教えてくれたのは

レイナさん・ヘア&メイクアップアーティスト

明るい表情を引き出すメイクで、雑誌や広告で活躍中。主宰のサロンでは個別のメイクレッスンも行っている。著書『コンプレックスを解く 本当にちょっとしたメーク法則』など。

 

目次(もくじ)

とても長い記事なので、目次をお使い下さい。

 

※〔箇所ごと〕に並んでいます。

 

目元

■1.目じりが下がって老け見えする

■2.くまが濃い

■3.目力がでない

■4.〔奥二重〕自然に目力を上げたい

■5.失敗しないアイラインの描き方は?

 

■1.眉の左右の高さ差が目立つ

■2.汗や皮脂で眉が消えてしまう

 

顔全体

■1.肌が乾燥してシワが目立つ

■2.血色が悪い

■3.化粧崩れを直すとわざとらしくなる

■4.フェイスパウダーが粉っぽくなる

■5.リキッドファンデを塗っても“つやっぽい肌”にならない

■6.夕方にはチークが消えてしまう

■7.好感度の上がるメイクが知りたい

 

リップ

■1.口紅を塗っても口元がさみしい

■2.唇の縦ジワが目立つ

■3.口紅がすぐ落ちてしまう

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①目元

小目次

■1.目じりが下がって老け見えする

■2.くまが濃い

■3.目力がでない

■4.〔奥二重〕自然に目力を上げたい

■5.失敗しないアイラインの描き方は?

 

目じりが下がって老け見えする

 

 

目じりが下がったなと感じたら、アイラインの入れ方を変えるのがおすすめ。今までどおり目の形に沿って描くと、下がった目じりが強調されて逆効果。

 

目じりから黒目にかけて直線的にラインを入れることで、下がった目じりを引き上げて見せることができます。ラインが太くなるぶん、アイシャドウを重ねてぼかし、自然に仕上げてくださいね。

 

 

 

 

 

アイラインを入れる場所はここ!

〔A〕目の下のラインの延長線上で、目じりから2mmほど離れたところと、目じり、目頭側の黒目の端をそれぞれ結んだ範囲を塗りつぶす。

 

〔B〕目頭側の黒目の端から目頭の2mm手前まで、目のきわに沿って描く。

 

 

【1】手持ちのアイシャドウのベースカラーをアイホール全体に塗る。アイラインで、目の下のラインの延長線上で、目じりから2mmほど斜め上の位置に点を描く。

 

 

【2】指でまぶたをかるくひっぱる。〔1〕で描いた点から目じりまでと、目頭側の黒目の端までを、それぞれペン先を左右に動かしながら、まっすぐ線を描く。

 

 

【3】〔2〕で描いた線と目のきわの中を、ペン先を左右に動かしながら塗りつぶす。

 

 

【4】目頭側の黒目の端から目頭の2mm手前まで、目のきわに沿って描く。

 

 

【5】指でまぶたをかるくひっぱると見える、目じりと〔3〕で塗りつぶしたラインの間にできたすきまを塗りつぶす。

 

 

【6】アイシャドウのダークカラーをチップにとり、〔3〕で塗りつぶしたアイラインに塗り重ねてぼかす。

 

 

 

【7】アイシャドウのメインカラーをチップにとり、アイホールの高さの2/3の範囲まで塗り重ねる。このとき、上から下に向かって一方向に塗ると、アイラインがくずれにくい。

 

 

くまが濃い

 

 

青黒いくまに明るい色のコンシーラーだけを重ねるのは、黒い下着の上に白いシャツを着るようなもの。透けるのを防ぐには、暗い色を一間にはさむ必要があるんです。

 

肌色より少し暗い色のコンシーラーをまずは薄く塗り、その上から明るい色のコンシーラーを重ねましょう。さらにチークをさっと塗れば、明るく健康的な目もとに!

 

 

 

 

塗る範囲はここ!

