「こすらず泡をのせるだけ」の無刺激洗顔で、1週間で肌変化が起こります。

50代になると、肌の代謝力が落ち、ターンオーバーまで2ヶ月近くかかることも。脂も減っているのが現状です。

 

実は、洗顔はこすらず、たっぷりの泡をのせて押すだけで洗うのが鉄則。今回はそんな50代の洗顔方法と、化粧水(保湿)のつけ方をプロの方に教えてもらいました!

教えてくれたのは

50代に必要な脂を残して汚れだけを落とす、が「洗うこと」の正解

必要以上に洗いすぎなければ、いい脂は残汚れだけが落ちます。正しい洗い方をマスターして、柔らかく、ふかふかになる肌を実感して。

 

洗顔の仕方〈4ステップ〉

 

1.事前に泡立てた大きなレモンくらいのたっぷりの泡が適量です

泡立てた洗顔料をたっぷりと。ここで量をケチらないのがカギ。摩擦を起こさないためのクッションにしたいので、大きなレモンくらいが適量。泡で出るタイプ以外の洗顔料は泡立てネットで泡立てて。

 

 

2.泡で顔を包み込み押してなじませます

おでこ→鼻→頬の順で泡をのせ、こすらずすべらせず、手のひらで泡の弾力を使って押しながら汚れとなじませて。あごや小鼻もこすらず指先で泡を押すだけ。泡を肌にのせるのは30秒以内に留めて

 

 

3.すすぎは30回。水を顔にあてるだけですすぎます

29~30℃の“ほんのりぬるい水”をすくった両手に、顔自体を近づけて、顔に優しく水をあてるイメージで洗います。生え際やフェイスラインまで水をきちんとあて、30回繰り返して落とします。

 

 

4.タオルに顔を近づけそっとあてて水分を吸い込ませて

タオルのほうに顔を近づけてそっと押さえるのみ。拭き取ったり、ゴシゴシと手を動かしたりしないこと。肌に摩擦を起こさないように、時間をかけて水分を取るイメージで拭くのが鉄則です。

 

 50代×化粧水のつけ方について

一度、肌の満タン状態を知る。その上でハンドプレスで毎日そこに近づけて

化粧水で均一に肌が潤っていないと、その後の美容成分がきちんと届かず、効かせられません。化粧水は叩いたら入るものと思っていませんか? そうではなく、ハンドプレスが基本。

 

忘れずにつけてほしいのは目の下とこめかみです。こめかみは横から見られることの多い場所ですが、意外とキメが粗い人が多いです。そして一度、自分の肌の満タン状態を体感してみてください。ハンドプレスして化粧水を入れ込んだら、すぐにもう1回同じようにつける。それを繰り返すと、ある時から化粧水が手に残りもう入らなくなります。

 

私は乾燥時には10回ほど繰り返します。その肌状態を覚えてください。ひんやりしっとりです。毎日その肌触りに近づくまで化粧水を重ねることで、肌はみずみずしさで満たされ、その後の水路を作ります。

 

化粧水のつけ方〈6ステップ〉

肌細部と内側まできちんと潤すための化粧水のつけ方を見直して「こんなにもまだ潤える!」と肌の変化を感じるほどに「肌力」が復活します。

 

 

1.500円玉大が1回の適量。これを毎回重ねづけ

化粧水は手のひらからこぼれそうな500円玉より少し大きいくらいが1回につける量。毎回この量を繰り返し重ねづけして、表面ではなく奥まで一日中潤っている肌を作ります。

 

 

2.手のひらを合わせて化粧水を温め浸透力UP

両手を3秒ほど合わせて、化粧水を手で人肌に温めます。このひと手間で化粧水がより肌の奥まで浸透し、その後の有効成分を届ける水路をしっかりと作ります。

 

 

3.心地よさを感じながら満タン状態まで重ねづけして

1~3までのプロセスを肌が満タン状態になるまで繰り返します。その回数には個人差があり日によっても違います。ルーティーンにならずに、肌が潤いで満たされる気持ちよさを感じながらつけて。

 

 

4.潤すことで目の下の小ジワ感も少しずつ薄くなります

顔全体につけた後、ダメージを受けやすく乾燥しやすい目の下は、薬指の腹でなじませて“指パックし、キワまで浸透させて。5秒くらい優しくプレスすると効果的。

 

 

5.ザラつきがちなこめかみも忘れずにハンドプレス

両頬、おでこと顎、小鼻につけてハンドプレス。意外とこめかみはボコボコしていたり、ザラついていたり、シミになりやすくケアが手薄になるパーツ。きちんとこめかみにもハンドプレスを。

 

 

6.ひんやりしっとりしているのが潤いで満たされた証拠です

肌を触ってみて、しっとりしてふっくらしているのが潤いチャージ完了のサイン。この肌状態になれば朝からメーク崩れせず、一日潤ったまま。夜はしっかりと美容成分が届き、リカバリーできます。

 

気をつけたいポイント!

 

何度も重ねたいから、こっくりとした美容液のような化粧水は、必要なし。次の水路を作るためだから、みずみずしさを重視して。

 

 

コットンでパッティングは肌刺激の元凶。「叩いたら入り込む」は間違いです。ハンドプレスなら肌状態を直に感じられるうえ、しっかり肌の奥まで入れ込めます。

 

この記事を書いたのは

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レディースMe 編集部

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