トップふんわりは“乾かし方ひとつ”で決まります!
産後の抜け毛や加齢でボリュームがなくなり、トップのぺたんこ感が気になっても、毎朝コテやカーラーでセットするのは至難の業。
「ドライヤーで根元を起こして乾かせば簡単にふんわりヘアが作れます」と話すヘア・メークのRYOさんにドライヤー使いを聞きました!!
ヘア&メークアップアーティストRYOさん
9:1分けのかきあげ乾かしでトップ全体が持ち上がります!
「トップぺたんこになるいちばんの原因はずばり“毛根が寝ている”こと。9:1に分け左右から根元を起こして乾かすことで、自然に空気をはらんだふんわり感が作れます。流し前髪にも使えます」(RYOさん)
ふんわり感で表情が優しく明るく見えるように
乾かすだけで、気になっていたトップ周辺~顔周りの髪が自然に立ち上がることに驚きました。難しい手順がないので朝の慌ただしい時間でも、サッとできそう。持ちがよく夜までふんわり感がキープできたのもよかったです。
ドライヤーは温冷切替のものを。RYOさんはダイソン愛用。ヘア剤はジョンマスターオーガニックの「ヘアスプレー」。扱いやすく、仕上げに使えばキープ力も。\3,500(スタイラ)
頭頂部からハチ上の根元にスプレーを4~6プッシュ
乾いた状態の髪に。ボリュームが欲しいトップ~ハチ上(斜線部分)の生え際にスタイリング剤をつけるのがポイント。
分け目をなくすように指先でヘア剤をなじませる
スタイリング剤をつけた部分に指を添え、分け目をなくすように細かく左右に動かしながら髪と地肌になじませる。
いつもの分け目と逆側から9:1にざっくり分ける
こめかみ部分から、かきあげるようなイメージで片側に髪を持っていく。分けグセで寝ている根元を立ち上げる効果が。
根元の毛を起こすように温風は斜め下から当てて
根元を指の腹で擦りながら乾かすことで根元が立ち上がる。ねこっ毛は引っ張りつつ(右写真)乾かせば効果UP。
逆サイドも9:1に分けかきあげながら乾かす
反対側の髪も分けたら、同様に根元を指の腹で擦りながら乾かす。分け目は気にせず全体的に持ち上がるように。
仕上げたい分け目になるように手ぐしで調整
仕上げをイメージしながら分け目を調整。「普段の分け目にしても、パーマをかけたような丸みが出ました!」
冷風ドライヤーを前方から。根元の立ち上がりをキープ
前髪~トップの毛を後ろへ流しながらざっくりと乾かす。冷風には立ち上がりと毛流れをクセづけてくれる効果アリ。
トップと分け目に2プッシュずつ。シルエット長持ち
仕上げに同じヘアスプレーを。地肌から15cmくらい離して。固まらずに、自然なふんわりヘアをキープできる。
ロールブラシの立たせ乾かしで前髪は自然とふんわりと、
「前髪がある人にもドライヤーテクは有効。根元を起こして乾かす時に、ロールブラシを使うことで前髪をより効率的に立たせられキープ力もUP。ブラシは中くらいの太さのものを」(RYOさん)
ぺたんこも割れも一挙解消。カーラーより自然で嬉しい!!
のっぺり感と割れが気になり、カーラーが手放せなかった前髪。ドライヤーとブラシの簡単なテクニックで、ふんわりできて感動です。柔らかな雰囲気になったせいかポニーテールをしても「女っぽいね」と主人に褒められました!
ドライヤー、ボリューム出しを助けるスタイリング剤。地肌につけても安心な100%天然由来成分使用。ロールブラシは、前髪をつかめる中サイズが最適。
前髪~後頭部までを3つのパートに分けて乾かします
乾かすのはこの3箇所。ブロッキングはしなくてOK。前髪アリなら特に、後頭部までふんわりしているとバランスよし。
根元に向けてヘアスプレーを2プッシュずつ。指の腹を使って、生え際に行き渡らせる
前髪、頭頂部、後頭部の生え際へ、それぞれスタイリング剤をつけたら手でなじませる。割れやすい前髪は特に念入りに。
前髪の下からロールブラシを入れ、絡ませながら半回転
絡ませたら生え際までくるりとブラシを内側へ。髪がスルスルと抜けないよう、しっかり絡ませることがポイント。
ドライヤーは真上から! 前に引っ張りながら乾かす
ノズルを髪にくっつけた状態で温風を当ててブラシを前方へ抜く。ゆっくりブラシを動かしながら、髪が最も引っ張られている所にドライヤーの熱を与えるイメージ。1回でOK。
トップ~後頭部は、前斜め上に引っ張りながら乾かす
同じくノズルを髪にピタリとつける。引き上げたブラシを前に持って行き、根元を立ち上げる。写真くらいの高さまでブラシが来たら、ドライヤーを離して、あとは自然にブラシを後ろに抜けばOK。
トップに前方から冷風を当てボリューム感を引き出す
前髪~トップに向け冷風を当てる。頭頂部付近の地肌を前後に動かしながら乾かすことで立体的なシルエットになる。
レディースMe 編集部
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