〔A〕くまが気になる範囲に斜めに3本、コンシーラーで線を引く。

 

〔B〕その後、目の下全体になじませる。

 

 

【1】ファンデーションを塗っておく。付属のブラシに暗い色のコンシーラーを3回ほどなでてとり、くまが気になる範囲に、斜めに3本線を引く。

 

 

【2】指の腹でトントンとかるくたたきながら、コンシーラーを目の下全体に少しずつなじませる。こするとよれてしまうので注意して

 

 

【3】ブラシに明るい色のコンシーラーを3回ほどなでてとり、〔1〕と同じ位置に3本線を引く。〔2〕と同様にしてなじませる。

 

 

【4】手持ちのフェイスパウダーをパフに少量とってよくもみ込み、コンシーラーを塗った部分をかるく押さえる。こうするとよれにくくなるうえ、後で塗るチークのムラづきを防げる。

 

 

【5】手持ちのチークをほおに塗った後、ブラシに残った分を、コンシーラーを塗った範囲にさっと重ねる。こうするとより自然になじむ。

 

 

 

目力が出ない

 

 

まつげが細くなると、マスカラのつきも悪くまつげが細くなるスカなってボリュームが出にくくなるもの。そこでおすすめなのが、マスカラ下地を取り入れること。

 

 

まつげを補強しながら、マスカラの密着力を上げてくれます。コーム型のものを使えば、毛の一本一本にまんべんなくついて、マスカラを重ねてもだまになりません。これだけで自然に目力が上がりますよ

 

 

 

【1】まつげにビューラーをかけておく。マスカラ下地をまつげ中央の根元に押し当て、コームの間に毛をしっかりと入れる。そのまま毛先へ向けてすっと動かす。目頭側、目じり側も同様にする。

 

 

【2】マスカラ下地を少し足し、下まつげにコームを縦に当て、ワイパーのように、左右に1~2回往復させながら塗る。

 

 

【3】コームを横にして、目頭側の根元にしっかり押し当ててから、毛先へ向かってすっとすべらせる。目じり側も同様にする。

 

 

【4】マスカラ下地が乾いたら、ビューラーでまつげの根元を2秒ほどしっかりはさむ。

 

 

【5】手持ちのマスカラをまつげ中央の根元にしっかり押し当ててから、毛先に向けてすっとすべらせる。目頭側、目じり側も同様にする。

 

 

【6】下まつげにも同様に、目頭側、目じり側の順にマスカラを根元にしっかり押し当ててから、毛先に向けてすっとすべらせる。

 

 

〔奥二重〕自然に目力を上げたい

 

 

 

二重、一重の人は、まつげの根元がまぶた奥の内側に入っては、まつげのがまた。見えてしまいがち。マスカラを塗り重ねるよりも、手軽にまつげのボリュームが出せるおすすめアイテムが、つけまつげです。

 

中央の毛が長く、両端が短いものを選べば、くりっとした愛らしい目もとを演出できますよ。ぜひ取り入れてみてください。

 

 

 

こんなタイプのつけまつげを選んで!

数あるつけまつげのなかでも下の3つの条件を満たすものを選べば、派手すぎず、さりげなく奥二重、一重の目もとの印象を強めることができる。

〔A〕中央が長く、両端が短い

〔B〕軸が細いか透明

〔B〕毛が長く、細い

 

 

【1】つけまつげはケースからそっと取り出し、毛先を持って目頭を2mmほどあけてまぶたに当てる。目の幅に合わせ、目じりからはみ出した分は軸を切る。

 

 

【2】軸の両端を持ち、ぐにゃぐにゃと軸をほぐし、柔らかくする。

 

 

【3】別売りののりを軸全体に薄くつけ、両端と中央にさらに重ねて、半乾き(半透明)になるまで待つ。

 

 

【4】目頭を2mmほどあけ、つけまつげの軸が地まつげの根元に重なるように、つけまつげを真上から差し込む。

 

 

【5】そのままつけまつげを地まつげと同じ角度になるように倒し、軸をまぶたにかるく押しつける。

 

 

【6】指でまぶたをかるく持ち上げ、軸の中央と両端を順にまぶたに押しつけて、全体をしっかり固定する。

 

 

【7】人さし指で、地まつげとつけまつげをなじませるように、中央と両端を順に、まつげの下からかるくなで上げる。

 

 

 

初心者でも失敗しないアイラインの描き方が知りたい

 

 

 

入れたほうが目力が出るとわかっていても、なかなかなか手が出せない「アイライン」。きちんとラインを引かなければ、と思い込んでいませんか?

 

じつは、ペンシルで点線を描き、それをぼかすだけで、こなれたアイラインが描けるんです。少し濃いめのブラウンを選べば、よりナチュラルな仕上がりに。黒目がひとまわり大きく見えますよ!

