「透明感」と「艶」が蘇るプロのワザ!
大切な白シャツだからこそ、たまには手をかけ、時間をかけてスペシャルケアをするのもいいと思うんです。もちろん白いシャツならその結果は歴然。きっと心までリフレッシュできますよ。
洗濯王子ことクリーニングのプロ、中村祐一さん。
■干し方
全体的に黄ばんでしまった白シャツ。汗や洗剤残りを放置したのが原因です。
1.「ベースクレンジングリキッド」でしみ抜きする。
7~8割の汚れはこれで落ちる!
皮脂汚れ、化粧品、ボールペン、食べこぼし、飲みこぼしなど、日常にある汚れの7~8割りの汚れが落ちる基本のリキッド。エタノールを加えることで、洗剤の浸透性を促し、さらに、色素や樹脂なども落ちやすくなります。
【材料、作り方】
スプレーボトルに、普段着用液体洗剤と消毒用エタノールを、2:1の割合で入れよく混ぜる。常温で作り置きが可能なので、スプレーボトルに保管しておくと便利。
2.「ホワイトニング湯浴」でつけ込み洗いをする。
黄ばみ汚れに効果的!
長時間放置して浮き出してしまった黄ばみや、色素汚れが広範囲についている時などに有効な油浴法です。 ※毛、シルク、カシミア、アンゴラなど、動物性繊維には不可。
【材料、手順】
1.洗面器などに50℃のお湯を用意。
2.お湯1ℓに粉末洗剤5gと酸素系漂白剤5gを溶かす。
3.衣類を入れ、様子を見ながら20~30分つけ込む。
4.洗濯機で洗う。
3.30分ほどつけ込んだら洗濯機で洗う。
4.シワを伸ばしてハンガー干し。
実は干す前が勝負!
衣類が濡れている間は繊維が緩んでいます。だから干す前にシワや形を整えておくと、乾いたときに断然きれい。
両手で挟んでパンパン! 表面のシワをたたいて伸ばす。
衿や前立て、縫い目などの縮みを引っ張って整える。
上下にバサバサと大きく振り、洗濯機でついた絡まりを取る。
肩崩れも防止する!
風(空気)が通りやすく、できるだけ早く乾かすための干し方。肩崩れを防ぐための、ハンガー使いにも注目です。
第一ボタンだけは留めて、衿は立てておく。ハンガーは厚みがあり、肩のサイズが合っているものを選ぶこと。
5.まずは衿。かける面に水スプレー(5、6は、裏、表の順に)。
6.衿先から中央に向かってドライアイロン。
7.前立てのボタン裏をかける(以下、すべて水スプレーをしてからドライアイロン)。
8.カフス(裏、表の順に)をかける。向かう端を持ち、端から中央へアイロンを丸く滑らせる。
9.袖下の縫い目を合わせ整える(袖山をプレスしない場合は、アイロン台からはずし、後からアイロン)。
10.左右の前袖をかける。袖下や袖つけ部分は縫い線もしっかりプレス。
11.袖口のタックを整えてプレス。左手は袖を持って引っ張るように。
12.後ろ身頃(左半分)を裏面からかける。
13.脇縫い線をそろえ、左前身頃を後ろ身頃に重ねる。ここで肩から胸回りを平らに。
14.前身頃上部をアイロン。この時、衿を引っ張ると仕上がりがきれい。
15.前身頃の下部(裾からウエスト、脇の順)にアイロン。この時、衿を引っ張るように。
16.もう半身も12~15と同様にアイロン。
17.最後にボタン穴のある前立てをアイロン。この時、衿を引っ張るように。
18.完成。
1.シミがついた面を表に、オキシクレンジングリキッドを歯ブラシで塗る。
ガンコな色素汚れに効く!
赤ワイン、ミートソース、カレーなどの色素、ついてから時間がたった汚れ、黄ばみ汚れなどに。「ベースクレンジングリキッド」で落ちなかった汚れにもおすすめです。
ただしスチームアイロン(湿った熱)で、汚れの分解を促進させるような強力な方法なので、素材を傷めるリスクもあります。デリケート素材や色落ちが心配なものは慎重に。
【材料、作り方】
器に、酸素系漂白剤の粉末小さじ1に、酸素系漂白剤の液体を大さじ3を入れてよく混ぜる。
2.アイロンのスチームを3秒ほど当てる。1、2を汚れに変化がなくなるまで繰り返す。
3.40℃のお湯ですすぐ。布どうしはこすらず、お湯を繊維に通すような感覚で。
4.再びオキシクレンジングリキッドを歯ブラシで塗る。
5.アイロンのスチームを3秒ほど当てる。
6.40℃のお湯ですすぐ。
7.汚れが落ちたら、洗濯機で洗う。
1.口紅がついた面を表にし、ベースクレンジングリキッドをスプレーする。
7~8割の汚れはこれで落ちる!
皮脂汚れ、化粧品、ボールペン、食べこぼし、飲みこぼしなど、日常にある汚れの7~8割りの汚れが落ちる基本のリキッド。エタノールを加えることで、洗剤の浸透性を促し、さらに、色素や樹脂なども落ちやすくなります。
【材料、作り方】
スプレーボトルに、普段着用液体洗剤と消毒用エタノールを、2:1の割合で入れよく混ぜる。常温で作り置きが可能なので、スプレーボトルに保管しておくと便利。
2.歯ブラシの背で軽くこする。
3.汚れは広げないように。
4.汚れが浮き上がってきたらすすぎへ。
5.40℃のお湯ですすぐ。布どうしはこすらず、お湯を繊維に通すような感覚で。
6.汚れが落ちたら、洗濯機で洗う。
レディースMe 編集部
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