いくつになってもずっと可愛いワタシでいたいけれど「産後、シミそばかすが増えた」「血色が悪くて不健康そう」etc…
ママの美容道は前途多難! そんなお悩みを解決して、さらに今っぽい顔が手に入る時短メイクを、大人気ヘアメイクのイガリシノブさんが、ママ目線で徹底レクチャー。
これさえ読めば、鏡を見るたびため息をつく日々にサヨナラできちゃう。
イガリシノブさん
ヘア&メイクアップアーティスト
⑥チーク
⑦リップ
必要最小限のコスメで超時短
子育て中のママは、とにかく忙しい! 「子どもから目が離せなくてメイクに集中できない、なんてこともしょっちゅうだから、最低限のステップでパパッと完了できるのが基本です。クリアしたいお悩みも、ポイントさえ押さえれば、手早くキレイに仕上がります」。
キレイの基本は肌づくりにアリ!
「色の白いは七難隠す」のことわざ通り、全体の仕上がりを左右する最重要ステップ。けれど、シミやそばかすを筆頭に、妊娠~出産を経たママの肌は問題が山積み。「欠点をカバーしようと塗り重ねるだけのメイクからは卒業。土台づくりにひと手間かけて、自然な美しさ際立つ肌を手に入れて」。
色と輝きで大人可愛いをトッピング
目元に、頬に、唇に。弾ける遊び心を気軽にオン。「いつでもハッピーな笑顔を印象づけたいママにこそ取り入れて欲しいのが、見惚れる美カラーや、パールやラメといった繊細なキラめき」。今っぽさもフレッシュな表情も同時に叶って、まさに一挙両得!
欲しいのは、自然な美しさ宿る健康的な肌。手に入れるためのカギは、ファンデーションを塗る前の土台づくりにアリ!
「肌の色や質感を活かしながら補正して、気になるくすみや凹凸をナチュラルにカバーすれば、手をかけなくても“素肌っぽく”仕上がります」。
2.メイク崩れの原因となる乾燥から肌を守ってくれる。
セザンヌ UVウルトラフィットベース NO.1 ライトブルー 30g SPF36・PA++ \680
3.ロングUVA防御テクノロジー採用。敏感肌にも使えるデイリー用の日焼け止め乳液。
UV イデア XL 30g SPF50+PA++++ \3,400
4.肌のキメを整えて、透明感あふれる肌印象に。
クレ・ド・ポーボーテ タンクッションエクラ オークル 20 SPF25・PA+++ \9,000
5.血色感カラーと肌色カラーが、この1本に。ふっくらとした立体に仕上げてくれる。
フーミー ダブルリップライナー \1,500
6.印象的な肌が叶うラメおしろい。
キッカ ラディアントヌード プレストパウダー リフィル \4,500 ケース \1,500 ブラシ \2,000
1.イエローのコントロールカラーを額と頬にのせる。手早く塗り広げたら、両手で顔を包み込んで、外から内側に向かってハンドプレス。
2.ブルーのコントロールカラーと日焼け止め乳液を1:1の割合で手のひらの上でブレンド。自然な肌色補正効果と時短の両方が叶う。
3.2を額と鼻柱のワキにのせる。1同様、手早く塗り広げたら、両手で顔を包み込んで、外から内側に向かってハンドプレスする。
4.ファンデーションを、頬→こめかみ→額→顎の順に細かくパッティングするように塗った後、目尻や小鼻ワキなど細かい部分に。
5.日焼け止め乳液を手のひらの上でしっかり伸ばし、ハンドプレスで全顔に塗る。「日焼け止めを重ねて、紫外線から肌を徹底ガード」。
6.リップライナーで唇全体を塗りつぶしたら、指で叩いてなじませる「血色感を引き上げるためにもベースメイクに必ず取り入れて」。
7.コンシーラーをくの字に入れ、口角まわりのくすみを消す。「口角がキュッと引き上がって、自然で可愛い笑顔になれます♪」
8.フェイスパウダーを、額、こめかみ、頬にふんわりのせる。「お直しの時に肌が復活するから、微細パール入りのものがおすすめです」。
鏡を覗いた瞬間に目を疑いたくなる、育児疲れのどんより顔。目力を取り戻そうと黒のリキッドで太めのアイラインをひくと、シャープさばかりが際立ってきつい印象に。「取り入れてほしいのは、フレッシュな発色のラメ入りライナー。ナチュラル可愛く印象的な目元が叶います」。
(下)輝きの異なる4色のグラデーション。動くたびクリアな大小のパールが多彩な光を放って艶やか。
マジョリカマジョルカジュエリングアイズRD784 \1,500/資生堂
1.上まぶたにレンガ色のアイラインをひいたら、指先でまぶた全体に伸ばしてなじませる。
2.下まぶたにはオレンジ色のラインを、目尻から目頭に向かって幅広にひく。「まつ毛の隙間も埋めて奥行き感を出して」。
3.アイシャドウパレット左側の上下2色をブレンドし、チップでまぶたのキワ以外のアイホール全体にぽんぽんとのせる。
ふんわり柔らかなまなざしが欲しいなら、マスカラはあえて塗らずにピュアな引き算をするのが今っぽい。「まつ毛の根元をしっかり上げてあげれば、ポジティブな表情は十分につくれます」。パンダ目になるストレスから解放されるし、クレンジングの時間も短縮されて、ママには一石二鳥!