 

 

 

アイラインを入れる場所はここ!

〔A〕目じりの少し手前~目頭まで、幅3mmほどの点線を描く。

 

〔B〕目の下ラインの延長線上で、目じりから2mmほど離れた位置に点を打ち、上まぶたの目じりまでつなぐ。6とAをチップでぼかしながらつなげる。

 

 

【1】目じりのほんの少し手前~目頭へ、幅3mmほどの点線を順に描く。まつげの根元を埋めるよう、ペン先を目のきわに沿わせて、左右に動かして。

 

 

【2】手持ちの細いチップ(アイシャドウ用などでOK)で1で描いたラインをかるくぼかしながらつなげる。強くこすって消さないように注意して。

 

 

【3】目の下ラインの延長線上で、目じりから2mmほど斜め上の位置に、ペンシルで点を描く。

 

 

【4】〔3〕の点~上まぶたの目じりまで、ラインを描いてつなげる。そのまま目頭まで、ラインを重ねて描く。

 

 

【5】〔4〕のラインを、目じり~目頭へ向けて、再びチップでかるくぼかす。

 

 

 

②眉

小目次

■1.眉の左右の高さ差が目立つ

■2.汗や皮脂で眉が消えてしまう

 

眉を描くと、左右の高さに違いが出る

 

 

眉の高さや傾きは、左右で違うのが普通。でも、眉描き方を工夫するだけで、ぐっとそろって見えるんです。ポイントは、どちらかの肩に合わせるのではなく、高いほうを低く、低いほうを高く見せるよう少しずつ描き足すこと。

 

ペンシルではなくパウダーを使えば、ごく自然なふんわりとした仕上がりに。やわらかく、かつきちんとした印象になるので、ぜひ取り入れてくださいね。

 

 

 

描き足すのはここ!

眉頭だけでなく、眉全体の高さをチェック。

〔A〕高いほう(傾きの大きいほう)は眉の下を

 

〔B〕低いほう(傾きの小さいほう)は眉の上をそれぞれ少しずつ描き足す。

 

 

【1】眉山の位置を決める。黒目の外側~目じりの間で、毛が生えているいちばん高い位置が目安。左右で高さが違う場合は、それぞれの中間の高さにする。付属の小さいブラシの先にパウダーを少量つけて点を打つ。

 

 

【2】小さいブラシに、濃い色のパウダーを2~3回なでてとり、眉山~眉じりを描く。眉じりの終わりの高さも、左右の中間をとる(低いほうは毛があっても描かない)。

 

 

【3】ブラシに濃い色のパウダーを少し足し、高いほう(傾き大)の眉頭以外を描く。眉の下ラインに沿って、1~2mm下から描きはじめ、少しずつ眉の上側へとブラシをずらしていく。

 

 

【4】ブラシに濃い色のパウダーを少し足し、低いほう(傾き小)の眉頭以外を描く。眉の上ラインに沿って、毛の濃い部分の1~2mm上から描きはじめ、少しずつ眉の下側へとブラシをずらしていく。左右のバランスを見て、必要ならもっと描き足して。

 

 

【5】付属の大きいブラシに中間色のパウダーを2~3回なでてとる。眉じり側から眉頭の少し手前へ向けて、ブラシを小さく動かしながら少しずつ描く(〔3〕〔4〕で描き足した部分にも重ねる)。

 

 

【6】ブラシに明るい色のパウダーを2~3回なでてとり、鼻すじのほうへブラシを動かしながら、眉頭をふんわりと描く。明るい色でぼかすように描くことで、眉頭の高さの差が目立たなくなる。

 

 

【7】手持ちのスクリューブラシで、眉の上ラインと下ラインをそれぞれさっとなでてぼかす。

 

 

 

汗や皮脂で眉が消えてしまう

 

 

汗や皮脂で、気づいたら眉やアイラインが落ちていた……なんてこと、ありますよね。そこでおすすめしたいのが、ポイントメイクをパウダーでサンドして、くずれにくくする技。

 

 

メイクの前後に粉で押さえて、肌とアイテムの余分な油分を吸収すれば、密着度ががぜん上がります! パウダーの種類は、プレストとルース、どちらでも大丈夫ですよ。

 

 

 

