ウェディングドレス選びは、ウェディング準備の中で、いちばん楽しく、いちばん悩むこと…。
花嫁を美しく彩るドレスは、自分らしさが表現できて最高に輝ける一着を選びたいですね。今回は最愛ドレスを見つけるために役立つ、ウェディングドレスの基本を解説しています。
シルエットとはドレス全体のライン、形のこと。
ドレスによってボリューム感、雰囲気、会場との相性があるので、基本となるシルエットと特徴をチェックしましょう。
出典:http://w.watabe-wedding.co.jp/
「A」の文字のように、ウエストからゆるやかに広がるスカートのデザイン。
基本イメージはエレガントでノーブル。コンパクトな上半身で脚長効果・スタイルアップが叶う人気の王道ライン。
出典:http://w.watabe-wedding.co.jp/
体にフィットする上半身と、ギャザーやフレアでウエストからふんわりと広がるスカートが特徴。
写真映えもよくフォトジェニックさはナンバーワン。大聖堂やホテルの大きなバンケット(会場)にも似合います。
出典:http://w.watabe-wedding.co.jp/
ピッタリと体にフィットするデザインで、膝下から裾が広がり「人魚の尾ひれ」のようなシルエット。
女性らしい曲線美をアピールでき、モダンな会場に最適。ちょっぴりセクシーでエレガントな花嫁になりたい人にはイチ押し。
出典:http://store.aimer.jp/
裾が広がらず体の線に沿うように仕立てられた大人っぽいシルエット。
細身のラインでモード感があり、すっきりと背中を高く見せられます。コンパクトなのでレストラン、リゾートウェディングにも◎。
出典:http://test.cherrypeachblossom.com/
膝が見えるくらいスカート丈が短いのでキュートでカジュアルな印象。
二次会、ガーデンパーティで人気。帽子、靴、アクセサリーなどでアレンジが楽しめます。
出典:http://beautybride.net/
バスト下からスカートがなだらかに落ちる細身のシルエット。
ハイウエストなので脚長効果も。動きやすいのでレストランウェディングにもおすすめ。
全体のシルエットの次に重要なのが上半身のデザインです。ウェディングでは着席していることも多いため、顔周りの雰囲気を左右する上半身のデザインは大切です。
ネックラインやスリーブのデザインの違いで花嫁の印象がガラッと変わります。気になる部分をカバーできるデザインを選ぶのも賢い花嫁のセンスです。
背中・方・腕といった上半身を露出させて、女性の美しさを最大限にアピールできます。
花嫁から絶大な支持を得ている主流デザイン。
衿が首に沿って高く覆うデザインで、首がスッキリとした印象に。
胸元がレースのデザインも人気で、クラシカルでノーブルな雰囲気を演出できます。ロイヤルウェディングにも多く用いられ、近年人気が高い。
ロイヤルウェディングなどでもよく見られ、最近は人気が高まっている長袖。
透け感の美しいレーススリーブは上品でノーブルさが際立ちます。
胸元がハート型にカッティングされたデザイン。
女性らしさと可愛らしさ、胸のボリュームを強調し、首が長く見えます。
両肩を出し、二の腕を覆うような袖を持ったデザイン。
鎖骨と肩をきれいに見せ、スタイルアップ効果も期待できます。肩幅の広い花嫁さんにおすすめ。
首の付け根あたりからアームラインにかけて斜めに深くカットし、肩を大きく露出したノースリーブ型。
肩のラインがしっかりしている人、デコルテや首を隠したい人に人気。
片方の肩のみ衣装で覆い、もう片方は肩が露出したアシンメトリーなデザイン。
大人っぽくスタイリッシュなので、個性的な花嫁のイメージを印象づけられます。
デコルテをすっきり見せてくれる、胸元がV字に開いたデザイン。
露出を控えながらも女性らしさを表現できます。
