【プロが教える】40代ベースメイク

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: 【プロが教える】40代ベースメイク

40代コスメブランド

なんだか疲れて見える、老けたように感じる……。そんなふうに感じるベースメイクを見直して。
特にファンデーションの選び方や塗り方を見直すことで、生き生きとしたきれいな肌になれるはず！

教えてくれたのは

岡田・いずみさん

大手化粧品メーカーのヘア＆メイクアップアーティストとして、広告ビジュアルや商品開発、セミナーなどに携わり、退職後はフリーランスとして活躍中。

目次（もくじ）

①ベースメイクのコツ

ベースメイクの主役はファンデーション。最近のものは多くが、40代の肌にうれしい程よいカバー力を備えています。テクニック不要できれいな肌にできるのでは？と思いがちですが――。

「皆さん同量を均一に塗ってしまいがち。それがメイク感を強めてしまうので、厚く塗る部分と、薄くぼかすめりはりが大切。ファンデーションを厚く“盛って”いいのは、顔の印象を決める“顔の中央”だけです」と、ヘア＆メイクアップアーティストの岡田いずみさん。スポンジとブラシ、指を使い分けることで、簡単にめりはりのある塗り方ができるそう。

また、ファンデーションでカバーできないしみや色むらのカバー方法や、肌をきれいに見せるチークの色選びや塗り方も伺いました。「40代の肌は雄弁です。生活や生き方が透けて見えてしまいます。トレンドを求めるよりも、自分自身を語るベースメイクを心がけてください」

a〈スポンジ〉

薄く均一に塗れるので、下地など、ぴたっと密着させたい時に。

ソフトな感触で、ファンデーションをなめらかに均一に仕上げます。
■クレ・ド・ポーボーテクリームファンデーションスポンジ（2枚入り1,500円）

b〈ブラシ〉

艶が出て程よい厚みに仕上がるので、ファンデーションを塗る時に。

リキッド、クリーム、パウダー、クッションタイプのファンデーション対応ブラシ。肌触りにこだわった人工毛使用。
■SHISEIDO DAIYA FUDE フェイスデュオ（4,800円）

C〈指〉

目のまわりなど細かい箇所は薬指。コンシーラーは肌にフィックスするように、とんとんと置く感じにカバー。クッションファンデーションやチークなど広範囲には中指で。

②40代のベースメイク方法

40代が目指したいベースメークの仕上りは、しなやかで優しさを感じさせる“たおやかな肌”と岡田さん。厚く塗る部分、ぼかす部分と、めりはりのある塗り方を心がけて。

【１】下地はスポンジで薄く密着させます

40代ベースメイク

下地は薄くぴたっと肌に密着させるためにスポンジで塗ります。肌色に自然になじみ、きれいに見せる薄いベージュやピンク、オレンジカラーを選び、顔の中心から外に向けて顔全体にのばします。規定量を半分ずつ左右の頬に分けて置き、のばすとむらなく塗れます。

“透き通る感”が持続し、素肌よりも美しい肌を作る下地。
■クリアカバーリキッドベース（30ml 7,500円）アンプリチュード

【２】ファンデーションは顔中心部にだけブラシで塗ります

ファンデーション（リキッド、クリーム、クッションタイプ）は、塗っていないような自然な仕上りにするために、顔の中心部にだけブラシで塗ります。左右の頬3か所に薬指でぽんぽんと置きます（クッションタイプは中指をスポンジ面に当て、頬につけます）。

上の写真にある逆三角形の範囲に、内側から外側に向けてブラシでのばします（下の写真）。ファンデーションと下地の境界線は自然になじませて。目の際、鼻のまわり、小鼻など塗り残しがちな部分は薬指でとんとんとなじませます。

【３】悩みが集中する頬骨部分はパウダーファンデーションでカバー

40代ファンデーションの塗り方

頬の高い部分は、しみや色むらなどの悩みが集中する部分。この部分だけパウダーファンデーションでカバーします。スポンジで軽く滑らせるようにすっと塗るのがポイント。パウダーファンデーションの境界線は、ファンデーションのついていないスポンジ面でぼかしましょう。くすみがちな小鼻もカバーして（下の写真）。