カールさせるのは根元だけ。ビューラーでまつ毛の根元をつかんだら、わずかに毛先にスライドさせながら3回強止めにカールする。
寝不足や肌質の変化で、くぼみ目に悩むママは多いもの。「同一トーンのアイシャドウでグラデーションを描くのも手。まぶたの立体感をあえて強調することで、海外の女性みたいなセクシーな目元に」。気になる欠点も逆転の発想で魅力に変えてしまうのが、イガリメイクの真髄。
1.パレット右上と左下のシャドウをブレンドし、チップで上まぶた全体にのせる。
2.パレットの左下をチップにとり、上まぶたのキワ~二重ライン上と、下まぶたにオン。
3.パレット右下をチップにとったら目尻にくの字を描き、上下のまつ毛の根元を埋め込むように塗る。
いつも明るく元気なママでいたいから、健康的な血色感は不可欠! 「チークは、シックな色味をチョイス。シミやそばかすが肌色にスッと溶け込んで、目立たなくなる効果も。さらに、随所にブラウンをふんわり仕込むと、全体の色味が統一されて大人っぽく仕上がります」。
(左)生え際やもみあげなど、気になる余白にこっそり仕込めば、キュッと引き締めたような理想の小顔が叶う。
フーミー ちっちゃシャドウ \1,800
1.渋い発色のピンクパウダーをチークブラシにとったら、頬骨のやや上にぽんぽんとのせる。
2.1で塗った場所~骨の下に、ブラウンのシェードパウダーを重ね塗り。髪の毛の生え際ともみあげにも忍ばせて完成。
子どもの送り迎えやママ友ランチ、保護者会など、ママの一日はノンストップ。「リップの色や質感で、顔の印象はガラリと変わります」。ヘアスタイルや洋服をチェンジするのは大変だけど、リップメイクならたった1分でお着替え完了。アクセサリー感覚でつけこなして。
血色感を引き立てて、肌までキレイに見せてくれる赤リップ。「カジュアルな印象に仕上げたいなら、ぽんぽん塗りをマスターして。簡単だし、濃淡の調整がしやすく自然に仕上がります」。
1.リップを唇の中央から口角に向けて、スタンプを押すようにポンポンと直塗りする。
2.手持ちのリップクリームを指にとって、唇全体になじませる。
1.唇の内側だけにリップを直塗り。リッブブラシで塗り伸ばしていく。
2.上下の唇を合わせ、んーぱっと色をなじませたら、口角をブラシで整える。
3.最後に唇の内側だけに再びリップを直塗りし、立体感を出したら完成。
リップクリームを唇にオン。唇の中央部分はたっぷり、口角は薄く塗るとこなれた印象に仕上がる。
レディースMe 編集部
「雑誌掲載歴・専門家の高評価・話題性の高さ」のある、確かなブランドだけを掲載しています。
ランキングは、当サイト内で実施したアンケートを集計し再掲載したものです。
【公式】ピンタレスト | X | フェイスブック | インスタ