身ごろとの切り替えがなく、肩先が隠れる程度の短めの袖を持ったデザイン。
軽やかな印象を与えてくれます。腕や肩が華奢な花嫁さんにもおすすめ。
素材により光沢感や質感が異なり、ドレスの印象もずいぶん変わります。
ドレスは素材の特性を生かしてデザインされているので、それぞれの素材の特徴を知っておくことはドレスを選ぶ上で大切です。
上品な透け感と程よいハリがあり、軽やかでさらりとしている素材。
清楚な雰囲気、ナチュラルな雰囲気を出しやすく、可愛らしさを求める花嫁にもおすすめです。
細かい網目模様をした薄手の生地で、エレガントで美しい透け感が特徴。
質感はさまざまあり、重ねるとボリュームが生まれます。可愛い雰囲気にも仕上がります。
美しく華やかなツヤととろみ感があり、なめらかな肌触りが特徴です。
重厚感もありAラインドレスをはじめ、プリンセスラインなど様々なドレスに使われます。
生地に細かいシボ感のある素材。落ち感と独特の”とろみ”が特徴。
ボリュームは出ないので、エンパイアやスレンダーなどの大人っぽいドレスによく使われます。
マットなツヤを持つしっかりとした厚みのある素材。
重量感がありクラシックな雰囲気のドレスに多く使われます。ロイヤルな雰囲気をつくりだしたい花嫁におすすめ。
軽く薄いわりにハリがあり、ボリュームがあるデザインにも使われます。
動くと衣ずれの音がするのが特徴。ナチュラルから重厚感まで醸し出せて、どんな会場にも似合います。
出典:http://www.atelier-matinal.com/
生地、デザイン、ディティールが好きなように選べ、自分のサイズに合わせて一から自分のためのドレスを製作。
最低でも3~4ヶ月はかかるので余裕を持って依頼を。
オーダーメイドで作った自分のためのドレスを、ウェディング後はサロンに返却できる嬉しいシステム。
自分のサイズに合った、新品のドレスを着用することが出来ます。
タックを寄せたスカートのこと。
自然なボリュームが出るとともに、生地に陰影ができ、立体的なフォルムで華やかさが演出できます。
ウェディングドレスの後ろに長く引きずったスカートの裾の部分のこと。
昔はトレーンが長いほど身分が高く、そのドレスの格が上がるとされていました。
ヴェールをサテンで縁取りしたエレガントなヴェール。
パイピングの幅によって雰囲気がずいぶん異なります。細いほど繊細なイメージで、太くなるほどヴェールに存在感が生まれます。
ヒップや腰上部にバッスルと呼ばれる腰当を入れて膨らませたドレスのスタイル。
ヒップを誇張することでウエストを細く見せる効果もあります。
出典:http://www.aqualuxe.jp/
ヘッドドレスの一種でフラワーモチーフの冠。
リゾートウェディングやガーデンパーティ、二次会など少しカジュアルなシーンに◎。
両端をリボンで結ぶタイプは冠としてだけでなく、髪に編み込んだり、まとめてコサージュとして使ったりアレンジも楽しめます。
スカートにボリュームを出し、美しいシルエットをつくりだすアンダースカート。
レンタルドレスの場合はウエディングドレスとセットになっていることが多い。
ヘッドドレスのひとつで、幅広で厚みがある小判形が一般的。
クラシックでエレガントなイメージを演出できます。映画『ローマの休日』でオードリー演じるアン王女も着用。
名前の由来は聖母マリア様がつけていたことから。
神聖で厳かな雰囲気を演出できます。頭から覆うつけ方で、顔を隠すフェイスヴェール部分がないため、ヴェールアップのセレモニーはできません。
レディースMe 編集部
「雑誌掲載歴・専門家の高評価・話題性の高さ」のある、確かなブランドだけを掲載しています。
ランキングは、当サイト内で実施したアンケートを集計し再掲載したものです。
【公式】ピンタレスト | X | フェイスブック | インスタ