ヘアスタイルは“顔の額緑”といわれるほど、顔の印象を左右する重要な要素のひとつ。
美容師直伝の顔が小さく見えるテクニックの効いた最新へスタイルから、簡単アレンジ術まで徹底レクチャーします
顔の見え方は髪型次第!小顔ヘアで美人風を纏う
ヘアスタイルで顔の余白を埋めたり、輪郭を隠したり、視線をそらして目をくらましすることで、顔は小さく見せられます。大胆に切らなくても、前髪だけ切って顔のフレームを小さくしたり、
長さは変えずにパーマやカラーで小顔を狙うことも可能。顔が小さく見えるとフェイスラインも引き締まって見え、美人指数がアップ。全身のバランスもよく見えるので、フアッションも映えるといったうれしいメリットもあります。
顔を縁取る髪はまさに、“顔の額緑”。メイクと同じくらい顔の印象を左右すると重要なパーツです。ヘアスタイルを工夫して、小顔を手に入れましょう。
■エラ張り
■面長
■丸顔
■Sカール
エラが張っている、面長や丸顔が気になる…といったコンプレックスも、顔の面積を減らせば解消できます。髪をふんわりさせたり、毛先を揃えたり、顔形の弱点をカバーするカットで小顔になりましょう。
エアリーなボリュームで自然にエラをごまかす
顔が大きく見えがちなエラ張りタイプ。顔まわりに動きがつきやすいようにカットし、スタイリングで顔の横にふんわりとしたボリュームを出すことでエラをさりげなくカバー。表情も優しく見せられる。
レングスもバングスも横ラインを強調する
縦幅が長く横幅が狭い面長タイプ。長めの前髪を作って、広いおでこの面積を削るのが基本。さらに、全体の毛先と前髪は、少し重さを残しながら揃えてカットして視線を横に引っ張るのが重要。
トップにボリュームを出し、顔をタテに引き伸ばす
丸顔タイプは、トップにレイヤーを入れて高さを出し、サイドはボリュームをおさえて縦長のシルエットを意識すると、丸さをカムフラージュできる。前髪も長めに設定し、透け感を出してカットすることでさらに縦の印象を強くする。
髪全体を切らなくても、前髪のデザインを変えるだけで小顔に見せることは可能。
前髪の分量や流す方向を変えることで、顔のフレームを小さくコントロールできます。
長めの前髪で大人っぽさを出しつつ、サイドになつげてマッシュ風にカットすることで、こめかみをキュッと締めて小顔に。量感を厚くつくりすぎずに、少し軽さを出して仕上げるのが今っぽさを出すカギ。
前髪の幅を狭くして顔の横幅を削り、カットで毛先に束感を出して顔まわりをすっきり見せたスタイル。あごをほっそり見せてくれる効果もある。バームをつけて毛先を指でつまみ、ナチュラルな束感を演出。
重めの前髪は8対2のバランスで、片方の黒目の上に隙間をあけるのが重要。縦の空間をつくることで、サイドのストレートヘアも際立ち、顔立ち全体をすっきりとシャープに見せられる。
長めのバングの奥行きが都会的な小顔ショート。長めの前髪はかき上げて高さを出し、サイドに流すことで立体感を出し、こめかみを隠して顔の面積をシェイプ。頬ラインに落ちる毛先で、頬骨の張りもカバーできる。
小顔に見せたい人にとって、髪を切らずに動きを出したり、シルエットを自在にコントロールできるパーマは強い味方。
毛流れを変えて、気になる顔の余白や輪郭をカモフラージュ。
ミックス巻きのパーマをかけて、中間~毛先にほつれたようなウェーブをつけたスタイル。
サイドエアリーな動きで、左右から輪郭をカバーしてほっそり顔。前髪は透け感のあるバングが相性よし。
輪郭を包み込むような大きめのSカールをつけて、頬の面積を削ったミディアムボブ。首元にくびれがくることで顔全体を引き締める。
さらにアウトラインの外ハネの毛先は、顔から視線をそらす効果がある。
ベースカラーより暗いローライトカラーを入れて顔まわりに陰影をつければ、フェイスラインが引き締まり、頭全体の奥行きや立体感も高めます。
顔まわりのいちばん内側にダークカラーをのせて、しっかり影をつければ輪郭が締まって見える。メッシュ状ではなく、パネル状にローライトを入れることでクールな印象も手に入る。
(下)ベージュで全体を染め、前髪と顔まわりの内側に同色系の暗い色をパネル状にのせる。
細いメッシュ状のローライトをランダムに入れて、輪郭を引き締めつつ頭全体をカムフラージュ。小顔効果だけでなく、頭全体をひとまわり小さく見せてくれる。
(下)ヴィンテージブラウンで全体を染め、同色系の暗い色を細かくメッシュ状にのせる。
気になる顔の大きさはヘアアレンジでも解消可能。おくれ毛やサイドの髪で顔の面積を削ったり、おでこに縦に隙間をあけて顔をほっそり見せたることもできます。簡単テクニックで切らなくても小顔を狙えます。
サイドを全部耳にかけてしまうと顔まわりが丸見えに……。顔の面積を削るために、耳より前の髪は少し多めに残して、サイドを軽くねじってピンで留めましょう。
アレンジ前にバームをなじませる。サイドの耳より前の髪を、幅2cmくらいを目安に分け取る。
耳ラインより後ろの髪を軽くねじってピン留め。カラーピンを重ねづけするとアクセントになる。
▼スタイリング剤はコレ!
まとめ髪はタイトにしすぎると顔が強調されてしまうので、おくれ毛と耳まわりの髪を引き出してふんわり仕上げましょう。前髪に透け感を演出すればさらに小顔。
全体にワックスをなじませ、もみあげの髪を残しながら後ろの低い位置でひとつに結ぶ。
結んだ毛束を少し取り、ゴムを隠してピンで留める。耳上や後頭部の髪を指で引き出してたゆませる。
▼スタイリング剤はコレ!
前髪の中央を立ち上げて高さを出せば、縦ラインが際立ちほっそり見えます。おくれ毛とゆるめの三つ編みでラフに仕上げましょう。前髪を伸ばし中の人にも向くアレンジ。
全体にバームをつけ、顔まわりにおくれ毛を残しつつ片サイドに寄せながら三つ編みにする。
前髪の中央にドライヤーの風を当てて根元に立ち上がりをつけ、左右に自然に流す。
レディースMe 編集部
「雑誌掲載歴・専門家の高評価・話題性の高さ」のある、確かなブランドだけを掲載しています。
ランキングは、当サイト内で実施したアンケートを集計し再掲載したものです。
【公式】ピンタレスト | X | フェイスブック | インスタ