【４】美しい艶を仕込んで生き生きとした表情に

40代の肌に、生き生きとした立体感を生むのは艶。眉の上、まぶたの中央、?骨の上、鼻のトップ、上唇の中央の上にジェルタイプのハイライトをブラシで塗ります。広範囲に塗ると皮脂が浮いて見えるので注意！

さらっとしたみずみずしい艶感が持続する“肌グロス”。
■プレイリストスキンテクスチャーヴェールモイスチャーライジング（26g 4,500円）プレイリストマルチフェースブラシS（800円）資生堂インターナショナル

【番外編】濃いしみやくまはコンシーラーで

カバーしきれない濃いしみには、コンシーラーを薬指でとんとんと置くように塗るのがこつです。目の下の濃いくまも同様です。

軽やかにしみをカバーする、ハイカバレッジのコンシーラ一。
■NARS ソフトマットコンプリートコンシーラー（1280 3,400円）NARS JAPAN

くま専用のコンシーラー。アイカラーをきれいに発色させるので目もとの下地にも。
■アンダーアイブライトナー（3,000円）ケサランパサラン

③40代におすすめのファンデーション

今年は程よいカバー力で40代が使いやすいファンデーションがたくさん登場しています。しなやかで優しさを感じさせる肌作りにおすすめの製品をピックアップ！

リキッドファンデーション

メイクアップアーティストRUMIKOが、クリエーティブディレクターを務める新ブランドから。程よいカバー力がありながら“透き通る感”仕上げに。
■ロングラスティングリキッドファンデーション（全10色 SPF22PA++ 30ml 9,000円） / プロ並みの仕上りに。ファンデーションブラシ（5,500円）共にアンプリチュード

クッションファンデーション

1.自然な艶を与え、気になる肌トラブルを目立たなくします。
トレースレスタッチファンデーション SPF45 サテンマットクッションコンパクト（全8色 SPF45 PA++++ 9,600円）トムフォードビューティ

2.潤いで満たし、しっとりつやめく肌へ。こくのある美容液のような使用感。
クレ・ド・ポーボーテタンクッションエクラ（全6色 SPF25 PA+++ 9,000円）資生堂インターナショナル

3.光をコントロールし、肌そのものをきれいに見せ、肌の疲れやくすみをカバー。潤いを閉じ込めたようなしっとり肌へ。スポンジも気持ちいい。
ヴィタルミエールグロウ（全6色 SPF15 6,900円）シャネル

クリームファンデーション

1.ファンデーションをつけてから、時間の経過で艶感が変わる人気の製品が、スキンケア成分を備えて新登場。
エクストラリッチグロウクリームファンデーション（全7色 30g 10,000円）SUQQU

2.重ね塗りすることで透明感や美しさを出す、美術品の仕上げ技術「グレイジング」発想のファンデーション。カバー力と透明感を両立。
スキングレイジングファンデーション（全6色 SPF25 PA+++ 30g 6,000円）アルビオン

スティックファンデーション

肌にのばすとパウダーに変化して、ふんわりとした軽やかなマット肌へ。メイク直しにも便利。
■アンクルドポーオールアワーズスティック（全5色 6,500円）イヴ・サンローラン・ボーテ

パウダーファンデーション

1.肌をきれいに見せる光だけを透過させ、肌に溶け込むようになじんで、透明感とカバー力を実現。
ザパウダーファンデーション（全7色 SPF20 PA++ 5,000円）コスメデコルテ

2.伸縮性の高いスポーツウェアからヒントを得、肌の動きに密着して、長時間マットな美しさを持続。
ランジュリードポーコンパクトマットアライブ（全3色 SPF15 7,500円）ゲラン