【1】フェイスパウダーを手持ちのスポンジで少量とり、手の甲で粉っぽさがなくなるまでよくなじませる。眉じりなどの毛が少なく、くずれやすい場所を中心に、スポンジでキュッキュッと押さえる。

 

 

【2】手持ちのアイブロウペンシルで、眉の足りないところを描き足す。

 

 

【3】スポンジに粉を足さずに、〔2〕で描き足した部分をキュッと押さえる。

 

 

【4】「眉の描き方」の〔1〕と同様にスポンジに粉をなじませる。指でまぶたを上にかるくひっぱり、上まぶたの目のきわをスポンジでキュッキュッと押さえる。

 

 

【5】手持ちのアイシャドウを塗り、手持ちのアイラインを引く。

 

 

【6】アイシャドウのダークカラーを付属のチップにとり、〔2〕でアイラインを引いた部分に重ねて塗る。アイシャドウを重ねることで、発色は保ったまま、仕上げのパウダーを塗ったのと同様の効果が得られる。

 

 

 

 

③顔全体

小目次

■1.肌が乾燥してシワが目立つ

■2.血色が悪い

■3.化粧崩れを直すとわざとらしくなる

■4.フェイスパウダーが粉っぽくなる

■5.リキッドファンデを塗っても“つやっぽい肌”にならない

■6.夕方にはチークが消えてしまう

■7.好感度の上がるメイクが知りたい

乾燥してシワが目立つ

 

 

たとえば同じファンデーションでも、塗り方しだいで肌のうるおい感にぐんと差がつくもの。小じわが目立つのは、主に〈塗りすぎ〉と〈たたきすぎ〉が原因です。

 

カバーしすぎるとかえって悪目立ちするので、上のポイントを押さえながら、上手にツヤ感を出しましょう。使うアイテムをクリームタイプにするのもひとつの手。水分&油分のツヤでよりみずみずしく見せることができますよ。

 

 

 

 

【1】化粧下地を適量(商品の指示量)手にとり、指の腹を大きく使ってかるく練る。両ほおと額にざっと塗る。手に残ったものを両手のひら全体になじませてから、顔の中心から外側へ向かって、手をすべらせてのばす。

 

 

【2】小鼻や目もと、口のまわりなどの細かい部分にも指の腹を使ってきちんとなじませる。

 

 

【3】〔1〕~〔2〕と同様にしてクリームファンデーションを塗る。法令線や目もとなどのしわが気になる部分に指の腹を当て、かるくぬぐうようにする。

 

 

【4】クリームチークを指で3回ほどなでてとる。正面を見たときの黒目の下と小鼻のふくらみの上を結んだ位置に指を置き、そこからこめかみに向けて、カーブを描くようにしてポンポンと4カ所チークを置く。

 

 

【5】指にチークを足さずに、かるくたたくようにしながら、ほおの中心~こめかみを往復させてチークをぼかす。指を上にずらして同様にし、さらに指を下にずらして同様にする。

 

 

【6】フェイスパウダーのパフをはずし、ふたを閉めて1~2回ひっくり返す。ふたに右上の写真ほどの粉が出たらパフにとり、手のひらの上でぐるぐるパフを回して粉を含ませる。手のひらの粉が透明になったらOK。

 

 

【7】額やほお小鼻まわりや口もとなどの顔の中心部に、パフをキュッキュッとかるく押し当てる。フェイスラインにだけ、スーッと上から下にすべらせる。

 

 

【8】保湿バームを指の腹に3回ほどくるくるとなでてとる。目じりの乾燥小じわが気になる部分に、トントンとかるくたたくようにして塗る。

 

 

 

血色が悪く見える

 

 

 

ぐっと冷え込むこの時期は、顔が青白くくすんでしまいがち。そんなときは、血色に近いオレンジ系のチークを、ほおだけでなく、顔全体に入れてみましょう。

 

大きめのブラシでふんわりつければ、だれでも自然な仕上がりに!内側からにじみ出たような自然な血色が生まれ、明るくフレッシュな顔になれますよ。

 

 

 

【1】ブラシにチークを2回なでてとり、正面を見たときの黒目の下と小鼻のふくらみの上を結んだ位置に当てる。こめかみへ向けてすっと動かす。ブラシを2~3回往復させてぼかす。

 

 

