みなさん、自分のメイクに自信はありますか? じつは、年齢とともに顔立ちが変わってくると、今までのメイクでは老けて見られることがあるんです。
そこで今回、ヘア&メイクの尾花さんに50代のための「若見え」メイクを教わりました!
尾花ケイコさん
■2.ファンデーションの塗り方
■3.口紅の塗り方
■4.アイメイクのやり方
濃い色でグラデーションをつけるとまぶたが重くなるうえ、くすんで見えがち。
ファンデーション
べったり均一塗りは素肌感がなくなります。
口紅
輪郭に合わせると、寂しげに見えがちな口もとをかえって強調することに。
アイシャドウはパール入りのオレンジベージュでまぶたにハリ感を。
アイラインとマスカラで目の印象を強めて。
ファンデーション
塗る場所にメリハリをつけて、悩みをカバーしながら素肌感を演出。
口紅
ボリュームと丸みを足して、ふっくらとした理想の唇に!
ファンデーションは厚みに差を出すメリハリ塗りを!
大切なのは、自分が持つきれいな素肌を生かしてあげること。そのために、きちんと塗るところ、ごく薄くでよいところにメリハリをつけるのです。肌感を残して、まるで素肌のような、透明感のあるナチュラル美肌を手に入れましょう!
「A」ほお:毛穴やシミなど、トラブルが出やすく視線が集まりやすいので、いちばんきちんと塗る。
「B」Tゾーン&あご先:ほおより薄めに塗り、皮脂のテカリを抑える。
「C」まぶた:皮膚が薄くよれやすいので薄く塗り、アイシャドウの発色をよくする。
「D」フェイスライン&口まわり:ファンデーションを塗った部分との境目をなじませる程度に。
1.スポンジにファンデーショーンをとり、角をつまむように持つ。ほおの内側に、かるくすべらせるように矢印のように塗る。
2.再びスポンジにファンデーションをとり、額、鼻すじ、小鼻、あご先の順に、かるくすべらせるように矢印のように塗る。
3.スポンジに残ったファンデーションで、上まぶたにも同様に塗る。
4.スポンジを2つ折りにしてファンデーションをとり、角で目の下のきわ、小鼻のきわ、口角にも同様に塗る。
5.スポンジに残ったファンデーションで、フェイスラインと口まわりにスポンジをかるくすべらせ、塗った部分と_の境目をなじませる。
口紅はボリューム感と丸みをプラス!
コンシーラーと口紅で、なりたい形に整えればいいんですから! 輪郭に丸みを出せば、いつもの口紅が見違えるほど上品で華やかになりますよ♪
「A」コンシーラー:口角を囲うようにしてくすみを消し、輪郭をきゅっと上向きにひきしめる。
「B」口紅:上唇の口角から山までと下唇の中央部に、丸みと厚みが出るように輪郭を補整し、全体をていねいに塗る。
1.コンシーラーを口角まわりのくすみが気になる部分に塗り、薬指でポンポンとかるくたたくようにしてなじませる。
2.口紅をリップブラシの両面にたっぷりととり、下唇の中央にのせて外側へ塗り広げる。ブラシは寝かせると塗りやすい。
3.唇の輪郭をなぞるように、口角から中央に向かって左右ともに塗る。中央部分は輪郭よりややはみ出しぎみに塗る。
4.上唇も2と同様に、中央から外側へ塗り広げ、輪郭は口角から中央に向かってややはみ出しぎみに、唇の山の角が丸くなるように塗る。
アイメイクはまぶたのハリを出し、目力アップ!
たった1色で、ハリのある健康的な目もとになるんです! そしてさらに、マスカラとリキッドアイライナーで、より目力を出しましょう。
「A」アイシャドウ:上まぶたはアイホールより少し広めに、下まぶたは目のきわに細く塗る。
「B」マスカラ:扇形に広がるように上下に塗る。
「C」アイライン:まつげのすきまを埋める。
▼アイシャドウを塗る
1.中指でアイシャドウを4~5回なでるようにとる。まぶたの中央にのせ、左右に動かしながらアイホールより少し広めに塗る。
2.付属の太いチップの先端にアイシャドウを少しとり、下まぶたの目のきわに目頭から目じりにかけて往復させるように塗る。
▼ビューラーをかける
3.鏡を見下ろすようにして、上まつげのきわにビューラーを当て、まつげの根元をしっかりはさむ。こうすることで、まつげがよく上がり、長く見える。
4.手首を徐々に上げながら、ビューラーを毛先にずらし、3段階に分けてはさむ。先にまつげをしっかり上げておくと、8でアイラインが描きやすくなる。
▼マスカラを塗る
5.ブラシを上まつげの中央の根元に当て、小刻みに動かしてからませ、毛先に向けてすっと動かす。目じり、目頭側も同様に塗る。
6.マスカラを下まつげの毛先だけにちょんちょんとつける。重さでまつげが下に向き、7で塗りやすくなる。
7.ブラシを下まつげの中央の根元に当て、毛先に向かって塗る。目じり、目頭側も同様に塗る。
▼アイラインを描く
8.上まぶたをかるく引き上げ、アイライナーを下から当ててまつげのすきまを埋めるように少しずつ描く。
レディースMe 編集部
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