コーム(くし)やブラシで毛先のもつれをとき、ホコリを落としたら、シャワーなどで1分間以上、十分に髪を濡らす。ややぬるめのお湯(36~38℃)で内側までまんべんなく。
シャンプーを泡立てる。量は各製品の表示を目安に。髪がしっかりと濡れていれば手で直接つけてもOK。少量ずつお湯を足し、やさしくなでながら泡を立てる。
洗うのを忘れがちな襟足、耳のまわりも入念に泡立てながら洗う。爪は使わず、指の腹(第一関節のほぼ中央)で地肌をもむようにするとマッサージ効果が期待できる。
毛束同士をこすらせるのはNG。やさしくもむようにして全体に泡をなじませる。栄養成分が豊富なシャンプー剤なら、泡をつけたまま数分間、置いても効果的。
すすぎはたっぷりのお湯で入念に行う。下ばかり向いていると、額の生え際に泡が残りやすいので、上を向いて生え際や頭頂部にもまんべんなくお湯をかける。
泡が切れるまで流したら、毛先を手で握って、水気を軽く絞る。タオルでサッと水分を拭いてもOK。トリートメント剤は表示の量を目安に、髪の中間から毛先につける。
根元につけると髪がペシャンとするトリートメントもあるので、根元にはつけないように注意。目の粗いコームで軽く髪をとかして、成分を毛先1本1本へ行き渡らせる。
3~5分置き、流す。天然成分が由来の製品なら多少、髪に残っていてもOK。シリコーン配合のものは、首や背中に残ると肌荒れのもとになりやすいので、よく流すこと。
タオルで地肌を押さえるようにして、水気を十分に拭き取る。生え際や襟足などは、髪をかき上げて。毛先はタオルで包み込んで、タオルに水気を移すように拭く。
フェイスタオルなら2枚分が湿るくらい、しっかりと水分を拭き取ったら、目的に合ったアウトバストリートメントを、中間~毛先に適量つける。
ドライヤーの強風を地肌にあてて髪を乾かす。毛量が多い場合は、髪を手でかき分けながら、地肌に温風をあてること。夏場なら扇風機の風を同時にあてても。
襟足側にも温風をあてる。手で髪をかき上げながら、地肌に風があたるようにすると、手早く乾かせる。右、左とドライヤーを持ち替えて交互にあてるとよい。
頭頂部は意外に忘れがちなエリア。ここが半乾きだと、クセが出て膨らんだり、寝グセでトップにボリュームが出せなかったりすることも。手で放射状に髪を分けながら、根元を立ち上げるように乾かす。
ストレートの場合は、毛先を5本の指で挟み、内側にクセづけるように乾かす。パーマヘアの場合は、下からクシャクシャともみ込むように乾かす。
形を定着させるために、最後にドライヤーの冷風をあてる。オイルなどはこの段階でつけてもここまで乾かしておけば、寝グセもつきにくく、翌朝もキレイ。
レディースMe 編集部
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