【2】〔1〕の初めの位置にブラシを置き、小鼻に向かって2~3回往復させる。

 

 

【3】ブラシでチークを1~2回なで、ほんの少量足す(写真右下上参照)。手の甲などにポンポンとブラシを置いて余分な粉を落とす。ブラシを目頭の下~黒目の下のくまができる位置にすっとすべらせる。

 

 

【4】チークを足さずに、まぶたの上をすっとすべらせる。

 

 

【5】 チークを足さずに、額を横にすっすっと2~3回すべらせる。

 

 

【6】チークを足さずに、額~あご先に向けて、フェイスラインにすーっとすべらせる。

 

 

 

化粧崩れを直すとわざとらしくなってしまう

 

 

メイク直しに利用したいのが、じつは自分の〈皮脂〉くずれたベースと皮脂をよくなじませると、接着剤の役割を果たし、少量のパウダーを重ねるだけできれいに直せるのです。

 

プレストタイプのパウダーを、パフではなくスポンジで押さえると、適度なツヤが出てよりナチュラルに。ちょっとカってきたな、というくらいで直すのがベストです!

 

 

 

 

【1】ティッシュペーパーを広げ、顔全体にふわりと当てる。くずれの気になる部分をかるく指で押さえる。

 

 

【2】くずれの気になる部分を、残った皮脂とベースメイクを指で練るようにしてなじませる。

 

 

【3】プレストパウダーを手持ちのスポンジでさっとなでてとり、手の甲で粉っぽさがなくなるまでよくなじませる。

 

 

【4】〔2〕でなじませた部分を、スポンジでキュッキュッと押さえる。

 

 

【5】〔1〕~〔2〕を行ったあと、BBクリームを少量手の甲に出し、指の腹で練る。

 

 

【6】くずれた部分に塗り、かるくたたいて周囲となじませる。毛穴が気になる場合は、くるくると円を描くようにしてなじませる。

 

 

 

フェイスパウダーを使うと粉っぽくなる

 

 

粉っぽくなってしまうのは、肌にのせるパウダーの量が多すぎるから。適量をパフにしっかりなじませてから肌にすべらせるように塗ると、薄づきでふんわり仕上がります。

 

目もとなどのくずれやすい場所は、粉をしっかりなじませたスポンジで、密着させるように塗るのがおすすめ。正しく塗れば化粧もちが格段に上がるので、ぜひ試してみて!

 

 

 

フェイスパウダーを塗る範囲はここ!

目のまわり、Tゾーン、小鼻まわり、あご先のくずれやすい場所は、スポンジで密着させる。

 

額、ほお、フェイスラインの広い面は、パフでふんわりとのせる。

 

 

【1】ケースからパフを取り出し、一度ふたを閉めて上下を返す。底をかるくたたいて戻し、内ぶたに写真ほどの量のパウダーを出す。手持ちのスポンジの角にパウダーを少量とり手の甲でとんとんとなじませる。

 

 

【2】スポンジで、まぶたの上下をキュッキュッと押さえるように、左右に1~2回往復させながらパウダーを塗る。

 

 

【3】Tゾーン、小鼻まわり、あご先も同様に、スポンジで押さえるように塗る。

 

 

【4】付属のパフの2面に、残りのパウダーをとる。手のひらでパフをくるくると回し、粉がなくなるまでなじませる。パフを矢印のように動かし、肌の上をかるくすべらせながら、ほおと額にパウダーを塗る。

 

 

【5】粉を足さずに、フェイスラインも同様にパフを矢印のようにかるくすべらせながら、パウダーを塗る。

 

 

 

リキッドファンデを塗ってもツヤっぽい肌にならない

 

 

 

肌をカバーしようと、リキッドファンデーションをたたき込むように塗るのが、マットになってしまう原因。つやっぽく仕上げるには、指の腹を使って顔全体にスーッとすべらせるように塗るのがポイントです。

 

こうすると、薄づきで自然に見え、透明感もアップしますよ。乾燥が気になるこの時期こそ、つや肌に見せて差をつけましょう!

