーはジップで取り外しできます。
ピレネックスの定番モデル。軽快なミドル丈は膨張色やボリュームボトムとも好相性。シェイプを調整できるドローコードは全モデル共通。
上品なノーカラー&コンパクトなフォルムでジャケットのように楽しめる新感覚のダウン。腕は形に沿ってゆるやかにカープしているので、見た目は細身でも、上げ下げしやすく快適。
前のジップを閉めると若干タイト、でもそれは、“開けて着る”ことが多いダウンにとってはちょうどいいフィット感に。
小顔効果の高い大きめフードは外せるので、着回し力は絶大! 通勤電車でかさばらないから仕事・通勤にも重宝します。
街にあふれるダウンジャケットだからこそ、目新しいブランドで差をつけたいもの。その目印となるロゴマークの可愛さも、ピレネックス自慢の一つです。
驚くほど軽く動きやすいショート丈のこちらは、価格だって超優秀。この冬初めてトライするなら、まずは手の届きやすいこの一枚から!
細幅キルトステッチやキュッと絞ったウエストのおかげで、着やせして見えるダウンベスト。着脱できるフードは全モデル共通。
最軽量のナイロンタフタやプラスチックのボタンなど、パーツの一つ一つにまで軽さにこだわったモデルは、日々大きな荷物を抱えるママたちからも絶大な支持が。
ヒップもカバーできるセミロング丈、ボタンを隠しすっきり見えるフロンとデザインのおかげで、ナイロン素材ながらカジュアルになりすぎないのもいい。
お尻をカバーする丈は冷え性女子の味方。フードのラクーンファーは、取り外し可能で、本気で防寒したい雪の日などにも向いています。
高めのスタンドカラーとコクーンシルエットが可愛いバローは、2018年から加わった新モデル。ダウンの量が最も多く、軽くても暖かさは格別。手ごろな価格で、挑戦しやすいのもうれしい。
よりピレネックスに詳しくなれる、豆知識です。
着る人を選ばないシンプルリッチなデザインですが、高価な価格帯もあって30代・40代が中心。雑誌掲載もVERY・Domani・LEEがメインで、ちょうどその年代にマッチしています。
また、流行にも左右されないので50代になっても普通に愛用できます。
もともとスタンダードダウンとしてパリっ子たちに愛されてきましたが、先述のとおり、創業家5代目のエドワード社長の新体制になった以降、デザインやディティールを今っぽく刷新して人気が更に拡大。
最近では有名セレクトショップや高級百貨店での取り扱いも増加し、パリきってのお洒落エリア、マレ地区の直営店も連日大賑わいとなっています。
今でこそ街中で映える都会顔モデルが主流ですが、ここのダウンウェアは、有名な登山家ルイス・オードベール氏の依頼で1960年代に作った本格雪山ギアが出発点(ピレネー山脈とエクスペディション(採検)を合わせたピレネックスというブランド名もそのとき誕生)。
折りしも当時の欧州はグルノーブル冬季五輪を契機に雪山スポーツが盛り上がりを見せており、同社のダウンは軒並みヒット。これによりブランド知名度が一気に高まったんです。
レディースMe 編集部
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ランキングは、当サイト内で実施したアンケートを集計し再掲載したものです。
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