④40代のチークの塗り方

40代のベースメイクはチークで完成。血色感や透明感、そして張り感を与えて肌をきれいに見せてくれる大切なアイテム。ポイントを知れば簡単です！

【１】チーク前の１ステップで肌に張り感を出します

40代チーク

リキッドハイライトで艶をプラスすることで、肌に張り感を出します。塗る場所は目の下。黒目より少し大きい円を描くように、スポンジでスタンプを押すように塗ります。

〈左〉ソフトな肌当りや形、弾力にこだわった、クリームチーク用のスポンジ。
■キッカパーフェクトチークスポンジ（2個入り 1,000円）カネボウ化粧品

〈右〉みずみずしい艶と輝きに加え、張り感もプラスする、ミネラルリキッドハイライター。
■ベアプログローハイライター（ジョイ 14ml 3,800円）ベアミネラル

【２】チークで肌の透明感を引き出します

40代チークの塗り方

チークは、血色感をプラスして顔色をよく見せるだけでなく、肌の透明感も引き出し、きれいに見せる効果もあります。肌色を選ばない色は、コーラルやコーラルレッド。パウダーチーク（上の写真）は、小鼻の横から頬骨にそってこめかみにふわっと塗ります。

クリームチーク（下の写真）は、中指の第1関節までを使って、パウダーチークと同じ場所にとんとんと置くように塗ります。仕上りの色を見ながら重ね塗りしても構いません。

毛先が頬骨にフィットしやすく、ふんわりと優しい肌当りと、美しい発色をかなえるチークブラシ。
■チークカラーブラシ（4,800円）ローラメルシエジャパン

〈上〉血色感を演出するクリームチーク。
■キッカフローレスグロウフラツシュブラッシュ（01 5,000円）カネボウ化粧品

〈下〉顔だちを美しく見せるチーク、ハイライト、シェードをセット。
■ルナソルモデリングフェースコンパクト（5,000円）

完成！

⑤40代におすすめのチーク〈５選〉

パウダータイプとクリームタイプから、肌そのものをきれいに見せるチークカラーを選びました。

ナチュラルできれいな肌印象へ

メイクの色を選ばないコーラルピンク。ドライで使うとふんわりと肌になじみ、付属のブラシに水を含ませて使うと、クリアで艶のある発色に。
■ブラッシュクチュール（7 6,000円）イヴ・サンローラン・ボーテ

ばら色の頬に

触れるとクリームのようななめらかさ。クリーミーなテクスチャーで、ばら色の頬へと彩ります。
■ディオールスキンルージュブラッシュ（361 5,700円）パルファン・クリスチャン・ディオール

健康的なピーチカラー

透明感あふれるフレッシュな発色でヘルシーな肌へ。保湿力と密着力に優れたパウダーで、美しさが持続します。
■ブラッシュカラーインフュージョン（ピーチ 3,200円）ローラメルシエジャパン

愛に満ちた表情に

クリエーティブディレクター、RUMIKOの“愛にあふれた人こそが美しい”のメッセージをチークカラーに。３色混ぜて使用してもOK。
■アンプルラブフォーチークス（7,800円）アンプリチュード

わき出るような血色感

ムースのようなテクスチャーで、肌の上でパウダーに変化。肌になじませやすく、自然な血色感が一日中持続。
■SHISEIDO ミニマリストホイップパウダーブラッシュ（01 4,000円）資生堂インターナショナル

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教えてくれたのは

目次（もくじ）

あわせて読みたい！

①ベースメイクのコツ

a〈スポンジ〉

b〈ブラシ〉

C〈指〉

②40代のベースメイク方法

【１】下地はスポンジで薄く密着させます

【２】ファンデーションは顔中心部にだけブラシで塗ります

【３】悩みが集中する頬骨部分はパウダーファンデーションでカバー

【４】美しい艶を仕込んで生き生きとした表情に

【番外編】濃いしみやくまはコンシーラーで

③40代におすすめのファンデーション

リキッドファンデーション

クッションファンデーション

クリームファンデーション

スティックファンデーション

パウダーファンデーション

あわせて読みたい！

④40代のチークの塗り方

【１】チーク前の１ステップで肌に張り感を出します

【２】チークで肌の透明感を引き出します

完成！

⑤40代におすすめのチーク〈５選〉

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