 

 

 

 

【1】ファンデーションをパール粒大手のひらにとる。中指と薬指の第二関節まででかるくのばして、反対側の指にもなじませ、目の下~ほおに矢印のように塗る。

 

 

【2】中指の腹に手のひらのファンデーションを少量とり、反対の手の中指にもなじませる。まぶた全体に、矢印のように塗る。

 

 

【3】そのまま鼻を左右からはさむようにしながら、下から順に矢印のように塗る。

 

 

【4】〔3〕で塗ったものをなじませるようにしながら、鼻すじ全体に上下に矢印のように塗る。

 

 

【5】額全体に、矢印のように塗る。

 

 

【6】〔1〕と同様に親指以外の4本の指全体にファンデーションをとる。あごまわりと、ファンデーションを塗った部分の外側の縁を、下から上へ矢印のようにのばしてなじませる。

 

 

 

夕方になるとチークが消えてしまう

 

 

パウダーチークは密着力がやや弱く、髪や手が触れただけで取れてしまうことも。そこでおすすめなのが練りチーク!

 

 

パウダーチークの下に塗っておくと接着剤の役割を果たし、驚くほどもちがよくなるんです。自然なツヤがプラスされ、みずみずしい透明感が出るのもうれしいところ。塗り方も簡単なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

 

練りチークをつけるのはここ!

指に練りチークをとったあと、ほおの中央から耳の前へ向けて4カ所、ポンポンとやや上向きに置いていく。その後、指でぼかし、パウダーチークを重ねる。

 

 

【1】ほおの中心に置く

中指の腹で練りチークをポンポンと押さえてとり、正面を向いたときの黒目の下と小鼻のふくらみの上を結んだ位置に置く。

 

 

【2】4か所に置く

指にチークを足さずに、耳の前まで4カ所ほど、等間隔にポンポンと置いていく。

 

 

【3】往復させてのばす

中指の腹で、チークを置いた部分をつなげるように往復させてぼかす。指を少し上にずらし、同様にぼかす。さらに指を少し下にずらし、同様にぼかす。

 

 

【4】フェイスパウダーでふんわり押さえる

手持ちのパフにフェイスパウダーをとり、しっかりとなじませる。クリームチークの上からポンポンとかるく押さえる。こうすると、パウダーチークのムラづきを防げる。

 

 

【5】パウダーチークを重ねる

手持ちのチークブラシの片面だけにパウダーチークをとる。〔1〕の場所を起点とし、耳の前に向けてチークを塗り、ブラシの反対面でぼかしながら戻す。ブラシを上下にずらし、同様に往復させる。

 

 

 

好感度が上がるメイクが知りたい!

 

 

親しみやすい雰囲気にするには、目もとをやさしく見せるのがポイント。そこで取り入れたいのが、ピンクのアイシャドウをふんわり入れる技。

 

ピンクを塗ったあとに明るめのベージュを重ねることで、肌なじみのよい自然な仕上がりになります。目の中央を強調して丸みを出せば、さらにやわらかい印象になって、好感度アップ間違いなしですよ!

 

 

 

アイシャドウを塗る範囲はここ!

〔A〕メインカラー(ピンク)上まぶたのアイホール全体と、下まぶたのきわ全体。下まぶたのきわは中央を濃いめに。

 

〔B〕ダークカラー(ブラウン)上まぶたのきわ全体。中央は太めに。

 

〔C〕ベースカラー(ベージュ):上まぶたのアイホールの1/2の高さまで

 

 

【1】薬指で2~3回なでるようにして〔A〕のメインカラーをとる。目じり~目頭を往復させながら、アイホール全体に塗る。

 

 

【2】付属の太いチップで2~3回なでるようにしてAのメインカラーをとり、下まぶたの目頭~目じりにかけて塗る。

 

 

【3】太いチップの先端に〔A〕のメインカラーを少量足し、黒目の下にポンポンと置くようにして塗る。

 

 

【4】細いブラシ(チップ)で2~3回なでるようにして〔B〕のダークカラーをとる。指で目じりを横にかるくひっぱり、上まぶたのきわに目じり~目頭にかけて少しずつ塗る。

 

 

【5】細いブラシ(チップ)に〔B〕のダークカラーを少量足し、黒目の上に太めに塗り重ねる。

 

 

【6】細いブラシ(チップ)の反対側で2~3回なでるようにしての〔C〕ベースカラーをとる。目じり~目頭を往復させながら、アイホールの1/2の高さまで塗る。こうすることで、色がなじんで自然な仕上がりに。

 

 

 

 

④リップ

小目次

■1.口紅を塗っても口元がさみしい

■2.唇の縦ジワが目立つ

■3.口紅がすぐ落ちてしまう

 

口紅を塗っても、口元がさみしい

 

 

肌と同様唇も、年齢とともにハリが失われるもの。口紅を使っても物足りないなら、リップペンシルで唇の輪郭を描き足してしまいましょう。

 

ポイントは、上唇をふっくらと、はみ出しぎみに描くこと。山の部分がとがっているなら、角を削るように丸く描きます。中まで塗りつぶすと、唇全体が明るくなり、幸せ感のある口もとに仕上がりますよ。

 

 

 

リップラインを描く場所はここ!

〔A〕山の角を削るようにして、丸いM字を描く。

 

〔B〕丸みを帯びるようにして、ややはみ出しぎみに描く。

 

〔C〕唇が薄い場合はややはみ出しぎみに、丸みを帯びるように描く。

 

 

【1】指先にファンデーションをほんの少量とり、口角をポンポンとたたいて消す。

 

 

【2】上唇の山の部分を、左右から中央に向けてふっくらと描く。山がとがっている場合はその輪郭に沿わせず、角の内側を丸く描いて。

 

 

【3】左右の口角から〔2〕までをつなげるように描く。このとき、唇からほんの少しはみ出るようにしてふっくらと描くと、ボリュームが出る。

 

 

【4】下唇の輪郭を描く。下唇の中央部分を描いた後、左右の口角から中央へ向けて描く。

 

 

【5】上下の唇の内側を塗りつぶす。こうすることで、輪郭と内側の色の差がなくなり、もとの唇の形がふっくらしているように見える。

 

 

【6】手持ちの口紅を重ねる。

 

 

【7】リップペンシルで輪郭をもう一度描き、口紅を塗ってぼやけた部分を補正する。

 

 

 

唇の縦ジワが目立つ

 

 

年齢とともに唇がやせると、縦ジワが目立つをじゃましない透明感のあるリップグロスをプラスする技。グロスは唇の中央だけに塗り、あとは指で全体になじませて。

 

 

これで上品なつやと立体感が出てシワを自然にカバーできます。パールはシワを強調するので、ノンパールのものがおすすめです。

 

 

 

【1】指先にファンデーションをほんの少量とり、口角まわりにポンポンと重ねてなじませる。

 

 

【2】手持ちの口紅で、上唇の山の部分を、左右から中央に向けてそれぞれ1~2回塗る。下唇の中央にも左右に1~2回往復させて塗る。

 

 

【3】かるく口を開けて、上唇の口角に口紅の先端のカーブを当てて、中央に向けて1~2回塗り重ねる。上唇の反対側、下唇の両側も同様に塗る。

 

 

【4】リップグロスで上唇の山の部分を、左右から中央に向けて塗る。下唇の中央にも左右に往復させて塗る。

 

 

【5】上下の唇を重ね合わせて開く動作を数回繰り返す。指先を使い、トントンかるくたたきながらグロスを口角まで薄くなじませる。

 

 

【6】指先を使い、トントンかるくたたきながらグロスを口角まで薄くなじませる。

 

 

 

口紅がすぐ落ちてしまう

 

 

リップティントとは、唇に色素がぴたっとくっつくことで、まるで染めたように内側から色づく口紅のこと。密着力が強く、飲食後も色がしっかり残ることで人気を集めています。

 

これだけでも使えますが、手持ちの口紅を重ねれば、色もちも発色もよくなるのでおすすめ。普通のクレンジング剤で落とせるから、気軽に取り入れてみてくださいね。

 

 

 

【1】手持ちのリップクリームを唇全体に塗り、保湿する。

 

 

【2】指先にファンデーションをほんの少量とり、口角まわりにポンポンと重ねてなじませ、くすみを消す。

 

 

【3】リップティントで、上唇の山の部分を、左右から中央に向けて塗る。下唇の中央にも左右に往復させて塗る。

 

 

【4】口をかるく開けて、上唇と下唇を、口角から中央に向けてそれぞれ塗り重ねる。

 

 

【5】唇の内側を塗りつぶす。

 

 

【6】ティッシュペーパーをかるく当てて余分なリップティントを落とし、手持ちの同系色の口紅を〔3〕~〔5〕と同様に塗り重ねる。

 

 

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